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今、わが子のお受験の参考にしよう、とここへ来てくださった、あなた。
次の質問に答えてみてください
洋服などの買い物は、デパートの特選品売り場で。(はい・いいえ)
別荘を持っている (はい・いいえ)
うちの子は、普通の公立では、授業が簡単すぎて退屈しそうでかわいそう (はい・いいえ)
夏期講習などで、ちょっとこつがわかれば、塾には普段通わなくても希望校へ入れる実力だ
(はい・いいえ)
希望校は、ドア トゥ ドアで、30−40分だ。(はい・いいえ)
さて、いくつ、はい がありましたか
ぜーんぶ はい だった人は、おめでとうございます。
私は、何も言うことはございません
どうぞ、お受験ください。
まあ、合格してから、こんな思いをする親子もいるのね、
と、ご参考までにお読みください
さて、A君のお話です。
彼は、小学校受験に失敗した、中学受験生でした。
彼のクラスでは、男子で受験するのは、彼一人でした。
さびしかったことでしょう。みんなが遊んでいるのに毎日の塾通い。
もともととてもわがままで友達も少なかったのですが、
「お前ら馬鹿は、○中へ行きゃいいんだ」(○中は、地元公立です)
と、暴言を吐いて、ついに彼は、孤独なまま卒業を迎えたのでした
さて名門中学で。そこにばら色の生活は、待っていなかったのでした。
友達もできず、先生にひどく反抗して、
ついに退学してしまいました。
T大合格人数を誇るような学校は、問題児に冷たいものです。
地元の友達が行っている○中には、いまさら恥ずかしくていけず、
ちょっと遠い学区外の、▽中へ通いました。今はどうしていることやら・・・
思うに、彼は、小学、中学受験に明け暮れて、
自由に遊ぶ、まともな子供時代も、ギャングエイジも、なかったのですね。
IQは高くても、EQ(心の知能指数)は、育ち損ねてしまったのでしょう。
無理なお受験は、子供のEQを、育ち損ねるだけの、
不幸に終わってしまうことになりかねません。
今がんばって、合格してから遊べば、という大人の理屈は、
成長期の子供には通用しません。取り戻せないものがあること、
もっと受験生の親にわかっていてほしいものです。
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