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先日、書きました小学校での読み聞かせ。
あれから何度か行きました。
今後のために、記録しておこうと思います。
「飛行士フレディ・レグラント」
飛行機が、やっと空を飛べるようになった頃のお話です。
フランス人飛行士のフレディが、小さな飛行機でニューヨークからパリまで、飛ぶ途中、
燃料切れでフランスの田舎に墜落するところから始まります。
まるで、宮崎駿のアニメを思い起こさせます。
と言っても、話の内容はまた違うのですが、
空の勇者はいつも、ダンディーで、威風堂々としていて、タフで、勇気があります。
飛行機が突っ込んだ農家の夫婦に助けられ、
無事、パリに戻ったフレディは、次は、世界一周に挑戦します。
そして、また思わぬ事故が・・・・。
空を飛ぶ、という、人類の憧れに挑戦するフレディと、
素朴な農夫とその妻の友情が、心地よく、胸躍るお話です
テンポ良い文章と力強い絵に引き付けられます。
ニューヨークや、パリの新聞が出てきたり、絵本には珍しい洒落た都会の雰囲気や
新たな挑戦に挑むフレディが、空から見る世界中の素晴らしい景色にもわくわくします。
6年生の2クラスに読んだのですが、なかなか表情に出にくい年頃の子供にも、好評でした。
8分ほどで読める短い絵本ですが、
2つ目のクラスの子達などは、「おもしろかった!!」と、大きな拍手してくれたりして、
頑張った甲斐があったのでした。
「てぶくろをかいに」
大人はけっこうなじみのあるお話です。
4年生に読みました。
初めての冬を迎える子狐のために、
町の帽子屋さんで、手袋を買ってやろうとする母狐のお話です。
久しぶりにじっくり読みましたが、
日本の言葉の美しさ、豊かさに感動しました。
母狐と子狐との、温かく、可愛らしい会話。
また、子狐が生まれて始めて見る雪原で走り遊ぶ様は、まるで一枚の絵を見ているかのようです。
そして、子狐の目から見た夜の冬の町、
帽子屋さんを訪ねたときの緊張、
その帰り道、ふと耳にした人間の母子の優しい会話。
寄り添って仲むつまじくねぐらに帰る美しい銀ぎつねの親子。
こんな風景が、子供のための優しく穏やかな言葉で描かれています。
今風の絵本もいいけど、こんなおっとりと暖かい絵本、
もっともっと、できたら、お母さんが子供に読んであげて欲しいな、と思います。
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