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「真理はあなたがたを自由にします。」ヨハネ8:32

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 証の最終回です。
 
引用元:クリスチャニティートゥデイ 2015818日号より
 
 
大切なのはわたしの愛だけです
 
 路上の混乱と恐怖の中で、燃えさかるツインタワーを見上げると、人々が落下して死んでゆくのが見えました。その瞬間、私の人生を変える語り掛けが聞こえてきました。心の中に、突然ひびいてきたのです。
 
「大切なのはわたしの愛だけです。わたしは愛だからです。」
 
 これを聞いた瞬間、私の神観、罪や贖いに関する認識、人間の霊的状態に関する認識が、一変してしまいました。
 
 その瞬間もそうでしたが、その後の数日間も、自分に語り掛けてきたのが何者だったのか、またその言葉が何を意味するのか、私にはまったくわかりませんでした。わかっていたのは、世界がまったく違って見えたことだけです。
 
 もしかしたら読者は、私がキリストに回心した理論的根拠を知りたいと思っているかもしれません。でも理論的な根拠は、まったくありません。回心したのは、私の理性による行為ではありませんでした。
 
 人生に一大変化が起きたのですが、それは神の介入によるもので、アブラハムが神の約束を信じて故郷を離れたのと同じことです。ダマスコ途上のサウロが、光に打たれて盲目になったようなものです。
 
 「ぼくたちは教会を探すべきだよ。」
 
 数か月後、私はそうジェニファー言いました。そのときはすでに、私たちはバージニア州の北部に引っ越していました。ジェニファーは嬉しそうに微笑み、目を輝かせました。欲しかったものが手に入ったときの、彼女の表情です。
 
 ジェニファーはルーテル派育ちだったので、私たちはアメリカ福音ルーテル教団(ECLA)の中から教会を探しました。
 
 教会の人たちからは、私に語り掛けたのは復活したイエスだと言われました。また彼らは、言葉や歌、行いを通して、私に福音を教えてくれました。私たちの間で働き、全世界に罪の赦しを告げ知らせ、大宣教命令のために弟子たちを任命した神について話してくれました。
 
 その神こそ、9月に恐怖の中で出会ったお方でした。恐怖と死の狭間で、「大切なのはわたしの愛だけです」と語ったのは、イエス・キリストだったのです。
 
 もし私の回心に具体的な瞬間があるとすれば、それは私がはじめて聖餐式を受けたときだと思います。そのときはすでに、ルーテル教会に行きはじめてから一年以上が経っていました。
 
 同じことを言いますが、(聖餐式での)私の回心も理屈によるものではありません。突然、わかったのです。「これは私のためにあるんだ。この聖餐、この食卓、この贖いという贈り物は、自分のためにあるんだ。自分はこれに加わるべきなんだ」と。
 
 私がまだ教会に行きはじめて一ヵ月もたたず、洗礼も受けていなかったとき、教会の人たちは、「あなたは牧師になるべきだ」と言いました。
 
 私は神学校に行きましたが、牧師になるという計画は、思っていたようにはなりませんでした。シカゴのルーテル神学校での学びはとても上手く行き、神学校のほうでは、私には貧困者やホームレス、精神病患者へのミニストリーの賜物があると認めてくれました。
 
 ところが(教団の)牧師招聘委員会が、二度にわたって私は牧会に向いていないと言ってきたのです。
 
 現在、私には母教会はありません。アメリカ福音ルーテル教団は、私たちが所属すべき団体ではないと感じています。いまジェニファーと私は、友人や有志の人たちの好意に預かって生活しています。その人たちがいなければ、私たちには住む場所はありません。
 
 でも私には所属意識があります。自分はイエスのものだという確信です。主は市場で私に声を掛けてくださり、ついてきなさいと言ってくださいました。それで私は、すべてを捨てて従いました。
 
 今でも私は、自分が説教や教えに召されていると信じています。また私に復活の愛によって語ってくださったお方の証人として召されていると信じています。
 
 主が私を捕らえていてくださり、決して離さないと信じています。アブラハムが行き先を知らないまま、主に命じられて旅立ったのと同じです。
 
 私は主のお陰で、生まれてはじめて自分が何者であるかわかりました。自分の居場所がわかったのです。
 
 私にとって大切なのはそれでけです。
 
おわり
 
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