|
先日偶然、
中学3年までうちに出入りをしていた 高校3年生の男の子に会いました。 彼は、うちに通っている時も、 どんな悪天候であっても、家族の送迎に頼らず、 カッパを着て、通ってくれていた頑張りやの子です。 高校も、電車で通う程の距離のところを、 毎日自転車で通学しています。 先日も豪雨の中、自転車で登校する彼を見かけました。 そんな彼とばったり出会い、 近況を訊ねあいました。 今年は高校卒業。 当然、進路の事に話が及びます。 「やりたいこともないし・・ 学校も、全然おもしろくない。 とりあえず、就職しようかな・・と思ってるんだあ。」 「君は、力があるんだから、進学の方法もあるんじゃない?」 「でも、お金かかるし。お金ないし。 就職してみて、本気でやろうと思ったら学校に行こうかな・・。」 「どの分野にするつもり?」 「調理師に興味があるんだけど、絶対になりたいってわけじゃあない。」 「調理師、いいねえ。 君みたいに几帳面で丁寧な人は、職人に向いてると思うよ。 うん。いいんじゃない?」 「そおかな。」 「何が、ひっかかっているの?」 「前に、先生は俺に、保育士とかいいんじゃないかって言ったでしょ。 でも、子どもと遊ぶのは好きだけど、 一人の子の世話をするくらいしかできないんだよね。 中学校の職業体験の時、幼稚園に行って、 たくさんの子どもが、いっぺんに来たら、 俺、 どうしていいかわからなかったんだ。 だから、保育士は無理だと思うんだ。」 「そう。 君は、中途半端は嫌いだもんね。 たくさんの子どもを前にしたら、困っちゃったんだね。」 「そう。」 「でも、調理師には興味があって、 家族とかに、何か作って、美味しいって言ってもらったら、 それに決められる様なきがする。」 「誰かに、背中を押してもらいたいんだね。」 「なんか、自信がなくて。 本当に、それでやっていけるのかな・・って。」 「だったら、夏休みご馳走してよ。 同期の子達も呼ぶから、 何か作って持ってきて。 一緒に、ご馳走になるからさ。 それで、美味しかったら、 みんなで背中、ドンドン押してあげるよ。」 「あっ。それいい! ほんとに? ほんとにいいの?」 「もちろん!待ってるね。」 そうして彼は、バイトに出かけて行きました。 お爺さんが、市会議員の彼ですが、 いろいろな事情で、家族にもわがままを言わず、 よく尽くし、 できるだけ、自分の事は自分で何とかしようと頑張っている子です。 彼には、幸せになってほしいな。 社会に出れば、しっかりやっていけるタイプの子だから、 とても楽しみです。 夏の楽しみが、ひとつできました。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



