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あとは、今回の美術館巡りで新たに好きになったアーティストを(自分の整理のために)列挙しておきますね〜。(敬称は略させていただきます。なお、リンク先の多くは今回の展覧会とは無関係です。) *カミーユ・コロー 自分の好みって自分ではよくわかってないところがあったのですが、ミー五郎から「クロムは硬派なのが好きなんだよ。それも直球なのがさ。音楽だってそうじゃん。ピーター・ウルフとか好きでしょ。」と言われました。そっかぁ、確かにシャガールやピカソなんかは永久に好きになることはなさそうだしなぁ〜。そんな私のツボの1つがバルビゾン派なのであります。中でも、コローの乾いた穏やかな叙情性はたまりませんね〜。 *ウィリアム・ターナー ロック界では英米が主流なように、絵画の世界ではどうもフランスが主流になりがちですよね。じゃあ他の国はどうなのよ?って、私の性格上、どうしても気にならずにはいられないんですよ〜(笑)。前回の旅行で見たロシア美術は鳥肌モンだったし。そういう点では、郡山や栃木でのイギリス美術をきちんと紹介しようとする姿勢にはすごく好感が持てましたよ〜。いや〜、ターナーの絵って、ブリティッシュロック・・・あの「英国ロックの深い森」の雰囲気そのまんまですね〜。ついつい音楽にたとえて見てしまうのが私の悪いクセ(笑)?! *上田薫 割れたナマ卵、スプーンに乗ったゼリー、オレンジに切り込むナイフといった不規則な反射とぶるりんとした感触のコラボレーション。それらの物体を尋常じゃない執着ぶりで描き出すスーパーリアリズム。この強迫的なフェティシズムとも言えそうな世界に私はすっかり魅了されてしまいましたよ〜。強烈なインパクトをもって、水の泡を描き続ける北海道を代表する画家、宮川美樹に通じるものがありますね。 *チャールズ・ワーグマン 幕末に報道記者として来日したワーグマンですが、その任務をはるかに超越した画家としての偉業を成し遂げてますよね〜。欧州のフィルターを介したジャポニズムとは全く逆に、完全に和のこころを理解したうえで、洋画のタッチで描かれる日本の風景や風俗。この人は絶対、朝食に箸で納豆食べてたんじゃないのかぁ〜と想像してしまうほどです(笑)。ちなみに彼は日本最初の漫画雑誌の創刊者でもあったんですね〜! *高橋由一(←リンク先の下の方の常設展示の作品名をクリックすると見られます。) そんなワーグマンから油彩の手ほどきを受けたのがこのお方。日本で最初の本格的な洋画家といえる存在なんだそうです。以前から、ミー五郎は「高橋由一はスゲェ〜スゲェ〜!」と騒いでおり、画集なんぞを見せつけられたりもしていましたが、私は今回実際の絵を目の当たりにして、初めてその素晴らしさに背筋を凍らせたのでした。やっぱり実物を見ないと伝わらないものもあるんですね〜。大和魂をたたえたこういう重厚で静謐な作風は、日本においては超貴重!! *向井潤吉 大和魂といえば、この人にも感動しましたよ〜。高橋由一とはまた違った、しっとりとした和の情感を大切に描かれた民家たち。もうこれは日本のバルビゾン派だわ〜!ううっ、何たる地味シブさ!そこはかとなくブルースが漂ってます。 *小磯良平 そして、このお方もまた日本人画家の中では絶対にハズせない存在ですよね〜! 我が家ではミー五郎が深く傾倒しまくってる人物として有名でしたが(笑)、ようやく私もその稀有なる才能に触れることができました。画家はときとして、哲学者以上に的確に物事の本質をとらえることができるんですね〜。 *李禹煥 よその家を訪問したとき、テーブルを囲んでどこの席に座るかで戸惑うという話から、空間とそこにおける対人バランスの関係を考察した作者の言葉に引き続いて展示されていた2枚の版画。それらを見た瞬間、自分でも思いがけないほど直感的にググッときたんですよ〜。「ああ、この人と現実に出会っていたなら、きっと恋(←あくまでも一方的ですが)に落ちただろうなぁ♪」なんて・・・(笑)。抽象表現に対して、そんな感情を抱いたのはコレが初めてかもしれません。この人の空間への鋭い感受性と天性のセンスは、まさに驚嘆モノです。「もの派」を主導した人物だったんですね。 *伊藤公象 最近、自分が陶土萌えすることに気づいたばかりの私には、まさにもってこいの企画でしたよ〜。陶土が本来持つ性質に真摯に向き合いつつ、その新たな可能性に着目し、それらを見事に融合していく果敢なる挑戦。ダイナミックなインスタレーションの数々に、てっきり若手の新進気鋭のアーティストかと思いきや、ナント!1932年生まれとは〜! すでにヨボヨボ化しつつある私より3回り半以上も大先輩だというのに、このエネルギーは一体何?? 創造という行為は人間をイキイキと保つ原動力になるのかな? ああ、完全に生き方あやまったよぉ〜!!と後悔の嵐に包まれたのでした。自分の才能うんぬんは抜きにしての話ですけどね(笑)。 *アンドリュー・ワイエス ワイエスこそが今回の美術館巡りの目玉のオヤジ!! そうそう、油彩じゃなくて、水彩かテンペラで描いていたってのもビックリでした。ワイエスの作品はまさしく、究極の洞察力で対象と対峙する野田弘志と、内的情緒を対象に投影するエドワード・ホッパーという一見対極にある私の大好きな2人のアーティストを結ぶ接点! このようなタイプの画家がアメリカで国民的なブレイクを果たしたという事実が、私には何だかちょっぴり意外です。アメリカって奥深い国なんだなぁ〜。 こうして改めて並べてみると、圧倒的にリアリズムのアーティストに偏ってるじゃ〜ん(笑)。 宿泊先は安さに重点を置いてチョイスしたのですが、今回のベストコストパフォーマンス賞はホテル福島ヒルズに決定〜! セミダブルの2人利用だったんですけど、大浴場と無料の軽朝食付きで1人あたり、たったの3000円弱でした。部屋はサイドテーブルがあって広々としたつくりだし、朝食はおにぎり、パン、スクランブルエッグ、ポテトサラダ、味噌汁が食べ放題(!)なんですよ〜。部屋のバスタブは髪の毛が何本も落っこちており、清掃してないみたいでしたが、むしろそれくらいの落ち度があってくれて良かったです。さもないと、従業員の労働環境とか心配して落ち着かなくなりますからね(笑)。フロントの方も親切でしたよ〜。福島って、バス停で住民が気軽に話しかけてきたり、温かい人情が感じられるところですね。 カルチャーショック大賞は同点で2つ。 1つは「水戸の梅」というお菓子は、一般名であって商品名ではないこと。違うお店でいろんなジェネリック(?)の「水戸の梅」が売ってるじゃありませんかぁ〜?! 2つ目は、福島県立美術館では展示会場内に学芸員に質問ができる直通電話が設置されていること。ここにも人との交流を尊ぶ豊かな県民性が〜! 福島には学芸員の下着の色とか聞くバカ者はいないワケですね(笑)。 初日のライヴ以降、音楽から隔絶された生活を送り続けていた私は、旅の終わり頃にはついに禁断症状が出現〜。空港の待合室のBGMのエレピの音を聴いただけで涙があふれそうになりました。そして、機内に乗り込むや否や、イヤホンをむさぼるように装着し、ちょうどかかっていた愛しのBCRの「Saturday Night」でディスコでフィーバーのごとく激ノリしたのでありました。不審者として摘発されずにすんだのは奇跡です(笑)。
こうして、辿り着いた新千歳空港。国内旅行だから、新型インフルエンザとは無関係よね〜とタカをくくっていたのですが、荷物引き取り所で成田からのマスクの一群と未知との遭遇〜! 職場でウイルスなぞ振りまこうものなら大事件だぞぉ〜と焦り、念のために息を止めて競歩のスピードで通り過ぎました。今現在、発症してないので大丈夫だったみたいです(笑)。(クロム) |
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昨日は道立近代美術館に行き、モディリアーニの首状態で長らく心待ちにしていた「佐伯祐三展」を見てきましたぁ〜!ああ、何て素晴らしいんだろ・・・。彼の作品はすでに絵画の域を超えてるわ〜!! まさに「生きること」そのものと直結したスゴミを感じずにはいられません。特に初期の頃の自画像や2度目の渡仏時の作品群などは、ホント息が詰まり苦しくなってくるほどなので酸素ボンベ必須ですよ〜!ついでにルックスも私好み♪(←コレは余計) ところが!さらにショッキングな出来事発生! ナ、ナント財政危機から、キンビまでもが施設見直しの対象になっており、市民アンケートが実施されているではありませんかぁ〜! あり得ないわ〜! 美術は単なる趣味や娯楽なんかじゃないよ。一部の人種にとっては、精神の安定を保っていくために絶対に必要不可欠なモノだと思うのですが・・・。 何としてでも公立で運営してよね〜。万が一、閉鎖されようものなら、きっと病気になっちゃうぞ〜ってな切実な雰囲気を漂わせた回答をしてきました(笑)。これまでさんざんキンビのやり方に対して、悪態ついてきた私たちでしたが、すっかり親不孝してきた親が病に伏したときの気分。もう今ならすべてが許せます。キンビよ、死なないで〜!! さて、今日は5月2日〜6日にかけて、福島、栃木、茨城へ旅行してきたときの覚え書きを記しておきますね〜。と言っても、ライヴ1本見た以外は、ひたすら美術館巡りしかしてないので異常に偏った内容ですけど。 <日程> 5月2日;郡山市立美術館「光と影のファンタジー 藤城清治の世界展」&常設展
宇都宮のかぼちゃ亭にて野澤享司さん&よしだよしこさんのライヴ
5月3日;宇都宮美術館「リトグラフィ・オリジナル アーティストとアトリエMMGの夢の革命 1974−2007」&コレクション展栃木県立美術館「躍動する魂のきらめき―日本の表現主義―」&コレクション展 5月4日;茨城県陶芸美術館「伊藤公象 1974−2009」&コレクション展&現代茨城の陶芸展
笠間日動美術館「三重県立美術館所蔵名品展 浅井忠から松本竣介まで」&常設コレクション展(←パレット画のコレクションが圧巻!!)
5月5日;茨城県近代美術館「照沼コレクション展」&常設展(中村彝のアトリエ復元もありました!)水戸芸術館「ツェ・スーメイ展」&「クリテリオム76 松宮硝子展」 5月6日;福島市写真美術館「中村征夫写真展 水中の賢者たち」&「秋山庄太郎常設展」 福島県立美術館「アンドリュー・ワイエス 創造への道程」&常設展 笠間で1時間に1本しかないバスが45分遅れでやって来たほかは、どこもGWの混雑とはほとんど無縁での〜んびり過ごすことができましたよ〜♪ まずは、何てったって野澤享司さ〜ん!!! こじんまりと落ち着いたカフェレストランの一画でのアットホームな雰囲気のライヴでした。ステージ真ん前のカブリつきの席をゲット〜、きゃっ♪ 開演前にお料理も堪能。ぷりっぷり海老のマンゴネーズソースが激ウマでしたよ〜ん。 地元ということもあってか、非常にリラックスした感じ。ギター1本でのソロです。 MCでは、自宅の土木作業(ユンボでの土の入れ替えとか、駐車場のコンクリ仕上げとか本格的!)のお話などされてました。いいなぁ〜、そういう暮らしって憧れるなぁ〜♪ そんなこんなで筋肉痛とおっしゃってましたが、いざ演奏となると、あの華麗なるテクニカルなギタープレイをごく自然にサラ〜リと披露されてましたよ〜。紛れもないホンモノのミュージシャンの風格を漂わせながら、おごり高ぶったところが一切ないんですよ〜。ああ、何て感じ良すぎっ!! 以下、私が今思い出せる範囲でのやった曲なので、たぶん抜けてるのがあると思いますが・・・ 迷走 悲しみはBluesで Over the Rainbow Whiskey River Blues 大地の鼓動 I am the Walrus それでもLucyは空に タイトル不明(一番最近作った曲で、一番暗い曲と紹介してました) 近年はブルース色の強いウタモノと美しく感動的なインストの2本立てになってます。 ナマで聴く「Whiskey River Blues」はホント最高〜♪ もう完全に持っていかれました! おかげで旅行中、気がつけば毎朝ハミガキや化粧をしながら、この曲の鼻歌ばかり唄っていましたよ〜(笑)。 「I am the Walrus」では、野澤さんのギターインストに合わせて、観客(←知り合いの方っぽかったです)が歌うという一幕も。「ビートルズの本当のファンで、『Yesterday』や『Let It Be』が一番好きっていう人はいないんじゃないかな」とのお言葉に、「そうそう、Big Countryの本当のファンで『In A Big Country』が一番好きって人やTon Steine Scherbenの本当のファンで『Macht kaputt was euch kaputt macht』が一番好きって人はいないわよね〜!」などと、全然無関係なことを連想して深く頷いた私なのでありました(笑)。 その他、野澤さんは「日本語でカヴァーするのが好き」と述べておられましたが、実際、日本語歌詞の乗せ方がすっごくイイんですよね〜。ここでもまた「そういえばMyヒーロー、ペトロ・ヤンダ率いるチェコのOlympicのデビュー曲は、ビートルズの『From Me to You』の自国語カヴァーだったよなぁ〜」などと考えちゃう私、どうしようもないですねぇ(笑)。 「それでもLucyは空に」では、「ついてこれなくなると苦痛でしかなくなる長い曲です。人生には苦痛に耐えなければならないときもあるわけで・・・」みたいな遠慮がちな前置きのあと、素晴らしいフリークアウトぶりを堪能させてくれましたぁ〜!! 現在の野澤さんには「白昼夢」時代の面影はなく、こちらも過去の幻影をいつまでも追い求めるつもりは毛頭ないのですが、それでもやっぱり、こういう側面がまだ野澤さんの中に残っている様子を見ると、正直なところたまらなくウレシかったりするのです。 共演は、元ピピ&コットのよしだよしこさん。ダルシマー&ギターによる弾き語りです。 今回初めて知った方なのですが、何とも芯のあるカッコ良さ! こんな女性シンガーが日本にも居たんですね〜。しかも、わ、わ、若〜い! →「砂の唄」(←曲は2分40秒過ぎから始まります。) ラストに野澤さんがブルースハープで参加してましたよ〜♪ そして、アンコールでは、上記のお2人にお店のマスターも加わって、きっと有名なんだろうなって感じの曲を演ってましたが、世間とはズレまくった常日頃の嗜好性が災いして、私にはわかりませんでした・・・。 ライヴ終了後、野澤さんから持参したCD(←08年リリースの70年代の曲のセルフカヴァーアルバム)にサイン(写真)をいただきましたぁ〜♪ しかも、私のフルネームを漢字で入れてくださったんですよ〜!! うわぁ〜、家宝誕生♪ そしてそして、野澤さんは左利きであることを発見〜! 私の大好きな凄腕ギタリストは、ヤマジさん、モーちゃん(←スティーヴ・モースね)、故オリー・ハルソールと左利きが多いんですよね。 おそらくは音楽から感じられるようなとっても繊細な内面を持ち合わせていながら、気さくで温かな物腰で人当たりの良い野澤さん、人間的にも何てステキな人なんだろう。ヒャ〜ッ、ますますファンになっちゃうわ〜♪ その2へつづく・・・(クロム)
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dip&ヤマジさんソロ、札幌2days!! 札幌在住ファンの1人として、ホントにささやかではありますが、少しでも宣伝にご協力できればと思い、2日目に共演されるゲンキさんのブログからフライヤーの画像を転載させていただきました。 ライヴが終わるまで、TOPにしておきますね。 もしも、偶然コチラのブログをご訪問された札幌の方がいらっしゃいましたら、それも何かのご縁!是非是非ライヴに行きましょ〜♪ 日本で一番カッコイイバンド(だと私は思ってる)、dipの札幌公演を最高に盛り上げていきましょう!!! 詳細は下記の通りです。 ■dip 3/8(土)@HALL SPIRITUAL LOUNGE(札幌市中央区南2条西4丁目 ラージカントリービルB1F) open 18:00/start 18:30 \3000 / \3500(3/9ヤマジカズヒデ ソロとの通しチケット\5000※限定) ※別途ドリンクチャージ?500円 *dip(東京) *supernaut *FLUKE ■ヤマジカズヒデソロ 3/9(日)@HALL SPIRITUAL LOUNGE(札幌市中央区南2条西4丁目 ラージカントリービルB1F) open 18:00/start 18:30 \3000 / \3500(3/8dipとの通しチケット\5000※限定) ※別途ドリンクチャージ?500円 *ヤマジカズヒデ(dip)(東京) *松竹谷清 *ワカバヤシゲンキ ローソンLコード 3/8 Lコード13511(1/10発売) 3/9 Lコード13512(1/10発売)
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