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なぜか訃報が相次いでいる。
ロシアのオムスク国立第5劇場のアレキサンドラ・ユルコーバさんが亡くなった。
 
第5劇場の支配人ユルコーバさんは、日本と西シベリアのオムスクとの演劇交流の機縁を作ってくれた人である。
 
ケンさんは、彼女のことを「マトリョーシカ叔母さん」と呼んでいた。
会うと、いつもニコニコ顔で抱擁してくれた。
 
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日本には2度来日。
「うたよみざる」とチェーホフの「33回の失神」を見せてくれた。
中でも、「33回の失神」は、これぞチェーホフ本来のファルス(笑劇)と得心させる破天荒な面白さに満ちたものだった。
 
また、地元でも若い世代の演劇人のための国際フェスティバルを開催、精力的に活動していた。
堀口始さん演出の「楽屋」、西村洋一演出の「父と暮せば」の上演ができたのもユルコーバさんあればこそだった。
 
ケンさんは、昨年のフェスにも誘われたが伺うことができなかった。
3年前のフェスで会ったのが今生の別れとなってしまった。
 
来年、何とかして墓参に行きたいものだと思っている。
 
それにしても寂しい。
もうあの笑顔を見ることができない!
 
写真は、第5劇場の役者さんたちとユルコーバさん(真ん中の人)。
ケンさんたちがドストエフスキー記念オムスク大学に明治大学名誉教授の渡辺さんと「日本文化講座」の講義に出かけた時のものだ。
 
「劇場に伺いますよ」
と前日伝えたら、ご覧のように日本の着物や傘を飾り、待ち構えていた。
 
合掌!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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