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今日は 親としての 情報とのお付き合いの仕方について考えてみたいと思います。
情報化社会 という言葉すら陳腐に聞こえるほど
ネットも含めて あらゆる形態のさまざまな情報があふれている現代社会。
一見幸せなようで さて、果たして子育てにはこういう環境はどうなのだろうか、と
考えてしまうこともしばしば、です。
たとえば ほめて育てなさい。という発言があり
それはいまや常識のようにいわれます。
そうすると まるで子どもをしかることはいけないこと 罪であるかのように感じてしまう。
あるいは ほめて育てることへの批判として ほめてはいけない、と唱える先生が出現します。
すると、今度は 今までほめてきた自分を責めてしまう。。
振り回されるまじめなママさんたちが気の毒になります。
実は よく情報の発信者の意見を聞くと
ほめることを推奨する人も ほめる一辺倒の子育て論ではなかったり
ほめてはいけない、という人も 「まったくほめちゃいけない」、と発言してはいません。
本のタイトルや 言葉の端だけを読んだり聞きかじると 誤解してしまうのですよね。
私の意見を言えば どちらも一理ある、理想はその二つの間に存在する、ということになります
たとえ1歳でも 危険なことについては 子どもがびくっとして いったん行動をとめる、
そのぐらい厳しく一喝できないと、事故を防げないこともあるのが、子育てです。
大切なわが子を 大怪我から守るために
あるいはわが子が よそのお子さんに怪我をさせてしまわないために
きちんとしかれる親であることは 大切なことだと、私は思っています。
一方 人というものは子どもであろうとなかろうと しかられ怒られてばかりだと
とても精神的にくたびれて やる気を失うものです。
そういう意味で 顔を見るたびに始終怒ってばかり、お小言ばかり、の親であることは
子どもにとってもつらいことですし 親自身も育児がつまらなくなる、よくない態度だといえるでしょう。
情報は 見出しだけ見て早とちりしてしまうと、ためにならないばかりか有害だ、ということですね。
さてもうひとつの情報過多の欠点は・・・
声高な たくさんあふれる情報に限ってジャンク情報であることが多い、ということです。
今の、お金をもうけるため、という論理がもはやすべての人の倫理となってしまったかのような社会では
その情報を広めることで 誰かが儲かる、そういう情報ほど 広くしつこく繰り返して耳や目に入ってきます
それは 由々しきことに 子育て情報についても例外ではありません。
いわく 塾に行かないと落ちこぼれる
学級崩壊し、担任の無力な公立校に通わせていては子どもはまともに育たない・・
いわく 英語教育が小学校でも行われるようになるから グローバル社会のこれからは
幼児期から英語教材、英語塾が必須。。
いわく お稽古事をしないと才能は開花しない・・
うーん・・・やれやれ、です。
これらの説は 主に 学習塾や教材屋さん、そしてそこがスポンサーとなっている学者先生が
広めているのではないでしょうか。
現実をようく目を凝らしてみると 今の日本の公立学校教育はそんなに破綻しているわけではありません。
いじめは 私立校にもあるし、なにより
近くに友達のいる、地域の 歩いて通える公立学校は子どもにとってとてもいいものです。
英語を幼児期に塾で習わなくても ネイティブスピーカーの英語の歌を聞かせる程度でも
英語耳は十分育つのです。それより大切なのはまずは母語である
日本語の能力であると最近は言われています。
絶対音感など 幼い頃のある種のトレーニングが有効な能力はあるにせよ
毎日幼児塾やお稽古事に通うことだけが才能を開花させるわけではありません。
ひとりで創意工夫して遊ぶ、あるいは友達との遊びの中からこそバランスよく育つ
子ども、という存在の特性を無視して 自由を奪うことの弊害にこそ注目してほしいものです。
どうぞ、子育て中のパパさん、ママさんたちには
子育て情報をよく選んで ジャンクな情報に惑わせれないで
地に足の着いた子育てをしてほしい、と願います。
それには・・・
バランス感覚のいい情報ツールを選ぶこと、かな
新聞とか 質のいい教育雑誌 良心的な教育学者 心理学者の著書、など
選んだいい情報を どうぞよく咀嚼して、我が物として いいものだけを子育てに取り入れてくださいね。
そして、まずは わが子に笑顔で向き合える毎日。
食事時の会話が弾む、そんなおうち。
子どもの成長や言動を 面白がれる 自分自身の人生を楽しんでいるママやパパのこころ。
そのあたりがしっかりしていれば、情報に惑わされなくても
心満たされた子どもはしっかりと 自分の足で歩んでゆける、素敵な大人へと育つことでしょう。
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2010年06月27日
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