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私は美術が大好きなんですけど、音楽と違って特定のアーティストにとことん惚れ込むってことはめったにありません。 唯一、その例外が李禹煥♪ 直島の李禹煥美術館は、私にとってこの世でいちばん心の平静が得られる場所なのです。あぁ〜、いつかまた行きたいなぁ・・・。 ここでゲットしたリーさん手提げは、私の大のお気に入りグッズでして、この手提げに入れたモノは多少重たかろうが、何としてでも自分の手で運びたくなるものですから、ミー五郎には大変重宝がられています(笑)。 今年の6月、職員旅行で東京に行ったとき、オペラシティでやってた「李禹煥と 韓国の作家たち」展に行ってきたんですけど、ちょうどそのときある問題を抱えていて、傷心真っ只中だったせいもあってか、あまりにも強く惹きつけられて、いつまでもその場を離れられなくなってしまいました。 李禹煥以外のアーティストも、本当に素晴らしかった・・・。 作品と静かに向き合っていると、癒されるという感覚ともちょっと異質なんだけど、バラバラに散乱してた心のパーツが少しずつ組み直されていくような思いがしました。 韓国といえば、以前、地元の映画鑑賞会で見た「牛の鈴音」も印象的でした。 こういう表面的なハデさの一切ないドキュメンタリーが大ヒットする韓国って、ある意味スゴい国ですよね〜。 きっと韓国の人たちって、私たちの想像以上に、思慮深さを併せ持ってるんじゃないかなって気がします。 そんなワケで、昨今の韓流ブームに対して、苦々しい感情をお持ちの方々も多数いらっしゃるようではありますが、私は韓国の文化をとっても尊敬してるんですよ〜。 ベスト何ちゃらばっかり頼りにするのって、ちょっとどうよ??って自分でも思うんですけど、できるだけ本国の人たちの気持ちに近づいて、各国の音楽に触れたいって考えたとき、他に良い方法がひらめかないんですよ〜。(もしあったら、是非是非ご教示くださいませ〜!) 日本のレコ屋や雑誌で取り上げられてる非英語圏ロックの偏りっぷりには、常に失望してるもんで・・・。 特に、音のうわっツラだけ追っかけて、上から目線で評論してる人たちには、貴殿は何様であられましょうか?!ってな違和感がフツフツしてくるんです。あぁ、私って短気だよなぁ(笑)。 話がいつものグチ方面へスリップしそうになっちゃいましたが、このベスト5がですね、どれもホント気に入ったもんで、ココで取り上げたいと思いま〜す♪ 以下、私は決して韓国ロックの全貌を把握したうえで書いてるワケではないし、実際に歌詞を読んだりもしてないので、間違いなどありましたら、ご指摘お願い致しまするぅ〜。(主にウィキ参照してます。) (注;検索しやすいように、一般的と思われる日本語訳も併記しました。) 第1位 들국화 (野菊) 「1집」(1集) (85年) このベスト100選考に携わった21人全員が選出し、韓国ではトリビュート盤も制作されるほど、非常に影響力の大きいグループの伝説的なアルバムです。 当たり障りのない大衆音楽が主流を占めていた80年代に、当時の若者が抱いていた率直な思いを歌詞にして、情熱的に堂々と呈示してみせた韓国初の本格的なロックバンド! また、それまでの中心だったメディア放送を介してではなく、レコードとライヴで支持を得ていくというアンダーグラウンド音楽の可能性を切り開いた点においても、歴史的に大変意義の大きい存在なんだそうです。 コレはマジで素晴らしすぎるぅ〜!! 骨太でアツいわ〜!! 本気で心を突き動かされてしまいました・・・。 日本にも70年代あたりに確かに流れていた、あの空気感に貫かれてるんですよ〜。 → 代表曲、泣きたいくらいに大好きな曲 第2位 산울림 (サヌリム、San Ul Lim) 「1집」(1集) (77年) コチラの兄弟トリオは、シン・ジュンヒョン御大と並ぶ韓国ロックの祖として、今回の5枚の中ではおそらく一番、日本の音楽ファンの間でもなじみのあるグループじゃないでしょうか。 全編に漂うチープなオルガン&切り裂きジャックのごとく時折殴り込みをかけてくるファズギターが醸し出すサイケデリックな高揚感と、何故か見事なまでに融合してしまうGS調の歌メロ・・・う〜ん、たまんないワ〜ン♪ 冗長さのけむにまかれてBGM化しがちなこのテのバンドとは一線を画する、聴かせるメリハリも効いてるトコがまたイイ!! → こんな感じ 第3位 어떤날(ある日) 「1960•1965」 (86年) のちに編曲家やプロデューサーとして活躍するチョ・ドンイクと、セッションギタリストや映画の音楽監督などで有名になるイ・ビョンウが、80年代に結成していたフォーク・デュオ。 素朴で柔らかな叙情をたたえたメロディに、優しくもちょっぴり憂いを秘めたボーカルが重なり、穏やかな落ち着きを与えてくれるんですよね〜。 洗練されてるけど、ただのヤワじゃない。独特の世界が広がってます。 → こんな感じ ちなみに、ジャケの数字はメンバーの生まれた年でして、コレをタイトルとはみなさず、単に「1集」と表記されてる場合もあるみたい。 第4位 델리 스파이스(デリ・スパイス) 「Deli Spice」 (97年) 90年代の韓国におけるモダンロックの潮流を代表するバンドの1つ。 「U2やREMみたいな音楽をやりたい」との掲示板のメン募(←死語?)で結成されたんだそうです。 英語名ながら、ちゃんと韓国語で歌ってくれてますよ〜。(←ココ、個人的に重要なポイント(笑)) 欧米ロックのアジア流解釈の王道をゆくサウンド♪ かなりのメロディセンスがあります。 ヘンに力んだり、奇をてらったりしてない自然さが好感持てて、聴いててすごく気持ちイイ!! → こんな感じ 現在、1〜3集のBOXがリリースされてて、私はそちらでゲットしました。 第5位 시인과 촌장(詩人と村長) 「푸른 돛」(青い帆) (86年) ソ・ヨンウンの短編小説からユニット名をとったフォークデュオ。 このステキなジャケ画は、画家を目指していたリーダーのハドクギュが描いたものだそうです。 リアルな生活感に裏打ちされたファンタジックな世界♪ 実直さをもって訴えかけてくる純粋な音楽が、どこか懐かしい匂いを思い起こさせてくれます。 「それでいいんだよ」って誰かに言ってもらいたい、そんな夜にひとりで聴きたい1枚です。(←最後にカッコつけてみました。) → こんな感じ もしかしたら、「世界基準」の耳で聴けば、「こんなんロックじゃねぇべや〜」とか「大したことないじゃ〜ん」とか思われちゃうのかもしれませんが、すでにそういう物差しがサビついて使いモノにならなくなった私みたいな人間にとっては、まさに心の中に思い描いていた韓国の一面を垣間見れたような気がして、何だかすっごくウレシかったです♪(クロム)
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クロムさん
a..は結構偏見ちゃんなので、韓国の音楽ってまともに聴いたことがないのだけれど、音楽が世界共通語だというのがわかりますね!
クロムさんは特定のアーティストに惚れ込む・・といっても、音楽言語?みたいのが凄く発達しているんじゃないのかなぁ。本当によく音楽を聴いていらっしゃるぅーといつも感心しています。
2011/10/12(水) 午後 5:32 [ a.. ]
>a..さん
フィンネタ以外にもコメント、どうもありがとう〜♪
a..さんは全然偏見ちゃんなんかじゃないですってば〜! a..さんほど何色にも染まってない感性の自由人って、そうそう居ないと思いま〜す♪
いろんな国の音楽を聴き始めたキッカケは、ステキな音楽との出会いがあると、その国自体も好きになっちゃうのが、何だかすっごく楽しいからなんです。好きな人のこと、いろいろ知りたくなるのと同じで、音楽に塗り込められたその国の文化や国民性、社会背景とかにも興味がわいてきて・・・。そして最終的には、やっぱり人間の心の根っこは、どこの国でも同じだよなぁ〜って結論に達するんです(笑)。
エスペラント語開発するくらいなら、音楽を国際共通言語に設定した方が、お互いの理解が深まって世界平和につながるのになぁ〜(笑)。(クロム)
2011/10/12(水) 午後 6:44 [ puh*ten ]
つづきです。
私の音楽言語の発達段階って、両生類くらい? まだ陸に上がれてないです(笑)。
自分が好きな音楽しかわからないし・・・。たぶん何か共感できるモノを見つけたくて、音楽を聴いてるだけなのかも〜。
あっそうだ、余談ですけど、韓国のCD聴いたあとにフィンランドのCD聴いてたら、ミー五郎が韓国語と間違えましたぁ〜。例のNeljä Ruusua事件を思い出しました(笑)。(クロム)
2011/10/12(水) 午後 6:44 [ puh*ten ]
クロムさん、韓国の美術やロックにまで詳しいとは!!スゴイ!
私もコリアン・ガレージやサイケにピピンときて、ぜひともコリアン・サイケコンピを発売してほしいと熱く願っている最中です♪
リンクのコリアン・ロックの「なきたくなっちゃう曲」すごく良い曲ですね!
私も涙腺ヤバシ!です!(*´∀`*)
85年でこの完成度の高さだから、コリアン・ロックにますます興味深まりました!
はやいとこ60年代のコリアン・サイケコンピと、70年代からのコリアン・ロックコンピを発売してほしいですね!
って、本国ではもしかしてそういうのがあるのかも!?
はやくユニオンあたりが目をつけてほしい〜!
2011/10/22(土) 午後 7:15
>もりたんさん
韓国には、かなり思い入れが深まりつつあるものの、まだ右も左もわからない霧の中なの〜。
どなたか詳しい人、教えてちょ〜だいな!!
60〜70年代までの韓国ロックは、もちろん単発的には優れたアーティストが居たみたいだけど、シーン全体としては、あまり活発ではなかったみたい。
そんな中で、野菊のファーストの登場は、韓国独自のロックの確立に向けて、エポックメイキングな出来事だったようです。
香港でいえば、ちょうどBeyondの登場みたいな感じ??
以前、神様の域で音楽に造詣の深い方から、「Korean Pebbles 1964-72 Vol.1&2」って音源を聴かせていただいたことがあるんですけど、もりたんさん、もしご興味がありましたら、お知らせ下さいね〜♪ (クロム)
2011/10/24(月) 午後 6:28 [ puh*ten ]