Ekatarina Velika

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この連休で嬉しかったこと・・・海鮮丸が配達区域外なのに、我が家への出前に対応してくれたこと。ああ、これで念願の自宅でお寿司がかなったわ〜♪
困ったこと・・・義父からリンゴを1箱もらい、食べ切れそうになかったので、ミー五郎がジャムを作ってくれたんですけど、大量のラカント使用により、2人してヒドい○痢に見舞われるハメに・・・。一応、注意喚起のために恥をサラしときます(笑)。

この「感涙のリリース」シリーズ、私の怠慢投稿のおかげで、ちっとも情報が新しくないという説もありますが・・・(汗)。
本日は、80年代から90年代前半にかけて活動し、旧ユーゴ諸国のロック界に絶大なる影響を与えたセルビアの伝説的バンド、Ekatarina Velika(EKV)を取り上げたいと思いま〜す♪
旧ユーゴ諸国というと、(一昔前の私も実はそうでしたが)今だに「辺境」というイメージをお持ちの方が少なからずいらっしゃるかもしれませんが、日本よりもずっとずっと自由&先進的で層のブ厚〜いシーンが形成されていた、まさにロックの聖地なんですよ〜。(←この話、我ながらしつこい?)
中でも、EKVは間違いなく世界に通用する、いや世界中を見渡してもトップクラスのバンドですっ!!!

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EKV 「Kao da je bilo nekad」 (2010年)

コレは2008年に制作されたEKVに関するドキュメンタリーのDVD化!!
関係者のインタビューを中心に構成されてるので、お年玉年賀ハガキ4等の当選確率ぐらいでしか聞き取れない私には詳しい内容はナゾだ、はてさて???
でも、すごく丁寧に作り込まれているので、EKVの全貌が立体的に浮かび上がり、見終わったあとには、この偉大なるバンドへの私の想いの深さは、遂にマリアナ海溝の域まで達してしまったのであります・・・(涙)。
インタビューには、Disciplina Kičme 、Bajaga、Električni Orgazam、Partibrejkers、Van Goghなどなど、セルビアのロックシーンをともに率いてきたアーティストたちもチョコチョコ登場しますよ〜。
ミラン(Milan Mladenović、Vo&G担当のフロントマン)の親友として出てくる女性、どっかで見たことあるぞぉ〜! おおっ、写真&歌詞満載の私の秘宝ミラン本「dečak iz vode」の64ページの写真に写ってる人だわぁ〜!な〜んて独り寂しく盛り上がってる自分が虚しい・・・お仲間プリ〜ズ!!

ミランはとにかく素晴らしい〜!! EKVが単なるニューウェーヴバンドという枠をはるかに超越し、魂を揺さぶる切ない叫びを感じさせるのは、やはりミランの個人的なオーラによるところが大きいと思います。 → 代表曲から「Par godina za nas」「Oči boje meda」
生前のインタビュー映像では、ステージでのエモーショナルさとはまた違った落ち着いた話しっぷりで、私的好感度アップだわ〜♪ ア〜ン、もうプラトニックLOVE炸裂しまくっちゃうじゃないのさぁ〜❤❤❤
私の空想によれば、ミランはたぶん純粋でひたむきな感性ゆえ、世の中の荒波をダイレクトに受け止めてしまうタイプなんじゃないかと・・・。長くは生きられない人間の典型みたいな感じ。
いつか絶対にミランのお墓参りをしてきたいと思ってるのですが、墓石の彫刻が何だか中学校の卒業記念作品っぽいガサさなのがショックだぞぉ〜! → こんな感じ

ミランがEKVの前に、のちにDisciplina Kičmeで活躍するDušan Kojićらと結成していたGreatポストパンクバンド、Šarlo Akrobataから、内戦中に反戦プロジェクトとして立ち上げたオールスターグループ、Rimtutitukiや晩年にブラジルで旧友と録音した「Angel's Breath」名義での活動まで網羅された貴重な映像の数々に、思わず涙腺パンクス〜!!
とはいえ、いかんせんどれもNHK連続テレビ小説並みの細切れっちゅうサディスティックっぷり・・・。
ライヴ映像とか、結構残ってるんだからさぁ〜、どなたか政治家さん、まとめてDVD化を公約に掲げてくれたら、清き一票入れちゃうわ〜! → ライヴ映像から

ミラン以外のメンバーについても、もちろんきっちりフォローしてくれてますよ〜。
今回あらためて気づいたんですけど、ベースのBojan Pečarって、なかなか愛らしいキャラじゃない? 好きになっちゃった♪(←単純ミーハー) 絵もウマいよ〜。
ちなみに彼はEKV加入前にVIA Talasなるバンドをやってて、コレがまたex Yu Wave界 未CD化最後の砦の1つと言われてるかどうかは知りませんが、キッチュな魅力に溢れた名グループなのでありまするぅ〜。

そして、EKVのイメージガールこと(←私が言ってるだけですが)、キーボードのマギ(Margita Stefanović)。
そもそも、このドキュメンタリーはマギに捧げられてます。
ミランの親友やボヤンの女兄弟が、彼らの死の話題に及ぶと涙ぐむ一方で、マギの友人や元カレ(←ダテ男でやんの)は、気のせいかもしれないけど、何だか感情的な距離を感じるんですよね〜。
彼女のエキセントリックな大胆さに惹かれる取り巻きは多かったんでしょうけど、内面に秘めた、むしろ彼女の本質であったのかもしれないデリケートな脆さの部分を本当に理解し、包み込んであげられるような人たちは居なかったのかもなぁ〜と想像すると、とても悲しい気持ちになりました。彼女の孤独な最期を思うとなおさらのこと・・・。

もしも、これからEKVを聴いてみようかな〜♪という勲章レベルの敬意に値するお方(!)がいらっしゃいましたら、私の個人的なオススメは、初期のダークでデカダンな雰囲気から、メロディアスな作風へと変化した中期のアルバム、特に3rd(*)「S' vetrom uz lice」(86年)か、5th(*)「Samo par godina za nas」(89年)です。
(注(*);Katarina II名義を1stと数えた場合。)
この時代の作品はホント、ミランの心がストレートに伝わってくる狂おしいまでの名曲揃いですから〜!

そしてそして、只今、日本におけるEKVの知名度向上キャンペーンを実施中〜(笑)♪
ブログ記事で取り上げるetc、EKVの素晴らしさを世に知らしめるための活動に何らかの形でご協力して下さる方に、私から感謝の気持ちとして、「S' vetrom uz lice」の中古CD(ライヴのボートラ入りヴァージョン)をプレゼントさせていただきま〜す!!
ただし、過去記事でも書きました通り、このCD、iTunesには取り込めるものの、ウチのプレイヤーでは後半部分が再生不能なのであります。(2枚買ったけど2枚ともそうでした。)
その点をご理解のうえ、ご希望の方はコメント欄にてお知らせ下さいませ〜♪(クロム)

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今年も年の瀬が迫ってきたということで、何となく総括っぽい雰囲気の記事を書いてみました。
まだビミョ〜に早すぎる気もしますが・・・。

題して「今年出会った中で最高だったアルバム」〜!!
あくまでも「今年リリースされた」ではないですから。

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Ekatarina Velika(EKV) 「S' vetrom uz lice」(86年)

世界的に最もよく知られたセルビアのバンドといえば、やっぱり彼ら抜きには語れないでしょう。
コレはもう完璧私の「入院アルバム」に決定〜〜パンパカパ〜ン♪♪♪
(「入院アルバム」ってのは、入院で絶対安静を強いられたときに持参して聴きたいアルバムという意味。「無人島アルバム」なんて表現は、すでに百番煎じな感じがするうえに、第一無人島で電池切れたら、それっきり音楽聴けなくなるしょや〜!というワケで、よりリアリズムに基づく視点から考案した言葉。流行らせたいのですが、確実にムリでしょう・・・。)

サウンド面では、いかにも80年代してて、同時代の英国アーティストからの影響が顕著なもんで、行間をムシした分析的な聴き方が主流の日本では、「○○○に似てる」の一言で片づけられてしまう現象が多いのではないかと思うと、あまりにも残念でイジケて部屋にこもって拒食したくなってしまいます。
少なくとも私には、オンリーワンに聴こえるのですが・・・。

中でもこのアルバムは、1曲1曲が非常に胸に響くメロディーを持っています。キーボードやベースの使い方も印象的ですし。
しかしながら、私はEKVの最大の魅力は、ひとえにVo&GのMilan Mladenovićのカリスマ性にあるのではないかと思ってます。
EKVには彼の歌声しか考えられないし、彼の想いの体現がEKVそのものですらあったような気がします。
まぁとにかく、どうか聴いてやって下さいませ〜♪ → コチラ

ミランは94年に膵臓癌のため、36歳の若さで死去。
他の中心メンバーも、ベースのBojan Pečarは98年に38歳で、キーボードのMargita Stefanović(愛称Magi、女性)は2002年に43歳で亡くなっています。
特にバンドの看板的な役割も担っていたマギの晩年は、薬物依存でボロボロに成り果て、無一文という悲惨な最期だったようです。

・・・なんて書いちゃったら、なんや〜、ロックバンドにありがちな不摂生なジャンキー集団かよ〜などと思われちゃうかもしれませんが、そもそもあらゆるアディクションの背景には、「自分ではどうすることもできない脆さとの闘い」があるように思います。
そして、それはまた生きていくうえで、多くの人間が抱えている問題に他ならないのではないかと・・・。
EKVの音楽を聴いていると、何だかそのあたりの感覚がすごくリアルに伝わってくるんですよね〜。
さらにEKVが特別なのは、フツーならそのテの音楽には付き物の「痛み」が、不思議と少ないんです。
誰もいない広い草むらで、雲ひとつない、だけど水色と灰色が混ざり合ったよどんだ色の空をじっと見上げているような・・・そんな心持ちになるのです。

現在、このアルバムの再発CDは、プラケとデジパックの2種類がそれぞれ別レーベルから出回っており、プラケ盤の方にのみライヴのボートラが収録されてます。
ところがドッコイのダイヤル6700、このプラケ盤、かな〜り作りが粗雑なようでして、Myステレオでは、後半部分から音飛びがクレッシェンド状態、しだいに聴取不能の域に達してしまうのであります。
そう、中国かどっかのアヤシげなDVDとかにありがちな、あの現象です。
でも、なぜかCDを立てて入れる縄文時代タイプの小型プレイヤーでは再生OK、PCへの取り込みも問題ありませんでした・・・が音質は良くないです。
というワケで、いずれ買い替えしようかなって計画もあるんで、その節にはまたプレゼント企画に登場するかも〜♪ 

今年もまた、本物の感動を魂に刻み込み、人生の最良の伴侶となってくれ、これぞ芸術の醍醐味だわさ〜と震えさせられるような素晴らしい音楽に出会えたことに感謝〜!!

本格的な旧ユーゴ特集は、ウサギ年に持ち越したいと思ってるんで、JOROŠIKU〜!!(←セルビア語風つづりで「ヨロシク」と書いてみました。)(クロム)

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