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共時性と量子力学とあなたの運命

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 私の理論とエヴェレット解釈のパラレル・ワールドは相容れるものではありませんでした。しかし、量子力学の最先端技術は、パラレル・ワールドを証明できないにもかかわらず、パラレル・ワールドを肯定する方向で最先端技術の理論の説明がなされます。あたかもパラレル・ワールドが証明されたかのようにです。
 私の理論はどちらかというとコペンハーゲン解釈と呼ばれる不確定性原理をもとにしたもので、アインシュタインがあからさまに嫌った理論でした。観測対象は観測されるまで確定されない性質が電子にはあるというもので、確定されるまでは電子の位置と方向は確率でしか表せないとするものでした。エヴェレット解釈は、アインシュタインの死後に考え出されたので、アインシュタインがエヴェレット解釈をどう評価するのか謎のままになってしまいましたが、エヴェレット解釈ではアインシュタインが抱いていた不満を解消できる理論でした。突飛過ぎる理論なので、アインシュタインが別の不満を抱いたかもしれませんが、それも謎のままです。
 そのエヴェレット解釈というものは突飛なアイディアでありながら、量子力学の矛盾を説明できる画期的な理論でした。宇宙(世界)は無限に重なっており、観測結果は重なっている宇宙(世界)のひとつでしかないというものでした。コペンハーゲン解釈の不確定性原理を、不確定ではなく確定されているが、観測されるまではどの宇宙(世界)の結果になるかわからないので、不確定に見えると言うのです。
 私は素直には納得できませんでした。電子の位置と方向があいまいだからといって、無限の宇宙(世界)を想像で生み出すなんて、おもしろさに座布団5枚って感じです。けれども証明できないその別の宇宙(世界)を最先端技術の説明に使われている現実は、言葉を失う心境です。

 エヴェレット解釈を証明するといわれる実験は、光子の干渉縞というものでした。1個ずつ光子を飛ばして横に並ぶ2つの穴を通過させると、穴の向こうの壁にふたつの到達点ができるのではなく、5つの到達点ができるというものでした。まるで波が広がってシマシマの模様を作るように、1個しか飛ばしていない光子が波のようにいっしょに飛んできた何かの影響を受けて真っ直ぐに飛ばずに5つの到達点を形作るのです。穴を3つに増やすと到達点は4つに減ります。その影響し合って飛ぶ見えない何かは「影の光子」と呼ばれ、別の宇宙(世界)の光子であると推測されました。別の宇宙(世界)が存在する証明とまで言われています。
 位置と方向があいまいである電子や光子は、通過点も観測しない限りあいまいであると考えられます。私は考えるにそのあいまいさは、コペンハーゲン解釈のような確率ではなく、エヴェレット解釈のような宇宙(世界)それぞれでは確定しているがどの宇宙(世界)に確定するか決まらないあいまいさではなく、観測されるまであいまいな広がりすべてに確率ではない確かな存在であり、観測によってひとつに限定されると思いたいのです。通過点もあいまいなうちはすべてに存在するので、電子や光子は自分自身に影響を受け、干渉縞を作り上げるのです。無限の宇宙(世界)ではなく、未決定による無限性に着目したいのです。

 この理論だとアインシュタインに嫌われっぱなしになりますが、電子や光子などの極微の自然法則がシュレーディンガーのネコのように現実の自然法則にも適用できるボーダーラインが人間の精神そのものと私は考えたいですね。

 パラレル・ワールドというと私は「うる星やつら」などの漫画に出てくる別世界を想像してしまいますが、先進国で開発が進んでいる因数分解が得意な量子コンピュータは、そのパラレル・ワールド上にある無限のパターンの計算結果から正しい答えを選び出すそうで、その計算の速さからかなり画期的なのだそうだ。

 アメリカでペンローズという科学者が10年以上前に「量子脳理論」という面白い発想の本を出版したが、生物の脳は量子コンピュータだそうで、脳細胞のシナプスが複雑な回路を形成してできあがった1台の量子コンピュータではなく、シナプスひとつひとつが1台の量子コンピュータで、人間の脳は何十万台分もの量子コンピュータの集まりであるという。

 量子コンピュータが完成すれば、パラレル・ワールドが証明されるという。私は「エヴェレット解釈」によるそのパラレル・ワールドが実際にはちがうものではないかと感じるのだが、その辺の解説が入門書には書いていない。難しい本を読み漁らないとだめなようだ。端的に「エヴェレット解釈」を裏付けるとされる実験結果は光子の「干渉縞」らしい。無数に光子を飛ばした場合の、まるで波同士が干渉しあうような干渉を受けた動きを、1粒しか飛ばしていないはずの光子が振舞う観測結果から「影の光子」の存在を認め、その「影の光子」こそがパラレル・ワールド上の別の世界の光子である証明になるという。

 どうも納得がいかない。常識人であればあるほどそうであると思う。無限に存在する少しずつちがった宇宙が存在して、その宇宙間で干渉しあっているという。恋人と出会った宇宙と、出会っていない宇宙が両方とも存在し、別の恋人と交際している宇宙も存在するというのだ。あれもこれもと想像していくと、別世界は無数に存在し、実際に無限であるという。離れた宇宙なら自分がこの世に生まれていない宇宙も存在することになる。

 私の直感としては、パラレル・ワールドが存在するのではないと思う。なぜ干渉しあうのか、その辺の理由も理論立てしてみたいし、無限である意味も考察したい。「影の光子」をどう解釈するかで鍵が見つかるような気がする。

量子力学関連再検討中

「コペンハーゲン解釈(不確定性原理)」と「エヴェレット解釈(パラレル・ワールド)」の両理論のはざ間にある私の解釈を少し整理整頓する必要を感じ、再構想中です。その他、時間に関する考察も新しいアイディアがひらめき、取り込んだ新説を早々仕上げて、この連載を続けようと考えています。もうちょっと待っていてください。

「不確定性原理」が突きつけた物理学の根本を揺るがす問題は、観測するまで観測対象の性質が決定しないということなのです。観測することで観測対象の性質が決定し、この宇宙が決定していくという現実があるという衝撃が科学者を悩ませました。みなさんも聞いたことがあると思いますが、アニメやマンガなどで別世界として取り上げられる「パラレル・ワールド」はこの不確定性原理を説明するために考案された仮説で、日本語では「多元宇宙」「多重宇宙」「平行宇宙」とも表現されます。自分が選択したすべては、ちがう選択した自分がいる別の宇宙も同時に存在しており、宇宙は隣り合っているというのです。選択に迫られる場面は日常茶飯事ですので、宇宙は無限に存在することになります。とても滑稽な仮説に思われますが、「予知夢」を解明するには有効な仮説なのであながち否定できません。
 では「予知夢」の仕組みをどう説明できるかといいますと、たとえば「Aさんが明日、飛行機に乗って出張に行く」とします。でも「Aさんは夜に飛行機が事故で墜落して自分が死ぬ夢を見て怖くなり、翌日交通手段を変えて鉄道で出張に行く」ことにしました。すると「飛行機が事故で墜落したニュースが飛び込んできて夢が正夢であった驚きとともにAさんは命拾いをした」という「予知夢」のケースの場合があったとします。厳密にはこの「予知夢」ははずれています。なぜなら、Aさんは死んでいないからです。Aさんの未来は飛行機に乗るはずでした。でも「予知夢」を見たことによって鉄道に乗ることにしました。Aさんが夢で見た「飛行機に乗って死ぬ自分」は「飛行機に乗ることを選択した宇宙の未来を見た」ことを意味し、現実には「鉄道に乗ることを選択したことによってちがう宇宙を生きることになった」と言えるのです。「飛行機に乗って自分が死ぬ宇宙」はなくならずに別の宇宙として存在し、「鉄道に乗って自分が行き続ける宇宙」も同時に存在しているのです。どちらの宇宙を歩むかのちがいであって、「予知夢」で見た風景は何であったのかという説明がつくのです。
 しかし「パラレル・ワールド」は仮説であって、まだ世界中で検討中のものです。
 私はこの仮説とは異なり、独自の説をイメージしています。可能性の数だけ未来はあいまい(不確定)に存在し、選択(観測)した瞬間に数がひとつになるというものです。これは「パラレル・ワールド」のように複数の宇宙の未来が現在に作用することでは共通ですが、ひとたび選択(観測)しますと宇宙はひとつになり、あいまいな未来が順次現在地点でまとめられていくのです。未来はずっとあいまい(不確定)ですが、現在はずっとひとつなんですね。

 さて「不確定性原理」の未来が過去に作用することが「シュレーディンガーのネコ」においても「予知夢」の仕組みにおいても共通であります。ここに運命を決定する仕組みが隠れています

 次回、もう少し物理学で検討してみましょう。

 アインシュタインの相対性理論のライバル的存在である量子力学は、パソコンの設計にも重要な学問で、インターネットを利用している誰もがお世話になっている科学であると言えましょう。
 その量子力学がとんでもない自然法則を発見したのです。
 それは、観測結果が観測方法によってまったくちがうものにしてしまうという「不確定性原理」と呼ばれるものです。「不確定原理」ではありません。「不確定性原理」と言います。「性」の一文字が使われているかいないかでまったくちがう理論になるのでご注意ください。「不確定原理」は数学における証明の限界を示したものです。私が今回説明するのは「性」一文字が付く「不確定性原理」です。
 話を戻しましょう。観測方法によって観測結果が変わること自体になんの問題があるのか、方法がちがうんだから結果が変わるのは当然だろうと思われた方が多いと思います。しかし、この「不確定性原理」が考案された際の実験では、方法を決定して結果を確認すると、その結果が現れるためには、方法を決定した時刻よりさかのぼって作用していないとその結果にならないのに、方法を決定してからその方法に見合った結果がそこに現れていたということなので、今から100年近く前になる当時から科学者同士でたいへんな議論になりました。そのやりとりの中でわかりやすいたとえがあります。シュレーディンガーさんが言い出したネコを使ったたとえ話なので「シュレーディンガーのネコ」と呼ばれているたとえ話です。

 ネコを箱に閉じ込め、1時間後に電子を飛ばし、電子が波長であったら生存し、粒子であったらガスで中毒死するという仕掛けにします。電子は観測方法によって波長になったり、粒子になったりしますので、1時間後には結果が出てネコが生きているか、死んでいるかはっきりするはずなのですが、ネコの状態を見る前にその電子を先に観測すると方法によって波長か粒子か決定しますので、観測者がその方法を決定するまでそのネコは生きているのか、死んでいるのか、観測方法が2択なので確率50%になり、半死半生の状態です。生きており死んでいるのです。観測して初めて結果が決まり、ネコの生死がやっとはっきり決まるということになります。

 かなりアレンジしておりますが、こういった意味合いのたとえ話で、電子の性質を説明する上で、たいへん科学者を悩ませました。

 さて次回はこの理論がどう展開されていくかを追ってみましょう。

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