荒野のフリンヂ

次回フリンヂLIVE 2月15日 千葉 瑞庵2

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昨日、渋谷で飲み会があって終電を乗り過ごしてしまい、仕方がないからTSUTAYAで本を買って始発までマックで読んでいました。

前々から読みたかった「村八分」山口冨士夫著。

山口冨士夫さんという方は音楽だけでなくライフスタイルから物の考え方すべてがカッコや口だけでなく真にロックそのものという数少ないミュージシャンのひとりだと思います。

GSバンドのダイナマイツでデビューして以降カウンターカルチャー、フラワームーブメント、ヒッピーカルチャーのど真ん中を生きてきたギタリスト。

この本は彼が60年代末から70年代初頭の村八分結成前夜から終焉までのことを中心に語った本です。

村八分というバンドは音楽的にはストーンズマナーのシンプルなものですが、今の品行方正な音楽ばかり流れているシーンとは対極にあるような毒とエネルギーに溢れていました。

ただ、この本を読んで思ったのはただ勢いだけの粗野なロックバンドじゃなかったということですね。

当時の東京と京都の音楽シーン、ロックシーンを語る上でも貴重な一冊です。

冨士夫さん以外は音楽的には素人同然ながらチャー坊さんをはじめ、新しい日本のロックを作ろうという意識が高かった。

ストーンズだってそうだけれど、演奏力なんて後から付いて来るものです。

冨士夫さんはとにかくかっこいい奴、ヒップな奴とロックしたかったようですね。

ドラッグの話しなんかはいい悪いは別にして反省するようなことは全く無く、肯定的ですらあるのが実に冨士夫さんらしかったですね(笑)

当時、ザバンドとTレックスが好きだった…と語るあたりは今の自分の音楽活動に照らし合わせてシンパシーを感じました。

最初のソロアルバム「ひまつぶし」にもそのあたりがよく出ていたと思います。

ルーツミュージックとファッションの先端をいくような音楽が矛盾せずに同居しているのですね。

冨士夫さんからどこがどう影響を受けているのは自分でもよくわからないのですが、CDを評して頂いたANDREWさんに歌い方が似ていると書かれたのでドキっとしましたね。

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当時の映像がほとんど無いのですがBOXセットのプロモを見つけました。

このBOXはいずれ箱物の書庫で取り上げようかな。

村八分BOX Promo Trailer


う〜ん、かっこいい。

こんなにグラマラスなバンド当時は他にあまり居なかったんじゃないかな。

ことに冨士夫さんは眉を落としてメイクもキメていましたからボウイのようです。

最後に「村八分 ライブ」から曲のみですが貼りましょう。

本当はオープニングの問題曲「あッ!!」を貼りたかったけれど見つからなかったのでこの2曲を。

アタクシ、チャー坊さんの詩の世界からも影響をかなり受けているかもしれないなぁ。

村八分/んッ!!


村八分/鼻からちょうちん


冨士夫さん昨年、闘病からライブに復活したと聞きました。

ライブは見られませんでしたが還暦間近になっても相変わらずロックしている姿が目に浮かぶようです。

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