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詳細
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3月に商船三井の20,000TEU型(20,170TEU)”MOL TRIUMPH”がサムスン重工業で竣工したばかりですが、今月4月7日、大宇造船海洋(DSME)で、Maerskの次世代型Triple-Eクラス第1番船、史上2番目の20,000TEU型”MADRID MAERSK”がデリバリーされました。
長さと幅は前期型とほぼ変わりませんが、総トン数は214,286GTということで、どこかが大きくなっています(笑) コンテナ積載数は20,568TEUと報じられており、だとすると早くも世界最大の記録を塗り替えたことになりますね。
画像は自宅の模型をもとにしていますので、あまり細かいディテールは保証できませんが、いかにして積載数を増やしたのかはお分かりいただけると思います。オリジナルの船首形状はなくなり、ラッシングブリッジも高くなっています。…なんだか全体的にバランスが悪く不格好な気もしますが…。
”MADRID MAERSK”
IMO:9778791
船籍:デンマーク(København)
総トン数:214,286
重量トン:210,019
全長:399.00m
全幅:58.60m
喫水:16.50m
エンジン:DOOSAN-MAN 7G80ME-C9.5-TII
出力:31,000kw×2
速力:-
TEU:19,630(20,568)
建造:大宇造船海洋(DSME)
竣工:2017年4月
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ドイツやオランダでは、新造大型コンテナ船の初入港は一大イベントとなります。放水による歓迎はもちろん、たくさんの遊覧船が出て、洋上から初入港を歓迎するのです。 欧州の環境と日本が違うことはわかります。それにしても、横浜港はあいかわらず客船にばかりこだわりすぎのように思えます。船の種類の多彩なことが、歴史ある横浜港随一の魅力なのに。
横浜港の昨年の客船誘致は散々な結果に終わりました。そもそも、現代のメガシップを受け入れることが出来ない大さん橋をメインとしている限り、日本のほかの地域に比べて、客船誘致の点で横浜港に勝ち目はありません。まして東京に新しい客船ターミナルが出来れば、首都圏に立ち寄るメガシップが横浜を選ぶ理由はもはやないでしょう、と以前にも書きました。 しかし、横浜港にも日本中のどこにも負けない場所があります。それは、南本牧ふ頭・世界最大の船会社マースクラインの日本における本拠地です。それはどういうことかというと、日本では横浜でしか見られない巨大コンテナ船が毎週見られ、世界最大級のクレーンが稼働し、世界トップレベルのオペレーターによる見事な荷役風景が見られる、ということなのです。
ちなみに、偏りのないデータを出すために今週(1/31~2/6)の南本牧のコンテナ船入港実績を、7,000TEU以上に限定して調べてみました。
結果は、
15,000TEU型 2隻
以下は、日本では横浜にしか寄港しない航路で、
11,000TEU型 1隻
10,000TEU型 1隻
9,000TEU型 2隻
7,000TEU型 1隻
でした。こんな場所は日本中探しても南本牧だけです。
そこで横浜市に2度目のご提案です。南本牧に公園を造ってください。そして巨大コンテナ船の初入港の際にはそのことをホームページでアナウンスし、その魅力を紹介するのです。
さらに、この場所はシンボルタワーよりも海にせり出した公園になり、東京、横浜から出港する客船(南航船)をかなり近い位置から見送ることが出来るスペースにもなりますので、ぜひ実現させていただきたく思います。釣り施設でもいいと思いますね。
私がこう思うのは、コンテナ船MARSTAL MAERSKが2014年5月にここに入港した際、不便な条件の中で写真を撮っている方がたくさんおられたからなんです。事前に告知があって条件が整えば、関心をもって見学に来られる方は意外に多いんじゃないでしょうか?横浜港のもう一つの魅力を世界に発信するためにもぜひご検討を!
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