教育学者がやってみた、PTA会長日記

教育学者ですが、子育ては素人同然。そんな私がどうしてPTA会長に?!

2009年度秋冬の活動

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 今回の市P連幹部との話し合いで最も印象的だったのは、こちら側がチームとして機能していたことです。自画自賛のように聞こえるかもしれませんが、褒められるべきは私以外の役員さんや校長先生なので、決して自慢をしているわけではありません。

 話し合いの中で、私自身は言い過ぎたこと、その逆に言い足りないことが一杯ありました。それらを救ってくださったのが校長先生であり、副会長以下の役員諸氏でした。例えば、校長先生は「最近の市P連は確かに内部のゴタゴタ続きで、子どもとは直接関係のないところでモメている。反省すべき点はあるのではないか」と仰って下さいました。

 1人目の副会長は私の言い足りない点をフォローして、2人目の副会長は私の言い過ぎを私に成り替わって謝ってくれました。本当にありがたかったです。結局、私だけでは何もできませんでした。この2年、私はこのような方々に支えられてようやく、会長職を全うしてこられたんだということを改めて痛感した次第です。

 この日(3月24日)の夜、専門家による教育関係の勉強会が開かれました。懇親会で、私から今回の市P連脱退の話をさせていただいたのですが、残念ながら、いまひとつウケは良くなかったです。というより、皆さんよくわからないようでした。全員男性だったからでしょうか。今の日本の教育に強い関心があるこういう人でさえ、PTAというのは別次元の話なんですね。何だか寂しく、同時に役員さんたち(お母さん方)との連帯感を強く感じた一日でした。

 そもそも区P連や市P連というのは、ややもすれば孤立しがちな単Pを少しでも支援しようと設立された集まりだと思います。しかし、代替わりを何度か重ねた結果、いつの頃からかその目的や使命を見失い、多くの組織によくあるように前例踏襲主義に陥ったというのが私の仮説です。この日の話し合いでその正しさを確信しました。

 本来、黒子として単Pを支援するはずの市P連は、いつしか内部統制に力を入れ始めた結果、自らが前面に出て単Pを管理する側に回ってしまったようです。それが証拠に、この日の事務局長のモノの言い方の高圧的なことと言ったら! 思わず、「あなた、どうしてそう上から目線なんですか」と文句を言ってしまいました。

 市P連の副会長は「子どものために、子どものために」と盛んに繰り返しましたが、うちの副会長が「でもうちが市P連を脱退したら、本校の子どもたちは市P連の絵画コンクールに参加できなくなるんですよね? 子どもたちのため、という言葉との整合性は?」と切り返したら黙ってしまいました。ナイス、副会長!

 市P連の副会長が日Pを弁護したことが一度ありました。「今年、全国の学校で教師の総数が増えたのは、日Pが政府にモノ申したからだ」そうです。けれど、後で調べてみると、政府にモノ申すのはインターネットで誰でもできることのようです(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/03/1291790.htm)。いわゆるパブリックコメントですね。まあ、ことほどさように、市P連には自己満足ばかりが横行しているということでしょう。

 3月23日(火)、市P連幹部3名がわが小学校にやってきました。お三方とは、市P連副会長、同会計、そして事務局長です。この日記でも再三お伝えしている通り、私たち単Pが市P連を脱退したいという旨をお伝えしたことへのアクションです。

 始まったのは朝9時。終わったのは10時過ぎ。お互いに言うべきことは言った、という印象でしょうか。私たち単Pの言い分はこれまで何度も話してきましたので、改めてここには書きません。一方で、市P連の言い分は、「辞めるなら辞めて結構」「辞めたら即、市P連・区P連が実施する行事の恩恵は一切受けられない」というものでした。

 辞めるなら辞めてよい、という言い方は極めて事務的に聞こえたので、私はちょっと聞いてみました。「私たちはいわばボランティア仲間ですよね。辞めないでほしい、ということを仰るのかと思っていたけれど、何だか冷たいですね」と。すると市P連の事務局長は「辞めてくれていい、と思っていたら、こうしてわざわざ御校を訪ねてきたりしませんよ。紙っぺら1枚で事務的に済ませますよ」と仰います。

 はは〜ん、なるほど。モノは言いようですね。でも今回来られたのは、あくまで私が再質問をしたからで、最初の対応はまさに内容のない、事務的とさえ言えないような紙っぺら1枚だったはず。そのことをまさかお忘れではないでしょうね、事務局長さん?

(以下、後編に続く)

卒業式の挨拶

(以下、卒業式挨拶の本文)

 おはようございます。平成21年度、○○小学校PTA会長を務めさせていただいておりますカイチョーでございます。本日はPTAを代表して、一言ご挨拶をさせていただきます。

 6年生の皆さん、卒業おめでとう。○○小学校での6年間を終え、今日卒業の日を迎えられたことを心から喜んでいます。(先ほど、校長先生からもお話があったように)皆さんは今の本校で唯一、単級、つまり1学年にクラスがひとつしかないという貴重な経験をされました。

 他の学年は少なくとも2つ以上あるわけですから、例えば運動会、さらに縦割り班などといった、学年を超えた幾つかの活動では、通常の2倍、ひょっとするとそれ以上の努力が必要だったと思います。本当に大変でしたね。

 しかし、1年生から5年生のみんなは、頑張った6年生の皆さんのことをきっと覚えていると思います。他の学年の倍、下級生の面倒をみてくれたお兄さんやお姉さんのことは、いつもの倍、みんなが覚えてくれているはずです。努力が2倍なら、経験も感動も、感謝も2倍です。皆さんはこのことに自信と誇りを持ってください。

 保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。6年間、PTAの活動にも一方ならぬご協力をたまわり、心よりお礼申し上げます。他の学年に比べ努力が2倍必要だったのは、おそらくお子様方だけではなく、保護者の方々ご自身もきっと同じだったことと思います。PTAの活動ひとつとってみても、それは明らかです。先ほど申し上げた言葉を繰り返しますが、経験も感動も、感謝も2倍です。本当にありがとうございました。どうかお子さまが卒業された後も、私たち保護者の先輩として、また地域の住民として、○○小学校を末永く見守っていただければと存じます。

 最後になりますが、校長先生をはじめ教職員の方々、また地域の皆様方、授業や登下校など日常の生活面はもとより、校内外での様々な活動につきましてご指導・ご協力いただき誠にありがとうございました。PTAを代表して心より感謝申し上げます。本日をもって巣立っていく多くの子どもたちに、これからも変わらぬご指導を賜りますよう、併せてお願い致します。

 今日の良き日が、○○小学校の栄えある歴史の一部となることを祈念いたしまして、私からの祝辞とさせていただきます。本日はおめでとうございました。

 3月19日(金)、小学校の卒業式が挙行されました。PTA会長としては、2年間の任期で最後の公式行事となります。それにしては、不思議なことに肩の力は抜けていました。

 けれど、それは式の前の話。式が始まると、自然と段々気持ちが高まっていきます。卒業式と入学式では、やはり前者の方が雰囲気自体も厳かですし、別れや巣立ちをテーマにしているため、「涙」の比重が高いのです。見ているだけで、貰い泣きしそうになります。

 今年の卒業生は、全学年で唯一の単級。つまり、学年にクラスがひとつしかない子どもたちです。そのため、他の学年の面倒をみる時、例年の倍の努力をした彼ら。3日前に書きあげた祝辞は、そのことを前面に押し出す内容にしました。

 そしてとうとう、私が祝辞を読む番が回ってきました。ごく事務的に読み始めたのですが、自分で書いた祝辞で何だか泣きそうになりました。運動会やタグラグビー、その他の活動での、6年生の頑張りを思い出したのです。でも何とか最後まで持ちこたえ、PTA会長としての最後の仕事は無事終わりました。

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