KURENI 主と共に歩む恵みの日々

2019年がやってきましたね〜。チャレンジの一年!!

わたしの内村鑑三体験

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 前のページ ]

イメージ 1

わたしがはじめて内村鑑三の名前を聞いたのは、中学一年の担任になられた渡辺先生の家に遊びに行った時でした。この辺のことは前に少し書いたことがありますが、もう少し書いてみます。
わたしたち中学1年生は、とても茶目っ気の多い時でした。渡辺先生は大学を卒業して、札幌農学校の内村たちを育てたクラークのように教育の理想に燃えてやってきた23、4歳の独身男性教師でした。わたしたちが初めての担任だったのです。先生はありったけの情熱を傾けて、わたしたちの心にぶつけて下さいました。先生の部屋は、いろんなものが散らかっていて、きたなかったのですが、もう1つのお部屋は書棚があり、いろんな本が並んでいました。日本文学全集とか、世界思想全集とか。わたしはこんなに本を持っている人に会ったのは初めてでした。書棚の片隅に、写真がかけてありました。先生に「この人は誰ですか?」と聞くと、「俺のおやじだ」と言うのです。先生とは似ていない。本当は誰ですか?と聞くと、「あれは内村鑑三と言うえらい人だ」と答えられました。先生の本棚には、岩波版の内村鑑三全集があり、中学生になったばかりのわたしには、それらが、とても眩しく見えました。先生は、よく内村鑑三の「愛吟」から取ったと思われる詩を、1年B組の文集で載せてくださいました。ロングフェローの「人生の歌」などははじめの部分は今も覚えています。「我に告ぐなかれ、悲しき調べをもって、人生はただむなしき夢なりと。…・・こは、魂に言われしにあらざるなり…」とか、ローエル という詩人の「貧しき者の財産」等。あのところにあった内村の写真はきっとこの写真だったと思うがよくは覚えていません。
あの時以来、内村鑑三の名前と容貌はわたしの生涯から消えませんでした。

この内村鑑三の肖像画は石河光哉画のもの。
画家石河光哉(いしこみつや)は明治の末年、美術学
校生徒の当時から、内村のもとに親しく出入りしてい
た。この絵は、内村が没して十数年、矢内原忠雄の請
により、第二次大戦で瓦礫の原と化した東京の防空壕
の中で、往時のスケッチをもとに描かれた。
(今井館聖書講堂蔵)
『日本の名著・内村鑑三』(中央公論社)より

開く トラックバック(1)

強烈!この一句!

 「終(つい)に彼を捨てる」          内村鑑三 
国のためにキリストを信じたる者は終(つい)に彼を捨てる。
社会人類のためにキリストを信じたる者は終に彼を捨てる。
教勢拡張を思い立ちてキリストを信じたる者は終に彼を捨てる。
キリストの人格にあこがれてキリストを信じたる者は終に彼を捨てる。
美(よ)き思想を得んとてキリストを信じたる者は終に彼を捨てる。
患難苦痛を慰められんためにキリストを信じたる者は終に彼を捨てる。
 されども、おのが罪を示され、その苦痛に耐えずして、
「ああわれ、悩める人なるかな」の声を発し、
キリストの十字架において神の前に義とせらるるの唯一の道を発見し、
その喜びに耐えずして彼を信じた者は、
かかる者は、よし宇宙は消え失(う)するとも、
永遠より永遠まで彼を捨てない。   (1916年3月『聖書の研究』、著作集第12巻)

わたしの一番好きな内村の文章です。ここに彼の信仰のすべてが込められているように感じますね。

イメージ 1

この写真は内村鑑三のアムハースト大学時代の写真です。20代後半。眼光が鋭いですね。

2007年を迎えて、何か新しいことをしたいと思っていましたが、その一つに内村鑑三についての記事を書いて見ることを思いつきました。時間と能力の両方の面から、あまり大上段に構えると何も書けなくなってしまいます。それで、気楽に、わたしの体験の中から、影響を受けてきた一つ一つのことを記して見たいと思って「わたしの内村鑑三体験」という題をつけさせていただきました。

わたしは内村鑑三は、「日本人とキリスト教の出会いの象徴的人物」として捕らえています。
日本は本当に不思議な国だと思います。四方が海に囲まれて天然のお堀となり、明治に至るまで、さまざまな外国の軍事的な侵入や文明の侵入を防いできました。もちろん、中国大陸や朝鮮半島の人々に負うところはたくさんあると思いますが、そうであったとしても、他国からの文明の流入は少なかったと思います。明治以後、日本の長い鎖国政策が解かれました。それまでに培われた日本文化の中に、欧米の文化が怒涛のように押し寄せてきました。欧米文化の核心部分を担っていたのはキリスト教だと思いますが、そのキリスト教と、それまでに培われた日本文化の象徴のような人物、高崎藩の武士の子どもと生まれ、強烈な日本文化を背景に持つ内村鑑三がどのようにして、キリスト教徒となって行くのか、これは実に興味あるところです。

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 前のページ ]


.
ps2**62000
ps2**62000
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

標準グループ

過去の記事一覧

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事