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今週は7本中4本がレーザーディスク。
70〜90年代あたりの小品にはまだ国内未BD、DVD化のものが多いのでちょくちょく中古で買ってDVDに焼いている。
なんせ安いしね…まぁ正直当たりハズレが大きい気もするけど(笑)
それもまた映画を見る醍醐味ではありますな。
5月30日(金)
DVD「反撥」
監督ロマン・ポランスキー 1964年
のっけから瞳のクローズアップを長回しで緊迫感が嫌でも高まる。
異常な潔癖症、男性恐怖症の若い女をデビュー間もないドヌーヴが演じた。
いわゆるサイコスリラーで役者を甚振るのが大好きポランスキーの得意分野。
前半は主人公の精神異常のメタファーとなるカットを静かに織り込み、後半に向かって妄想、幻想の狂気が爆発する。
5月31日(土)
DVD「天国の門」
監督マイケル・チミノ 1981年
歴史的な赤字を出したことで有名な作品。
アメリカ開拓史の恥部であるワイオミングの先住牧場主と東欧系移民の闘争を描く。
いわゆる娯楽性の高い西部劇ではないしキャストも通ウケは間違いないがいかんせん華がないのが弱点か。
短く編集したとは言え219分は確かに長くスケールはでかいが中途半端な出来で大河ドラマみたいな連続ドラマにした方がよかったのかもしれない。
6月1日(日)
LD「プランケット城への招待状」
監督ニール・ジョーダン 1988年
ロマンチックホラーコメディ。
アイルランドの古城を舞台にインチキ幽霊ツアーを仕掛けたら本物が…ピーター・オトゥールが破産寸前の領主を貫禄で演じ、客役のアメリカ人キャストをはじめ今にしてみると主役クラスがゴロゴロと超豪華。
ハリウッドは懲り懲りだと言ってるN.ジョーダンだがゴシック趣味は悪くないし、やや悪ノリ気味のお下劣ネタは僕大好きだな。
6月2日(月)
BD「波止場」
監督エリア・カザン 1954年
贖いが大きなテーマ。
波止場を舞台に港湾労働者からピンハネするヤクザ、そちら側に居る兄との兄弟愛、労働者側の牧師と恋人の間で揺れ動く主人公。
いかさま試合で身を持ち崩したボクサーでナイーヴさを持ち合わせた若者をブランドが好演。
兄を演じるロッド・スタイガーとのタクシーでの会話は何度も見たくなる永遠の名シーン。
6月3日(火)
LD「シエスタ」
監督メアリー・ランバート 1987年
時間が行きつ戻りつ現実、幻想が交錯するサスペンスタッチのストーリは珍しくはないがやや散漫な印象。
この当時だから可能だった実力派キャストを生かしているとは言えずもったいない。
基本的には不必要なくらい淫靡なカットが多いヒラメ顔エレン・バーキンのための映画でラストはいい。
マイルスの切ないラッパが作品の雰囲気にマッチした。
6月4日(水)
LD「オフビート」
監督マイケル・ディナー 1986年
80年代に人気のあったジャッジ・ラインホルドのお気楽ポリスコメディ。
行きがかりでニセ警官を演じることになった冴えない男がヒーローになる…ダンスに恋にと軽いノリだが肩の凝らない仕上がり。
さりげにゲスト的な脇役陣が渋くて共演の機会の多いハーヴェィ・カイテルとヴィクター・アルゴがここでは間抜けな銀行強盗役でニンマリさせられる。
6月5日(木)
LD「パブリック・アイ」
監督ハワード・フランクリン 1992年
惚れた女と真実のためにカメラを武器に単身闘う男のドラマ。
チンピラやらしたらピカ一のジョー・ぺシが哀愁感漂うカメラマンを演じていてやたらとカッコいい。
戦時中が舞台で汚職、ギャング抗争なども絡めたクライムサスペンスとしてもなかなかの出来栄えで、当時のアメリカの世相を反映させセットを含めた雰囲気もよい
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あら、まだLDをお持ちなんだ!
2014/6/5(木) 午後 10:06
「天国の門」!!!BSであったのに録画するの忘れた。。。
2014/6/6(金) 午後 0:01 [ esu**i123 ]
「波止場」はいろいろな意味でエリア・カザンの重い苦悩が見てとれる興味深い作品です。
レッドパージの時に映画仲間から「裏切り者」と呼ばれたカザンの苦悩・・・「波止場」と「革命児サパタ」にそれを痛いほど感じます。
2014/6/8(日) 午前 9:47
LD処分もそろそろ末期かも、、ロッドスタイガー、、、、、、
夜の捜査線 、、Easy Rider と共に あの頃の自分の
ベストの映画です。
2014/6/8(日) 午後 6:05
♪字幕さん♪
BD、DVD国内未発売のものは安価な輸入盤でほとんど買えるのですがいかんせん英語力が…字幕さんのように堪能だったらいいんですけどね。
2014/6/12(木) 午前 11:09
♪esu**i123さん♪
あれまそれは残念。
でもこの映画はちょくちょくやりそうですよね。
2014/6/12(木) 午前 11:12
♪そふとましんさん♪
ブランドもそれが理由でこの作品の後離れていったとは言われているようですが監督の力量は評価していたみたいですよね。
ジェームス・ディーンのイメージで定着しちゃったけどブランドの「エデンの東」もちょっと見たい気もします。
2014/6/12(木) 午前 11:18
♪だいさん♪
LDもベルトが切れたら終わりかな。
ディスクもね〜やっぱり置き場が無くて。
ロッド・スタイガーの未DVD化のLD買おうかどうしようか悩んでます。
2014/6/12(木) 午前 11:21
波止場のブランドは痛く、しかしながら共感できる変な野郎ですね。
天国の門は壮大なる自然を観るPVでアールって認識♪
2014/6/12(木) 午後 10:15
♪気ままにさん♪
やっぱりアウトローに憧れる、共感するというのはありますよね。
自分自身がそうありたいと思ってもなれないから。
2014/6/14(土) 午前 0:28
相変わらず どこにも突っ込めない、映画に疎いりーたろうですが、この記事を読んでハタと思い出してベタに Amazon で検索してみたらBDで再発されてた〜「ソフィの選択」。TSUTAYAやGEOではヒットしないんで早速捕獲。ながらくVHSが凄い値段だったのよね〜。うふふ愉しみ。チャンスを、さんきゅ♪
先だっては やはりAmazonで、ずっと高額だった Kurt Weill の Lost in the Stars (Tom Waits や Van Dyke Parksのアレね)が中古で数点 手頃価格になってるのを見つけて久々手元に、感涙。あきらめてたものも、たまに調べ直さなくちゃね〜
2014/6/14(土) 午後 1:06
♪りーたろうさん♪
そんな無理に突っ込まなくても(笑)
BDの旧作はかなり値崩れして来たから買い時かもね。
しかし、アマゾンなんて開いちゃうとカートにガンガンソフトがたまっていくから迂闊に見られませんよ。
2014/6/18(水) 午後 6:25