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天使はまた、神と小羊の玉座から流れ出て、水晶のように輝く命の水の川をわたしに見せた。ヨハネ黙示録22章1節
先日は、召天者記念礼拝だったので、ヨハネ黙示録22章から「天国」の描写を語らせていただきました。
天のエルサレムの町の真ん中には、「いのちの水の川」が流れており、この川は「水晶のように輝いていた!」と描写していました。それは、生活廃水や科学工場のヘドロで真っ黒に汚れたものではなく、深山の地下水から湧いてくる真清水のようにきらきらと輝く、水晶のような輝きと言うのが印象的でした。
水晶のようなきれいな水の流れの描写を読んでいて、思い起こしたのは、ドストエフスキーの[罪と罰]の中のラスコーリニコフの見た夢でした。この小説の中でドストエフスキーは、主人公に4つの印象的な夢を見せます。これは印象的ですね。
「ラスコーリニコフ」 クレニ作
1) やせ馬を打ちたたく酔っ払いの男の夢。これは小さい時の心のトラウマのような夢。この世界の残酷さに涙する優しい心の持ち主である証明の働きをしていると思います。この描写があまりにもクリアなので、とても心に残っています。
2) ラスコーリニフコが、老婆殺しをする時の夢です。これは水晶のようなきれいな砂漠に流れる水の幻。彼の信仰心の純粋な思いへの象徴的な夢ですね。今回はこれを思い起こしました。この宝石の上を流れるきれいな川の夢の最中に、時計が6時を打ち、ラスコーリニコフは飛び起きて、金貸しの老婆のお店に向かいます。恐ろしい殺害の直前の、命の水の流れは、ドストエフスキーの人間の感情の不思議さをわたしたちに伝えてくれますね。
3) 老婆がどんなにラスコーリニコフが叩こうが倒れないという殺害の悪夢。老婆は不気味に笑っています。自分の罪を恐れるあまりにうなされる人間の罪意識の夢ですね。
4) 最後は、シベリヤの流刑の地で見る、寄生虫による人類全体滅亡の幻のような夢です。これはまた、「罪と罰」の隠れた最大のテーマでしょうか?
自分が正しい事をしているということで、他者と噛み合い、殺しあうという、人類最大の悪夢。ソビエト解体のころに、アエラで、「預言者ドストエフスキー」というような記事があったのを思い出します。
この世界で、真実な神の恵みの水晶のような命の川の流れは、神と小羊の玉座から流れ出るのです。ドストエフスキーもそれを言いたいのでしょう。
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