イルの練習日記

ピアノと バイオリン 時々音遊び の日記です♪

亡きパバ

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ベーゼンドルファー☆

ベーゼンドルファーで練習してきた。
感想は。。。一言でいえば、ピアノってほんと楽器それぞれに個性がありすぎ。
 
 
全体的に鍵盤はかるい。かといってゆっくりすぎの打鍵でコンコンと二度ハンマーが持ち上がってくるようなゆるさはない。
で、鍵盤押し始めからエスケープメントレヴェルまでの距離(実際5ミリぐらいなんだろうけど感覚で7ミリくらいに感じた)がけっこうある。
 
だから、なんだか鍵盤の表面の高さからちょっと下、4〜7ミリまでの勝負が。その勝負の内容の濃さが必要になってくるんだろうけど、力加減の幅が難しかった。
 
 
今の自分では、勝負所がエスケープメントレヴェル付近からそこを越えたあたりに来てしまっているらしく、音を作っている意識の時間の時にはすでに音が出てしまっているかいないか。だから、遅い。
 
このピアノはもっと早くから(鍵盤の表面付近へ音を作る場所を引きあげて)、今より2ミリほど上の世界で勝負をかけないと思ったような反応が返ってこない。
 
2時間ではつかみかねるような、、けど、2時間たったころにはだいぶお友達になってきた。
20日、違うベーゼンドルファーで弾くのだが、本番前に2時間弾くわけにいかないから(笑)、弾きながら調整しないとならないな、と思って帰って来た。
 
 
以前、先生に、弾き始めの何小節間かは、ピアノのいろいろを測る場所、と決めておいたらいい、と言われたが、ホントにその通りだな、と思う。
 
あらかじめ弾き慣れた楽器ならいいけど、ピアノは実際出たとこ勝負だから、弾き始めながら「あわわわ」「なんじゃこれ」と思ってあわててしまうよりも、「あーこういう深さの鍵盤ね」「ペダルはこんな深さね」などなど測る、と決めておけば、同じ鍵盤を弾いていてもその後の展開として、作戦が立てられる、ということだ。
 
だから、頭の半分は、「曲想」とかよりももっと現実的なところにおいといて、対応しながら弾くってことだな。
今日の仕上げをとったのでよければみてください。
 
 
 
 
今日の動画はサイケデリック(笑)
「しきい値」という加工です
 
 
 
 
そのほか気付いたこと
・全般的に、盛り上がったあと、さめるのが急すぎて速くなってしまう傾向があるので、落ちるのはふわふわと、音符の間に空気をはさんでいるように。速くならないように気をつける。フツーでいいから落ち着いて聴けるようにひく。
・フォーレのパヴァーヌをを弾いた後にラヴェルのを弾くと曲に流れが出て楽しく弾ける。
・フォーレのパヴァーヌは、歌いながらひくべき。そうしないと、付点のリズムがやけに元気に勇ましくなってしまう。
・この動画、最後の最後で、鍵盤押す→ペダル踏む→鍵盤放す→ペダルゆっくり離す→6この音の中で一つの「れ」だけが残ったんだろう。。時々、こういうことってあるけど、できれば避けたい。
 
 
20日が本番です(>_<)
・・・台風!!
・・・日延べ!?
・・・ま、延びたところでこれ以上出来は変わらんー!
 
今度こんな機会があったらドビッシーのパスピエも弾きたいです☆
 

旋法の魔法

「旋法」
手持ちの楽譜の、ラヴェルのパヴァーヌの曲解説に、「旋法を用いた浮遊感のある響きをつけ、典雅な雰囲気を醸し出している」とあって、気にはなっていたけど分からなくて放っておいた言葉です。
 
こんど、フォーレとラヴェルのパヴァーヌを弾くので、フォーレのことを調べていたら、また「旋法」という言葉をよく見かける。
 
で、旋法って何よ、パソコンで調べていたら、これが結構面白い。
 
何調の曲、といったら、その調の音階にある音で曲ができているが、
旋法、というきまりに基づいた音の並べ方があって、
同じ調でも「旋法」の魔法でちょっと雰囲気がおもしろくなる。
 
ごく乱暴?にいえば、「ド-ミ-ファ-ソ-シ-ド」しか使わない旋律は沖縄民謡みたいに聞こえて、
とか、「ミ-ファ-ラ-シ-レ-ミ」はお琴の曲みたいに聞こえちゃう、みたいな感じ?
かな。。という理解をしたのですが。
 
フォーレのパヴァーヌは嬰ヘ短調。
 
短調には、3つの種類があって、
自然的短音階(F#-G#-A-H-C#-D-E-F#,下降も同じ)、
和声的短音階(F#-G#-A-H-C#-D-E#-F#下降も同じ)、
旋律的短音階(F#-G#-A-H-C#-D#-E#-F#-E♮-D♮-C#-H-A-G#-F# 下降では臨時記号が♮に)。
 
で、出だしは自然的短音階を作る音でできてる。
見耳馴染んだクラシックの曲調。
 
そこからちょっと不思議な世界にはいるように感じるのが、7小節目で出てくる、「ソ♮」。
ソをナチュラルで音階を弾いてみると、
ファ#−ソーラーシード#−レーミーファ#
ちょっと、最初の4音弾いたところで、間の抜けたような、でも、おだやかな朴訥としたかんじだがちょっと残酷でもありそうなヨーロッパの田舎の童話、みたいな雰囲気がする(へたくそな説明・笑)。
ファ#とソの音程は、鍵盤で行ったらすぐ隣だから「半音」。
ソーラは一個鍵盤をはさんでいるから「全音」。。と調べていくと、半、全、全、全、半、全、全。とならんでいて、
これは、「フリギア旋法」という音のならびらしい。
 
テーマは自然的短音階(全半全全半全全)と、フリギア旋法(半全全全半全全)を、
4小節単位で行ったり来たりして、奇妙にあたたかく気になる雰囲気をかいまみせつつ。
 
気になるところを他にもやってみると、曲の中間で劇的なフォルテがでてくる下降音階の所は、リディア旋法ってことになる。(全全全半全全半)
○レ-ミ-ファ#-ソ#-ラ-シ-ド#-レ
○ドレミファ#ソラシド
○シ♭ドレミファソラシ♭
 
いや〜、おもしろいですね。
すごく頭を使って曲を作ってるんだな〜。
フリギアもリディアも教会音楽に昔使われていた旋法だそうです、グレゴリア聖歌なんかに。
だから、これを使うところはそういう雰囲気を出したいところってことなのかな。
 
とりたてて変わったことのないところにふと、これなんだっけか〜、なつかしいイメージが差し込まれてる、
とか、荘厳な響きに陶酔した喜びを思い出させる、とか。。サブリミナルな感じで。
 
とはいえ、これ以上ひたるつもりはないです。
ひたるとろくなことにならない(笑)。
旋法の特長になってる音符をとくに意識したりするつもりもない。
 
あくまでも、すきなように、聞いてて気持ちいいように弾くけど、ちょっと旋法について調べてみただけ。
ってことです。
 
一説によると、これまたネットの情報ですが、フォーレのこのパヴァーヌが、ラベル(が弟子)の亡き王女のためのパヴァーヌや、ドビュッシー(がライバル視)のパスピエの作曲に影響を与えた、という。。
ラヴェルの旋法はどうなってるのかな。フォーレとラヴェルのパヴァーヌでは雰囲気が違いすぎる感じがする。
ドビュッシーのパスピエは、フォーレのパヴァーヌを弾いた後、2楽章みたいに続けて弾きたくなる。
 
ラヴェルの曲は模様みたい。無重力で漂う感じがする。きれいなときもありグロイときもある。
フォーレやドビュッシーは曲中に物語のような引力を感じる。で、こちらの方々の曲が私はより共感しやすい。
 
っていうか、ドビュッシーのパスピエがこの中では一番いいな。今回弾かないけど。
 

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日々、横糸ってなに?とか、和声の移り変わりを感じて弾くとは?とか思い悩みながら練習していたら、すっかり病気のような音楽になってしまった。
録音を聞いてても、うーん、楽しくなさそう・・・っていう印象。
一つ一つの音が出るべき毛穴があちこち開いてはいるようなのに、その穴の場所がわからないで、出られない、、皮膚の内側でとまってしまったって感じ。
ちゃんと穴から出てこれた音もあるがほんの数個くらい。。
これは病気な演奏だ〜。。。というところに入ってしまった。風船の中は出られなかった毛でもじゃもじゃ。みたいな。
彫刻家は、何でもない木の中に、すでに出来上がりの本質が見えてて、あとはそれをあらわにするだけなんだろうけど、フツーのシロウトが彫ってたら、本質より削れ過ぎたか削りが足りないかみたいなかんじ。わかんないか。。
 
去年の録音と聞き比べていたら、去年の仕上がりの方が健康で乾いた大陸的なよさがあると思った。
パリパリとしていて気持ちがいい。いまよりよっぽどよい。
一方で、不安定な、ここじゃないでしょ、というところへひょんな音が先走ったり遅れたりする。
手首で弾いてるからか結構てきとうな感じだけど楽しそう。
何も詰め込んでないので速さもはやめ。
 
今は実際、天気もぐずつき気味で湿気がすごいし、その湿気も吸ったような。
悩みをすべてしょいこんだようなゆっくりしたテンポもわるいのかも・・
うんちくを聞かされているようなうざったいかんじもしてくる。
と、有る程度ふりおとせるように、テンポを少し上げると、何もしなかった頃の元気な演奏に戻るかと思うと
完全にそうはならないようだ。
これを大人のしっとり感、とでも呼んでおこう(笑)。
 
閉そく感をなくすには、弾きながら呼吸したらいい、というのは分かってるのだが、吐きながら弾くのは簡単にイメージとあう。フレーズの終わりは吐く、そして吸って次を始める。だけど、そのあとの呼吸はなぞ。けっこうイメージしにくかった。
いろいろやってみたけど、吸いながら弾くのは曲を進める方へ、吐くのはブレーキの方へ、傾くかも。と、今は感じてる。
それから、吸って吐くだけじゃなくて、どうやら、吸ったら、吸ったまま止めて、と言う時間も必要らしい。感情表現とマッチするので、そう思う。
 
吸って弾いて、続いて吸ったまま止めて弾いて、それから、続けて吐きながら弾くと、フレーズができあがる。気がする。
 
 
和声を実践したからといって、それを直接演奏に出さなくてはいけないのではなくて、それは前提として自分の中にとって置くことにして、この曲は、おすましして、しらんぷりして、弾くのがいいのかも。
という結論にいたった。
 
 
また、横糸については・・・この曲の自分なりの具体的なストーリーは描けなかったが、自然現象なんじゃないか、っていう気もしてる。
ふっと草原にでもたたずめば感じる風や匂いの勢いや方向、そういったものにはストーリーがないけど、きもちいいじゃない。
 
なんだか、「悩んでる」という横糸が出来てしまったようにも聞こえるが、いったん録音して区切りにしとく。
いろいろ悩んで病気っぽいけど結局は呼吸がなんとかしてくれた。という結論。
せめて、ここまできてから本番、がよかったな。もう3週間以上前か〜。
 
 
 
 
 

とうとう本番

今弾いて帰ってきましたョ〜

今回は暗譜よりも違うことに力を入れていたので、禁断の?楽譜見ながらです。
なんでバイオリンなんか楽譜見ながらなのにさ。ピアノだけさ。ぶちぶち。
 
安心して、ホールの響きを楽しみながら「サイコー!」って思いながら弾きました。
響きが、ステージでしか聴けない、集中も、自分のためにだけ使っていい。時間と空間。
 
和声だとかおさめ方とか言ってもね、いちおう、ひととおりやったし。
それでもね、決められないものは仕方がない。
身に付くまで多分時間がかかるんでしょう。
時間切れなんだから仕方ない。
 
自分が楽しまなけりゃ、誰も楽しまないかもしれない。
それって、時間と空間の無駄。
だから、自分ひとりだけでも。
それに、誰に何思われてもね、ホールとピアノの組み合わせは鉄板です!すばらしい。
家で弾いてるのとは全然違う響きで・・・感動してしまいました。やっぱりこの曲の音の組み合わせはすごい。
 
観客にどんなにすごいピアノの先生がいても、
みんなが聴きながら「そうじゃないでしょ〜」と思っていても。
今この舞台で弾ける権利を持ってる自分の成り行きに感謝して。
 
またまた難しそうな課題を与えてくれた神・・・じゃなくて、先生に感謝して。
 

とりあえず、何回も聞いて頭に入れなくちゃ。
 
Cのところは、音が変わる場所のパターンが一緒だが、音の組み合わせのおしゃれさが、「もう和音だけでも十分いいです!」と言いたくなるほどスバラシイ。
和音だけの方がいい。
なんていったらラヴェル様はおこるんだろうか?
 
それにしても、何調か分からない展開。ファなんてことごとくナチュラルにされてしまい・・・。
 
出だしは、これ、ト短調の一の和音の7番目の音プラスかな。そのかたまりはハ長調の一の和音でおわる。
二段目の始まりはハ短調一の和音の7番目と11番目の音プラス。
そのかたまりは・・・らせん階段をすべりおりてト短調へ。
同じ展開をハープのような装飾を交えながら、くりかえす。
最終的にト短調の一の和音でおわる。
 
次はト長調の1の和音だ。シの♭がとれるだけ。
 
どうやら、和声学の本の出だしをナナメ読みしてみると、和声を勉強する基本的なやり方としては、
 
強弱は書きこまない。
和音は近くで動かす。
(○度以内に上の音(下の音)を書く。)
 
などなど、決まりがあるようだ。
 
それをつくって、それと比べて、実際どうか。という視点を持って分析していくらしい。
 
一番初めの和音作りでやったように、一音下に持っていっただけで響きがガラッと変わっちゃう、とか。
和音を凄い高いところで鳴らしてるから、その効果でどう。とか。言えるらしい。
 
けども、基本的な、真中のどのあたりで展開する形に直すと、あまりにも違う響きに聞こえてしまって、あってるのか不安になってしまう。
 
この自己流のノートは基本の形ではないけれど、基本の話と比べてみると、音をたっかい所へ置いたりひっくい所へ置いたりすることで、とても感情を掻き立てられる響きがうまれていることが分かる。くらいしか(笑)
 
 
 
 
 
 

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