卒論日記

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

相対相対

老子の研究
テストやら体調崩すやらでなかなかすすまず
今日あたりまた福永光司訳の老子を読んでいる
このひとは独自訳の色が強く
思想史的な背景を元に自由な老子論を展開していて
研究テーマがまだ固まっていない自分にとっては
すごい参考になっている
当然のことながら老子の原義をどこまでも追求することは必要だけども
やはり自分なりの解釈
そこから得られる哲学
そういったものを入れていくことがいい卒論には欠かせないだろう
幸いなことに老子の一次文献は
大学の中国文学研究の先生に全部お貸しいただいて
コピーすることができた
あとはどう料理するか

そもそもが文献学の基礎もなければ
中国哲学の素養も薄い私

人と比べてばかりの人生に疲れ
読み始めたのが老子だった
それだけに「論文」にするのは少々骨が折れるんだけども
これはこれでなかなか面白い

なんか昔大学のレポートで「相対的絶対」などという
老子からパクったかのようなパラドキシカルな用語を使って
レポートを書いた覚えがある
当時老子は読んでいなかったけども
比較文化論の授業かなにかだったかな
当然「相対的絶対」というのは論理として破綻しているんだけども
「文学言語」とか広く思想的表現としてとらえるならば
悪くないんじゃないかという気もする
「相対的絶対」の思想が老子かな

老子日記

老子の思想はどのようなものなのか。
単に素述するだけでも難しい。
古今様々な注釈がなされ、それぞれに異なった解釈がある。
それだけに学部生で、しかも畑違いの卒業論文を書こうとすること自体が無謀なのかもしれない。
極めようとすれば膨大な文献を参照しなければならない。
阪大の大学院中国哲学研究科のシラバスを見ると、
一次文献を読む授業や、論文の書き方、研究の仕方などといった授業があり、
私が今やろうとしていることはそういった素地があって初めてできるものだと痛感する。
だからといっていまさら研究を放棄するわけにもいかないので、
オーソドックスな方法をとって、ある程度老子の思想を素描できればよいと思う。

〈一次文献について〉

長らく一次文献として広く読まれてきた王弼注の『老子道徳経』を底本に使うことになるだろう。
大学の図書館にも入ってるのには驚いた。
ただ私が最初に接した小川環樹氏訳注の『老子』は、
王弼のものに改変が加えてあるので、戸惑う羽目になるかもしれない。
阪大では「老子の研究」という授業で王弼の『老子道徳経』を輪読するらしい。いいなあ。
当面は小川氏のものとの距離感で他の文献に当たっていくしかないだろう。

問題なのは70年代に出土した「馬王堆漢墓帛書」と
90年代出土の「郭店楚墓竹簡」の扱いについてである。
正直手に負えるはずがない。
水谷先生には貸していただいたが、コピーして記念にとっておこう、ぐらいのものかな。
解説も全部中国語だし、あと半年ではどうしようもない。
文献学的な研究はあきらめるしかない。
とはいえ訓詁によって意味が全然違ってしまうようなので、後ろ髪を惹かれる思いなのだが。
見切り発車するしかないだろう。

〈参照文献について〉
現在入手できている文献は解説本と注釈本、それと英訳2冊である。
この中には朱謙之氏の中国語の注釈も入っている。そんなん読めるのか?
基本的には小川氏が参照していたものと、水谷先生に紹介された武内義雄氏の研究書である。
それから森三樹三郎氏の『老子・荘子』の中で紹介されていた注釈本と解説書を購入した。

老子の研究

『論語』を読んだという人はまだ多いかもしれないが
『老子』を読んだという人はどれだけいるだろうか
まず読もうという動機がない人がほとんどではないだろうか

『論語』だったら古典の教科書にも載っていたし
哲学的にも尊ばれているのではなかろうか

しかしながら私が現在研究中なのは『老子』である
「タオ」というキーワードなら聞いた事があるかもしれない
老子の説く世界における最上位の概念「道(タオ)」とは
いったいなんなのだろうか
実は直接的に「道とはかくかくしかじかのものである」と
述べられてはいない

そやったらなんやっちゅうねん、となるところですが

そもそも私が最初に興味を持ったのは易でした
次に荘子だったのですが
「老荘思想」とくくられるように
まず老子ありきです
というわけで老子も読むことになりました

『荘子』が長くて読みきらず
小川環樹氏訳注の中公文庫からでていた『老子』をてにしてみると
思いのほか短い・・・
本文と読み下し文、そして現代語訳と注解つきでも
中編小説くらいの薄いものでした

一応完読

しかし思想をとらえるとなると
多くの注釈がありぼんやりとした外円のようなものがみえるだけでした
なので好きな言葉だけ抜き取って読んでいたのです

それが結局老子を卒論でやることになり・・・

甘く見ていたら相当難しい分野であることがわかりました

それもここ十数年のうちに新たな文献が出土し
学説が大変割れているのだそうです

私の最初の目標であった「老荘的身体イマージュの構築」には
大変遠いようです
誰か打ち込める人がいたらやってください。

私は論文書くより、表現しているほうがいいので。

というわけでギター練習中です。

全1ページ

[1]


.
もばべー
もばべー
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事