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開催地広島が球宴ジャック!球団史上最多の5人選出
2009年6月30日(火) 11時6分 サンケイスポーツ
うれし恥ずかしの球宴ジャックだ! 広島から「マツダオールスターゲーム」のファン投票で、球団史上初の5人が選ばれた。第2戦の会場となるマツダスタジアムで29日に記者会見。打率・196で選出された石原慶幸捕手(29)らはスランプ中での夢舞台に、複雑な表情を浮かべた。
今年開場した新球場のおかげで、14年ぶりの地元開催の球宴に、球団史上最多の5人の鯉戦士が選出された。笑顔の会見となるはずだったが、勢ぞろいした選手たちは、どこか照れくさそうだった。
「選んでいただいたことは感謝です。でも、こういった成績では情けない。そこが複雑です…」
ファン投票初選出の石原が、伏し目がちに答えた。それもそのはず。WBCでは日本代表の控え捕手も、打率・196は規定打席到達者の中でリーグワースト。これでは11本塁打を放つ巨人・阿部(選手間投票で選出)らに、申し訳ないという心境だろう。
12球団で日本ハム・稲葉に次ぐ得票を集めた栗原にしても打率・249、8本塁打。「この成績では恥ずかしい」と複雑。現在4位と波に乗りきれないチームから、不振にあえぐ選手が多数選ばれるのは異例のこと。球場関係者も「新球場に足を運んでいただいた方のおかげでしょう」と頭を下げる。
1996年には江藤、野村、前田智、金本の4人が選ばれたが、地元開催ではなかった。6月は0勝3敗だった大竹が「7月は全部勝って、気持ちよく出たい」と気勢を上げる。チーム個人ともに胸を張って夢舞台に立つことが、地元ファンへの最高の恩返しとなる。(長谷川稔)
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