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<あらすじ>
1963年、横浜。港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。ここに暮らす16歳の少女、松崎海は、大学教授の母に代わってこの下宿屋を切り盛りするしっかり者。あわただしい朝でも、船乗りの父に教わった信号旗(安全な航行を祈る)をあげることは欠かさない。そんな海が通う高校では、歴史ある文化部部室の建物、通称“カルチェラタン”の取り壊しを巡って学生たちによる反対運動が起こっていた。ひょんなことから彼らの騒動に巻き込まれた海は、反対メンバーの一人、風間俊と出会い、2人は次第に惹かれ合っていくのだが…。
1980年にコミック雑誌『なかよし』に連載された同名コミックを、これが「ゲド戦記」に次ぐデビュー2作目となる宮崎吾朗監督で映画化した長編アニメーション。
声の出演は,長澤まさみ,岡田准一。
「ゲド戦記」で酷評を受けたボンボン息子こと宮崎吾朗ですが,意外にも早く訪れた2回目のチャンスは果たして,といったところですね。
そういう意味では,世界的に有名な原作を持つ壮大なストーリーから,昭和レトロ感の漂う世界での少年少女の恋ってのは良いチョイスだったのかも。
主人公の少女,メルこと松崎海は,母親の代わりに下宿屋を切り盛りしながら高校に通う健気な女の子。
その高校では文化部の部室となっている歴史ある建物“カルチェラタン”の取り壊しをめぐって,学生たちが反対運動を起こしていた。そのリーダーの一人,風間俊とやがてひかれ合っていくのだが・・・というまさにラブコメ的な展開になっていくわけですが,物語の核となるのは,上記の“カルチェラタン”の取り壊しに関わる学生運動と,メルと俊の恋の行方という非常にオーソドックスなものになっています。
カルチェラタンの存続問題の方は,学生ならではの青さと情熱みたいなものが入り交じっているので,ここはノスタルジィを感じられる部分ではあります。
ただ,肝心の2人のラブロマンスについては,2人の間には実は出生にまつわる秘密があってその真相を調べるというの軸があるものの,これはまあ,まるで安っぽいメロドラマみたいで,さして盛り上がらないというのが欠点ですね。
映画自体も90分ほどと短めで,「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」あたりが軒並み2時間近くだったことを考えると,やはり小品という印象は拭えません(と思ったら,「となりのトトロ」は90分ないんですね。)。
その短さの影響もあるんでしょうが,作品全体のテーマというのもいまいち伝わってこない。
キャッチコピーでもあり挿入歌でもある「上を向いて歩こう」が印象的な割に,そもそもメルは健気に頑張っていて全く下を向いていないので,そのイメージとも一致しません。
ストーリーとしてのまとまりも悪くないし,テレビの2時間スペシャルなんかでやってくれていたら普通の楽しんだような気もするんですが,これが劇場で,それもジブリという押しも押されぬ巨大看板を背負う映画として公開されるのには全然物足りなかったというのが感想です。
まだまだ駿パパは引退できませんよ,というのを再認識させられましたね。
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