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驚異的回復!天谷、復帰前倒し
スイングを確認しながら丁寧に打撃練習する天谷=廿日市の大野練習場 右手有鈎骨(ゆうこうこつ)骨折のため3軍でリハビリ中の広島・天谷宗一郎外野手(25)が23日、当初は8月中としていた実戦復帰の目標を、前半戦が行われている7月中旬に切り上げたことを明かした。
大野室内練習場に心地よい打球音が響いた。天谷はマウンドの1メートル手前からスタッフが投げた球を20球、打ち返した。患部の状態を確かめる2度目の“試し打ち”を無事に終えると、実戦復帰への強い意欲を表した。
「6、7割の力で違和感はなかった。これから強いボールを打ってからだけど、2週間以内に(2軍での実戦)復帰を目指したい」
驚異的な回復で、実戦復帰にメドを立てた。5月13日の阪神戦(甲子園)で骨折し、同21日に手術を受けて同26日にリハビリを開始。術後、約1カ月たった17日からはノックを受け、18日からはティー打撃も開始していた。私生活への影響もほとんどなく、最大50キロあった右手の握力は40キロまで戻っている。道原3軍野手コーチが「こっちが歯止めをかけないといけない」というほど順調に回復してきた。
今季は打率・300と結果を残しているが、2軍では挑戦者として再スタートを切る。「1軍に上がるのは自分が決めることではない。競争という意識がある」。俊足巧打の背番号49が、マツダスタジアムを駆け回る日は近い。
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