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今日のお話は
私が今住んでいる団地の
一階のお部屋の事をお話しようと思います
もう
あの事があってから7年か8年過ぎていると思います
私が住んでいる棟に
安全調査と称しておまわりさんが
訪ねてきました
「ご家族は・・・?」とか
「最近気になる事は・・・?」とか
「ご近所で何か気になる事ありませんか・・・?」
とか
そんな感じで調査して帰られました
そして
次の日だったと思います
また、パトカーが来て下に駐車してあります
どうやら一階で何かがあったらしく
警官が出たり入ったりしているのが
うちの窓からも見えました
それから数日後
今度は大きなトラックが
その部屋の前に横づけされて
たくさんの荷物とゴミを荷台に放り込んでいました
どう見ても引っ越し業者じゃありません
どうやら産廃業者のようでした
確かに随分前からベランダがゴミで荒れていて
郵便物もたまって溢れていました
私は夜逃げしちゃったんだなと思いました
後日
そこの住人と同級生だったというママ友が
そうっと耳打ちしてくれました
そこの住人は一人暮らしで
ノイローゼ気味だったこと
そして
とうとう一階の部屋で首を吊って
亡くなっていたのを発見されたとの事でした
私は一階のその部屋はずうっと
空き部屋にしておくものだと思っていました
ところが
しばらくして
リフォーム会社が入り
とても綺麗にリフォームしていきました
しばらく経った頃
その部屋におばあさんが入居して来ました
とても気さくな社交的でおしゃれな方でした
会う度に、二言三言、言葉を交わすようになりました
とてもシャンとしていて明るい方でした
お友達も多いらしく
たくさんの方がお宅にいらしてました
お婆さんも元気そうだし
事件の事も何もおっしゃらないので
何事も起こっていないんだなぁと思ってました
そんな時
あの一階のお婆さんの玄関の前に
置かれていた物を見て驚きました
そして背筋が冷たくなりました
置いてあったのは
まさに盛り塩でした
お婆さんは知ってか知らずか
お清めをしていたんです
それから又しばらくして
お婆さんは犬を飼いだしました
番犬でしょうか
階段を上がる足音を聞く度
犬は狂ったように吠え続けます
そしてドアが少しでも開いていようものなら
飛びかかるほどの勢いです
そして部屋の中のお婆さんも
人が変わったように
犬を何かで何度もたたき叱り続けていました
やがてある日の事です
私は、いつの間にか
その部屋が空き家になっている事に気が付きました
引っ越しに少しも気が付かなかったのです
同じ階のママ友に聞いてみると
お婆さんは随分前から
会うと同じ事を繰り返し話すようになって
おかしくなっていたそうです
そして多分施設に入ったんだろうという事でした
その部屋が空き家になって
もう5ヶ月が経とうとしていますが
まだ誰も入居して来ません
今その部屋の窓は
カーテンが一枚もついていません
中を見ようとすれば見えます
でも私は絶対に見ないようにしています
その部屋の魂が無事成仏されますよう
お祈りいたします
南無阿弥陀仏
誠に申し訳ありませんが
今日は 「恐怖を呼ぶ家」 は
お休みさせて頂きたいと思います
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