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文太兄い

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文太兄い主演のソフトは意外と持っていて「仁義なき戦い」シリーズ、「人斬り与太」シリーズ、「関東テキヤ一家」シリーズ、「県警対組織暴力」等々…最近では川地民夫との共演の「まむしの兄弟」シリーズが3作品DVD化されたので手に入れました。

文太兄いのこの時代の主演作品は設定こそ違えど役どころはどれもほぼ同じような感じです。

決して芝居の上手い人ではないのでハナっから役柄を演じ分けると言うような気が無かったところがあったかもしれません。

とにかく、一貫しているのは文太兄いが演じる役柄は組織に属していようがいまいが徹底的にアウトローであるというところでしょうか。

東映では世代的にはある意味ヤクザの美学を追求していた仁侠映画に主演していた鶴田浩二や高倉健の下で、アナーキーなアウトローを演じていた梅宮辰夫などよりは上の世代になります。

仁侠映画というのはある意味ストイックな美学とも言えますが、菅原文太が演じる役柄はそうした美学とは無縁で暴力、金、女と言った欲望や衝動に溢れていて極めてダーティで救いようが無いくらい馬鹿ばかり。

新東宝や松竹でくすぶっていたのを東映に誘ったというのが本物の愚連隊であったアウトロー役者安藤昇だったというのが因縁深いし共演も多いようです。

実際のご本人も芸能界では役柄さながらのアウトローであったようでそうした逸話には事欠かないようですな。

1作目の予告編をYou Tubeで発見

「まむしの兄弟・懲役太郎 予告編」


佐藤友美さん若い、綺麗!あのハスキーボイスがたまらん。

東映のお色気路線には欠かせない女屋実和子、三島ゆり子といったレギュラー助演女優陣もいい雰囲気を出し、さらには安藤昇の存在が作品をピリッと引き締めておりますよ。

娯楽作品としては「まむしの兄弟」シリーズはコメディ度が高いので「トラック野郎」シリーズと同じく気楽に見られる作品ですよ。

理屈ぬきで疲れている時とか見ているとスカッとするよね…ここまで好き勝手やってりゃたとえ短くとも人生楽しかろうと。

あと、「まむしの兄弟・懲役13回」なんて昭和10年の浅草の設定のはずなのに平気で当時(昭和47年)の浅草でロケしていて、昭和10年ではあり得ない風景が写っていたりする適当さも笑えます。

文太兄いご本人は発言や思想がやや右寄りなところもあるので好き嫌いが分かれるというところはありますが、映画史的にはひとつの路線でのキャラクター像を作り上げたと言ってもいいでしょう。

アタクシの場合は役者さんのプライベートには全く興味がないわけではないけれど、やはりスクリーン上

でのキャラクターの方に感情移入してしまいますからね。

アタクシも文太兄いのようにもうひと暴れしたい…え、何をって?決まっているじゃないですか(笑)

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