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B.J.トーマスのところでも書いたけれど、シンガーソングライターが当たり前の時代になると、 曲を書かないポップ・シンガーと言うのは古臭いと言うか、弱いと言うか、ベスト・アルバムは とりあえず持っているけどねぇ…みたいな感じになっちゃいます。 ダスティ・スプリングフィールドも実は私にとってはそんな一人でしか過ぎなかった。 「DUSTY IN MEMPHIS」を聞くまではね。 60年代のアメリカ南部ソウルの成功で60年代末から様々なアーチストの南部詣でが始まったの ですが、ダスティも例外にもれずメンフィス・テネシーの総本山アメリカン・スタジオへやって来ます。 60年代前半から中頃までスウィンギン・ロンドンのモッド・ガールとしてアイドル的な人気を誇った ダスティ。 「You Don't Have To Say You Love Me/この胸のときめきを」やBCRのカバーで有名な「I Only Want Be With You/二人だけのデート」などは口ずさめる人も多いでしょう。 ちょっと色っぽいハスキー・ヴォイスがたまりません。 R&Bからジャズ、シャンソン、カンツォーネまでレパートリーとしてしまう…まさにポップ・シンガーという呼び名にふさわしいシンガーでありました。 当然、アメリカ南部音楽の隆盛がダスティのアンテナに引っ掛からないわけがありません。 (まぁ、本人が決めたわけじゃないだろうけど) ともかく、名盤誕生。 が、イン・メンフィスとは言うものの、実際は最終ボーカルはニューヨークだったりするらしい(笑) 製作はジェリー・ウェクスラー、トム・ダウド、アリフ・マーディン。 そう、アレサ・フランクリンを成功させた男たち。 アレサは今や南部ソウルの女王なんて存在で、メンフィス生まれではあるもののデトロイト育ちで実は お嬢様。 南部レコーディングに連れて来たら、最初は粗野なミュージシャンの男達に嫌気がさして帰っちゃった なんて話しもあります。 それはともかくダスティです…いい曲選んでますね。 バリー・マン&シンシア・ウェイル、ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング、バート・バカラック& ハル・デヴィッド、エディー・ヒントン&ドニー・フリッツ、ランディ・ニューマンなどという超豪華 ライター陣。 CDのボーナストラックにはシングルだったトニー・ジョー・ホワイトの「Willie&laura Mae Jones」なんかも収録されてます。 バックもアメリカン・サウンド・スタジオ名うてのギタリストであるレジー・ヤングなどがバックアップしてますよ。 南部サウンドとソフト・ロックとの合体みたいなサウンドです。 まずはYou Tubeいきましょう。 このアルバムから一曲と言えばまずはこれ。 まさにスワンピーなグルーヴ。 ハスキーなウィスパリング・ヴォイスと言うか、ややレイジーな歌い方が曲にマッチしてます。 名曲だね…カバーも大変多いです。 Dusty Springfield/Son Of a Preacher Man 次はまだCD化されていないかもしれませんが、70年代に入ってのアルバム「Cameo」から。 ヴァン・モリソンのカバーは数あれど、中でも大好きなカバーのひとつです。 静止画ではありますが是非聞いてください。 Dusty Springfield/Tupero Honey 三発目も「イン・メンフィス」から。 ランディ・ニューマン作のバラード。 私らしくないけど、たまにはこういうのもいいよ(笑) Dusty Springfield/I don't want to hear it anymore 最後におまけだ。 私もこの曲はBCRで知った世代です。 Dusty Springfield sings/I Only Want To Be With You 最近BBCでやっていたTVショーなんぞもDVD化(写真2)されたり、1999年に亡くなってしまいましたが 今だ根強い人気のダスティ姐さんです。 姐御 ありがとう!
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