教育学者がやってみた、PTA会長日記

教育学者ですが、子育ては素人同然。そんな私がどうしてPTA会長に?!

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 NHK教育でとても興味深い番組が始まりました。「ハーバード白熱教室」というのがそのタイトルです。ハーバード大学で最も人気のある講義を録画で中継するという夢のような試みで、既に4月4日(日)に第一回の放送がありました。

http://www.nhk.or.jp/harvard/

 私はもちろん録画して、夜に小学生の長男と二人で観ました。まず最初に驚いたのは、その教室、と言うよりauditoriumの立派さ。まるでオペラの劇場のよう。昔、シンガポールのリークアンユー元首相がハーバードで講演した写真を見ましたが、それがこの場所だったと思います。

 講義の名前はズバリ「JUSTICE」。先生は日本には余りいない政治哲学者なのですが、難しい問題を簡単でリアルな例を用いて上手に説明しています。そのため、素人の大人はもちろん、小学生でも高学年なら十分にわかる内容になっています。

 先生から質問が投げかけられるたび、私はビデオを止めて長男と二人で対話することにしました。いえ、私が改めて尋ねるまでもなく、息子の方から「それなら〜〜じゃん。あったりまえだよ」みたいに議論をふっかけてきました。

 そんなこんなで、息子と二人、実に楽しく知的な時間を過ごしたのですが、さて、日本の大学にはいったい幾つこのレベルの授業があるんでしょうかね。

 12月の第2〜3週は、各地で多くの留学生に会いました。まず、7日(月)と8日(火)は北海道にある3つの大学で、成績優秀者表彰を受けた留学生数名に会いました。皆とてもしっかりしていて驚きます。異国の地で数年、自分の未来を切り開いてきたことの自信が、その態度や言葉の端々に垣間見えました。

 続いて11日(金)と14日(月)には、東京で同様の催しがありました。表彰された留学生の中に、かつて私のところでインターンとして働いてくれた女子学生がいました。驚いたのは彼女の変貌ぶりです。最初に会った時のおどおどした様子はみじんもなく、わずか半年というのに、表情も物腰も自信に満ち溢れていました。

 彼女をこのように大きく変えたのは、何よりも同じインターン仲間のAさんだったようです。Aさんとは、いつかこの日記でもお話した、両腕のない、頑張り屋さんの日本人女子学生のことです。「彼女の奮闘ぶりを見ていたら、自分は何て甘いのかって・・・。彼女は私の人生を変えました」とこの留学生は言います。

 私から「ところで、今は不況のせいで就職が大変だね」と水を向けると、「いえ、世間がどうあろうと、大事なのは自分。私さえしっかりしていれば大丈夫です。乗り切れます」と、実に堂々と答えるではありませんか。なるほどなあ。若い人に教えられるとはこのことです。と同時に、元気も一杯貰った私でした。

東南アジアで

 11月20日(金)から29日(日)まで、仕事でベトナム、マレーシア、そしてタイへ行ってきました。国は3つですが、訪れた都市はハノイ、ホーチミン、クアラルンプール、チェンマイ、そしてバンコクの5つ。非常に気忙しい行程でした。

 ベトナムでは、通訳についてくれた女性に驚かされました。別府にある立命館アジア太平洋大学を今年卒業したばかりという彼女は、要領を得ない私の説明を、たった一度で理解する頭脳の持ち主。機転が利くと共に、素晴らしい語学力の持ち主でもありました。

 聞けば、彼女は10代半ばの頃、ベトナムで「卓越した能力の若者」に選ばれ、そのような人たちのために作られた特別な高校で奨学金を得ながら学んだとか。一種のエリート選抜教育ですね。そう、中国やロシアなど、社会主義の国はこういうことを問題なくやるんですよね。

 日本では、先進国で当たり前の能力別クラス編成すら、いまだに反対が多いですよね。まして、公立学校でのエリート教育なんて・・・。左翼が目くじら立てて怒るでしょうね。結果の平等と機会の平等には、ある種のバランスが必要だと思うのですが。

F君の今後に期待する

 9月17日(木)、朝刊を読み、NY留学時代の同級生F君が閣内の要職に就いたことを知りました。民主党が新設した国家戦略室の室長(事務局長)兼内閣府副大臣だそうです。私自身は支持政党なしのノンポリですが、これにはさすがに驚きました。

 留学当時、彼はまだ大蔵省のキャリア官僚でした。とてもおとなしく、どちらかと言えば目立たない存在だった気がします。その彼が、帰国するや否や大蔵省をスッパリと辞め、政治家の道を志したのですから人間というのはわかりません。アメリカの教育の、何が彼を変えたのでしょうか。

 初出馬以来、一度も落選の憂き目には会っていないので、政治家としては比較的順風満帆だったとは言えるでしょう。けれど、これまでの彼の口癖は「とにかく政権を取らないと」というものでした。前回の小泉・郵政選挙では民主党が大敗し、F君を励ますために開いた宴席で彼は大いに落ち込んでいたものです。今回の大勝利では、さぞや美味しい酒を飲んだことでしょう。

 F君、頑張れ! また近いうちに飲みましょう。でも、教育予算をこれ以上削ったりしたら許さんよ! 

帰国しました

 3月8日(日)、無事に帰国致しました。仕事を離れ、半月もの間研究に専念できたのは非常にありがたかったです。各国の研究者とも仲良くなれましたし、今後の展開が楽しみです。何より、自分のやっていることに自信が得られたことも大きかったです。というのも、研究テーマこそ大学や大学院のあり方でしたけれど、日本の教育に関する大きな興味・関心は、各国の間に共通したものでしたから。日本の大学はまだ見捨てられてないんだと(笑)。

 というわけで、今日(9日)から早速仕事をしています。手始めは論文コンテストの審査員。ゆっくりと現場復帰するには、願ってもない仕事です。けれど、今週はPTA会長の仕事も2つ。地域との懇談会、そしてPTA年次総会という大一番が控えているのです。また休みを取らなきゃいけないなんて、ため息が出ます。半月の在外研究を応援してくれた同僚たちに、ホント申し訳が立たないですよね。

 あ、そうそう。今回の在外研究は、誰よりも家族の協力あってこそ。とりわけカミさんには迷惑をかけっ放しでした。実家の母親まで呼び出したりして(笑)。半月、辛かったろうなあ。人間、一人じゃ生きていけません(・・・なんて都合のいい事を今さらのように言ってみたりして)。ありがとね。

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