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ちょっとびっくりしたけれど、「カムイ外伝」が映画化されたそうですな。 原作シリーズはあまりにも壮大なスケールのものでいまだに完結していないと言う作品ですから現実的にすべてを映画化するのは困難だろうと思っていました。 やはり、ごく一部の挿話に絞ったものになっているみたい。 実際に見ていないので作品の評価はなんともいえませんが、青森生まれの松山ケンイチがカムイというキャスティングはイメージ的になかなかいいかもしれないな。 東北人特有の独特な翳りがあるからさ。 そう言えばTVの「銭ゲバ」にも出ていたなぁ…あれはちょっとどうかと思ったけれど…彼、なんとなく漫画原作によく使われていますね。 白土三平さんもカムイのキャスティングは気に入っているみたいで、映画公開に合わせて久々に「カムイ外伝」の新エピソードを雑誌に発表するそうです。 白土三平さんの漫画は世代的には貸本、雑誌には間に合っていなくて、単行本を中心に子供の頃から大好きでほとんど読んでいます。 図書館にもよく置いてありましたからね。 白土漫画は深読みすると安保闘争当時の思想だとか、部落問題、民俗学、宗教などかなり重いものがあります。 発表された頃の時代背景が大きく関わっているのかもしれませんが、アタクシが最初に触れたのがTV版アニメの「サスケ」でした。 よってこの作品がいまだに思い入れが深いです。 オープニングのナレーションを子供ながらに覚えて真似したものですよ。 Sasuke/op & end 当時、幼稚園だったアタクシにとっては単純に忍者ものとしての活劇的な楽しみでした。 近所に服部さんという大きなお屋敷があって半蔵の忍者屋敷だと決め付けてよく庭に忍び込んでいたという… アタクシ本当に忍者になりたかったの(笑) コミックスはTVの後追いで小学校の頃、講談社から出ていたのを買いました。 とにかく、TV版とのギャップに驚いたね。 TV版はコミックスの最後まで描かれていなかったんだ。 このコミックス元々少年誌に連載されていたこともあって「カムイ伝」などに比べると子供向きに描かれています。 忍術に関しては創作がほとんどらしいし、史実にのっとったものではないから。 しかし、その内容は壮絶。 敵味方、大人、女、子供、に関わらずサスケの回りの人間が争いに巻き込まれ次々に死んで行くのです。 最終巻のラストシーンは今読んでも涙が出る。 人間てやつは… 「カムイ外伝」映画化のニュースをきっかけに「サスケ」をまた読み返しています。 基本的には少年漫画の王道である少年の成長物語として楽しめばそれでいいのかもしれません。 とは言え、「カムイ伝」シリーズで描かれているメッセージがもっと平易に読み取れるような気もするので、最近歴史好きの長男にも貸してやろうかななんて考えているところです。
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