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二度目は茶番

二度目は茶番
青木直人氏の御話し
 
●麻生副総理ら安倍政権の実力者、閣僚の靖国神社参拝に抗議して韓国の外相の訪問が中止になり、中国外務省も批判のコメントを明らかにしました。ここまでは想定通りですが、問題は今後の米国の出方です。
 
●安倍政権は米国の対中強硬姿勢?に楽観的すぎるように思われます。日本政府が熱烈に歓迎し、準備していた外務省主催の晩さん会をケリー国務長官側は一方的に断わっています。その一方、ケリー一行は北京で釣魚台国賓館に宿をとっているからです。釣魚台が尖閣諸島を意味するのは言うまでもありません。この時期によりによって宿泊ホテルが釣魚台国賓館ですよ。ケリー訪中、来日がヒラリー・クリントン前国務長官の路線の修正を意図したものであったことは明白でしょう。
 
●麻生政権にしろ、第一安倍政権にしろ、中韓からの外交的圧力には反発できても、米国からの「慎重な対応」要請にはからっきしだらしがありません。なぜ中国がかくも歴史問題を執拗に繰り返すのか。それは米国とは人権で角を突き合わせることになっていても、こと、第二次大戦中の歴史観については一定の共有が可能であり、それが対日外交カード上、極めて効果的に機能しているからなのです。日本は米国の属国。日本を動かすのなら米国を動かせ。こうしたゆがんだ日本認識と外交力学が教科書問題、従軍慰安婦、河野村山談話を通じて構造化されてしまったのです。
 
●この7月大掛かりな米中戦略経済対話が開催されます。中国側は米国に対して安倍政権のネオナショナリズム外交への危惧を表明し、ケリー国務省もまたそうした中国側の声に一定の理解を示すはずです。いよいよ、安倍総理の対米自立度が問われようとしています。
 
 

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嵯峨源氏
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