頭がいい と 賢い
同じ意味で使われることも多いようですが、微妙に違う気もします。
辞書をひいてみました。
頭がいい これは載っていません ちなみに、頭は ②思考力。考え。
これが優れていることが、あたまがいいことでしょう。
賢い (三省堂 現代新国語辞典) 頭がよい。
この二つの言葉を同じ意味で使っている人たちは、この『賢い』をつかっているのです。
(三省堂 大辞林) ①頭の働きが良く知恵が優れている。賢明だ。
②要領がよい。抜け目がない。
同じ出版社なのに、編集者が違うと解釈も違うものですね。それはさておき
頭がいい人は、主に学業に優れ、知識が豊富。
賢い人は、世渡りの知恵がはたらくひと。
IQの高い人は、頭のいい人。
EQ(何年か前にブームになった本がありました こころの知能指数、感情調整能力 )の高い人は、賢い人。
といえそうです。
さて、あなたは、わが子を頭がいい人にしたいですか?それとも、賢い人?
そして、あなたは、頭がいいお母さんですか?それとも、賢いお母さん?
そりゃ、頭もいいし、賢い、というのもありますけれど、
人生、欲張ってはいけません。
時に話題になる わいろを贈ったりもらったりしてしまう人たち
学歴優秀で頭がいいことは確かですよね。
では、賢かったでしょうか。
法の目をくぐって大儲けをたくらんで、しっぺ返しを食らって
法うを破ったミスを指摘されて、檻の中。
人を見る目がない、というか、うぬぼれて世の中をなめているというか
どちらにしても、賢い人の行いには、見えません。
子どものころから、お勉強ばかりで、頭は良くなったけれど、
賢くなりそびれちゃったんでしょうね。
EQの本には、結局、人生をうまくわたってゆくために必要なのは、
IQではなく、EQだ、と、書かれていましたが、
たびたび起こるエリートの事件は、それを実証しているように思えます。
人は、(無人島で暮らさない限り) 社会の中で生きていかざるを得ないのですから。
賢さは、とても大切な、生きるための力なのです。
たくさんのお母さんを見てきましたが、
子育て上手は、賢い母さん、でした。
頭のいいお母さんは、ついスクエアに、子どもに要求ばかりし勝ちかも。
子育ては、頭ではなく、ハートでするものなんですね。
頭が良すぎると、素直にハートを出せなくなるのかもしれませんね。
そして、子どもに身につけさせたいのも、
そう、もちろん、賢さです。
お勉強ばかりに時間をとられていると、賢さは身につきません。
賢さを身につけるのにも
臨界期(それを過ぎると、能力が身につきにくくなる年齢)があるように思います。
せいぜい、小学生時代まで、うんとおまけしても学生時代まででしょう。
ではどうやって、賢く育てるのでしょうか?
小さいころには親子でたくさんの楽しい豊かな体験をしましょう
野菜を育ててお料理して食べたり、ペットをかわいがったり・・(もちろんお世話も)
そんななかで、時には我慢すること、大変でもお世話しないとならないことを体験できるでしょう。
そして、いいところをみつけて、認めてあげましょう。
自己肯定感のない子は、賢い振る舞いができにくいのです。
少し大きくなったら、たくさんたくさん、友達と、多くのの仲間と
自由に (できれば外で) 遊ぶこと。
一緒にいても、ゲーム機に向かっているのでは、
触れ合って遊んだことにはなりません。
大人のコーチのもとでやるスポーツも、あまり意味がありません。
大人の目のないところで、笑ったり、怒ったり、けんかしたり
(時には、取っ組み合いも男の子には必要です)
そこに、すぐに、仲裁に入ってしまう大人がいては、
育たない大事なものがあることに ぜひ気づいてほしいものです。
中学高校時代も、勉強だけでなく、友達とぼーっと一緒に過ごしたり
部活動、文化祭などで活躍してほしいものですね。
そして成績だけでなく、友達と楽しく過ごしたこと、けんかしたこと、うまく仲直りしたこと、
部活でチームワークよく活動できていること、そんなことを認めてあげる親でいたいものです。
子どもに豊かな体験と自由な時間と仲間を
そして、賢い子にしましょう
息子達は学校の成績が良い仲間を頭が良いと言っていますが、僕は彼らには、高校や中学の成績が良いのはあくまでもテクニック、世の中でいきていくために必要なのは人としてのバランス感覚で、学校の成績とは別物、と話しています。ただ世の中、ずるい人やごますり専門の人等、いろいろといるのも事実です。僕もバカ正直な方なので会社に入ってから随分と苦労した方なので、馬鹿正直だけでは生きていけないことは身に染みてわかっています。そんな思いから息子達にはわからないかもしれませんけど、折を見て自分の経験を語っています。彼らには人の道を踏み外すことが無いよう生きて行って欲しいですね。
2015/10/16(金) 午後 11:58 [ 山原水鶏 ]
そうですね。亡くなった父が、サラリーマンとして、決断を迫られる場面で、おやじならどうしただろう、と、思わず考えるものだ、と言っていました。
親は最高のモデル、なのでしょうね。やんばるさんの息子さんたちはお幸せですね。
2015/10/20(火) 午前 11:17