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FOREST KING

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全長199.98mm。ぎりぎり巨大船扱いにならない長さに収まる川崎汽船のウッドチップ船。パナマ運河を利用でき、各地の中規模岸壁にも接岸できるサイズになっています。このタイプのチップ船がいちばん数が多いと思われますし、契約期間によって様々な場所で活躍するのでしょう。

一方で、積荷が限定されているチップ船はLNG船と同じような考え方の船も多いです。つまり、仕出し港と仕向け港がほぼ限定された特定のプロジェクト専用船です。たとえば、この先何十年もオーストラリアと日本を往復する事が確実な場合、パナマ運河を利用する必要はありませんから幅を広く出来ますし、船の長さも専用岸壁の規模によって決められます。それぞれのプロジェクトによってこの大きさにこだわらない様々なサイズのチップ船が造られています。

オモテの両脇に“えら”のように出っ張っている部分がありますが、デッキ上のクレーンでホールドから運び出されたチップは、本船備え付けのベルトコンベアでここまで運ばれてきてここから外に出、その先はまたベルトコンベアで運ばれてゆくのが普通です。チップは比重が軽いため、通常のバルカーに比べるとウッドチップ船には深さ(高さ)があります。この船にしても22mという深さはケープサイズバルカーにほぼ等しく、近くで見るとブリッジがはるか上に見えなかなかの迫力です。仮に、この船に石炭を満載に積んだら多分沈んでしまいます。

“FOREST KING”
IMO:9002544
船籍:パナマ
総トン数:38,716
全長:199.98m
全幅:32.20m
深さ:22.35m
喫水:11.03m
出力:7,355kw
速力:15.3kt
船倉容量:99,839㎥
建造:新来島どっく
竣工:1991年

HACHINOHE MARU

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重量トンベースで世界第2位のウッドチップ船“HACHINOHE MARU"です。チップ船ランキングはこちら

東京湾では決して見られない、パナマオーバーの巨大チップ船。日本郵船運航の同クラス先代には“HACHINOHE”や“NACRE”といった船がありましたが、現在は名前が変わって別の場所で活躍しています。先代“HACHINOHE”はフィリピン船籍でしたが、この船はパナマ船籍ですね。旧型船に比べるとブリッジが1段高くなりました。それと、最近のチップ船はどれも甲板がハウス部後部で1段ガクッと下がっています。結果として船尾の逆三角が小さくなってしまって残念です。あの、VLCC並みの大きな三角がカッコよかったんですが・・・・。

“HACHINOHE MARU”
IMO:9242687
船籍:パナマ
総トン数:48,191
重量トン:62,806
全長:228.93m
全幅:35.40m
深さ:18.77m
喫水:11.42m
出力:8,130kw
速力:14.0kt
貨物容量:121,757㎥
建造:今治造船
竣工:2002年

今日はショスタコーヴィチの重〜い曲を。

キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィルによる交響曲第13番「バビ・ヤール」といえば、ライブも含めファンの間では金字塔のひとつ。しかし、ここに“もうひとつの”「バビ・ヤール」が復活しました。1980年(コンドラシン逝去の3ヶ月前)に演奏された、バイエルン放送響&男声合唱によるライブ盤が去年6月にリリースされたのです。独唱はジョン・シャーリー=カーク。私自身も待ちに待った復刻でした。
 
ドイツのオケや合唱がどんな音を聴かせてくれるのだろう、と期待と不安半々で聴いてみると…最初の合唱の入りからしてゾッとするほどの歌心。そしてこのテンションの高さはなんだ!テンポ速め、終始気合入りまくりで、クライマックスでは煽る煽る。この曲の初演者であるコンドラシンがいかにこの曲を愛し、その魅力を伝える使命感を感じていたかがひしひしと伝わってきます。きっと満を持してこの演奏に臨んだのでしょう。終演後、会場から思わず歓声が上がるのも理解できます。
  
ロシアの音じゃなきゃ! という方もおられるでしょうが、思考的にショスタコはコスモポリタンであリ、どこのオーケストラがやっても、かつどこの誰が聴いても感動出来る音楽を目指した、と理解しています。そして、それはこのライブで見事に証明されています。私が最初にこの曲を聴いたのはロストロポーヴィチ、ナショナル・フィル盤でしたが、そのときも感動のあまり鳥肌が立ちっぱなしでした。この演奏も凄いです。

紹介したCD:PROA‐30 タワーレコード限定発売 (PHILIPS音源)
撮影場所:三菱製紙専用岸壁/八戸市
もうひとつの「八戸丸」はこちら

NACRE

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日本郵船のホームページで壁紙にもなっている、ウッドチップ船 “NACRE”です。実は世界最大のチップ船でもあります。現在は運航会社が変わり“CORRAL STAR”という名前て活躍しています。

“NACRE”とは、三菱製紙で作っているティッシュペーパーの名前で、フランス語の形容詞で「真珠のような」「光沢の」という意味だそうです。そういうわけで、この船も日本有数の製紙プラントである三菱製紙八戸工場へ、紙の原料であるウッドチップを運んできていました。

“NACRE”
(World's Largest Wood Chip Carrier)
Remamed:“CORRAL STAR”
IMO:8811819
船籍:香港
総トン数:48,717
重量トン:65,517
全長:228.97m
全幅:35.00m
深さ:22.50m
喫水:12.02m
出力:7,796kw
速力:13.7kt
貨物容量:123,520㎥
建造:幸陽船渠
竣工:1988年


全長229mはさておき、幅35mは32.2mを超えるオーバーパナマックス。チップは比重が軽いためその分ホールドの容積が大きく、深さが22.5mというのは実はスエズマックスの原油タンカーとほぼ同じ。足があがった状態で出港してゆく姿などなかなかの迫力がありました。

八戸港三菱製紙専用岸壁では24時間体制で荷役を行っています。3機あるバケットクレーンでホールドから出されたチップは、デッキ上のベルトコンベヤーを使って一箇所に集められ船外に降ろされます。そこに陸上のベルトコンベヤーが待っていて、工場の敷地までチップを運んでゆきます。積み荷役は陸上のニューマー(空気圧送式荷役装置)を使って行われるそうです。

さて、小さく見えても実は大きな船なんだな〜と実感したところで、小規模なオケでもスケールの大きな音楽をご紹介します。

以前にも書いたのですが、私はニコラウス・アーノンクール/ヨーロッパ室内管弦楽団のベートーベンが大好きです。意外性に驚かされながらも楽しくてしょうがないベートーベン。時代考証的なスタイルではあるものの、決してあっさりしておらず熱い血の通った演奏で、終始ドキドキし、スカッとしてしまう力強い推進力のある音楽。晴れた日に海に向かって車を走らせるときに似た気持ちです。今度は一体何が待っているのだろう・・・。

ベートーベンってこんなにもいろんな事が出来るのか!と思うのですが、それは作品が無限の可能性と魅力を秘めているからでしょう。破天荒な演奏家はたくさんいても、こうして人を深く感動させるエポックメーキングな演奏家というのはなかなかない。しかも作曲家の個性を最大限に引き出しつつ・・・。アーノンクールはこの交響曲全集でそれをやり遂げました。ベートーベンがお好きな方にはおすすめです。

紹介したCD:0927 49768 (Teldec classics輸入盤)
撮影:八戸港 三菱製紙専用岸壁

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