早くもわが国の報道各社は自民党の安倍晋三新総裁に対する中傷合戦(否定的印象操作)を始めました。これについて、私は
九月二十七日記事で基本的な考え方や接し方を述べておりますので、まず前提として再度お読みください。
読者の方からお知らせいただいて分かったことなのですが、わが国最大のブログランキングにおいて私の論述に対する支持が「安倍批判以前は十八位だったのに、批判以後突然三十位に落ちた」ようです。
それほどいわゆる「日本保守」を強く願う皆様が安倍新総裁に過大の期待を寄せておられるということなのでしょうが、氏の中身を問わないままただ妄信することに私は今でも、たとえこれ以上支持が下がるとしても、あとで「騙された」などと言って片づける気は毛頭ないので賛成しません。
占領憲法(日本国憲法)の国民投票法を制定させた安倍元首相の政治的基軸は、氏ご自身の表現をお借りすればあくまで「絶対的な『戦後レジーム』の保守」であり、それでいてそこから「脱却する」と私たちに喧伝する政治的姿勢は、まさに占領統治期以降の出鱈目な日本政治そのものです。
そのせいでわが国は経済と財政に関する政策を自国だけで決定できないよう誘導されており、露国から領土を取り返せず、韓国には強奪され、今まさに中共にも盗まれかかっています。これらの問題は、占領憲法の改正という国家体系では解決しません。文字通り「皇国日本」を取り戻さない限り、かえって他国は協議にさえまともに応じないでしょう。
安倍総裁に対しては、改めて占領統治体制の保守などではないかどうかを問いただすことで信用に足るか否かを見極めても遅くはないはずです。その作業もなく氏に期待を集中させることが、数少ないいわゆる「保守系」とされている氏を潰してしまう可能性をも私は危惧します。
重要な政策論争もなく安倍総裁を叩き始めた報道各社の存在そのものを疑問に思いませんか? 何度でも申しますが、わが国の解体を目論み続けてきた極左破壊活動(テロリズム)の活性化のために存するのが安倍総裁であり、対する中傷の始め方や質が麻生太郎元首相に向けられたものとまるで性格の違うものであることにお気づきの方もおられるはずです。
安倍総裁はその存在だけで無条件に叩く、と。その結果、各新聞自社ビル内のレストランで出されているものよりも安価なホテル・ニューオータニの「カツカレー」を石破茂新幹事長らと食しただけで安倍総裁だけが叩かれるのですが、オータニはむしろ民主党の菅直人前首相や仙谷由人元官房長官らの「御用達」であり、民主党政権の三年間で彼らが食べた「高級品」のことにはまったく触れられません。同床異夢ながら極左活動の社是として各社でそう決まっているからです。
私がかつてそうしたように、政策や政治的背景をめぐって安倍首相(当時)を批判し問いただしながらも「安倍叩き」には徹底的に歯向かって行く……できれば皆様にもこれをご理解いただきたいと思います。今度こそ真正の保守論壇の成熟を目的として安倍新総裁を支えたいと願っている人が多いのではありませんか? 現状の様相を呈したままではまたぞろ党内のみならず国民世論の中で氏を孤独に追い詰めるでしょう。安倍総裁の存在を「韓国右翼」活動から切り離さなければならないのです。前の安倍政権ではできませんでしたが、現在は状況が変わって可能ではないかと思います。
申している意味がご理解いただけるかどうか何やら不安になってきましたが、いかがでしょうか。