荒野のフリンヂ

次回フリンヂLIVE 2月15日 千葉 瑞庵2

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実は子供の頃、ミッシェル・ポルナレフとモット・ザ・フープルのイアン・ハンターの区別がつかなくてさ(笑)

だからグラム親分という…まぁ、無理矢理グラム書庫でなくともポルナレフの記事はずっと書きたかったの。

音楽雑誌のグラビアで70年代の彼の煌びやかで突き抜けたファッションやエキセントリックな言動を見ていたあの頃、ポルナレフは自分的にはフレンチ・ポップ・スターと言うよりグラム・ロッカーという認識だったですよ。

しかし当時のポルナレフの日本での人気と言ったらモット・ザ・フープルなんか相手にならなかったでしょう。

最初のYou Tubeは私と同世代なら誰でも知っているこの有名曲から。

実は本国ではそんなにヒットしていなくて日本のみらしいね。

日本向けの曲であると当時の担当がプロモーション仕掛けて大成功させたレコード会社の勝利であったようです。

最近でもこの曲CMに使われたりして彼のイメージが変にこの一曲で出来上がってしまった感がありますな。

Michel Polnareff/Tout Tout Pour Ma Chérie・シェリーに口づけ


日本でのみファーストLP「愛と青春のトルバドゥール」に収録されました。

懐かしいね〜「ミュージック・フェア」故南田洋子さん…口パクで合ってないけど、本国でヒットしていないからこの曲の古い動画は少ないから貴重です。

話しは飛ぶけどポルナレフって記事にも書いた5月に亡くなった友人S氏のイメージとダブるの。

翻訳物で有名な某出版社勤務だった彼は仏文出ということもあるけれど、風貌も金髪のボブ風にしていた時期があって(最後はピンクだったけど 汗)初期のポルナレフを彷彿とさせるものがあった。

でも彼とはなぜかポルナレフの話しはしたことなかったな…なんでだろう?不思議だね。

60年代の映像探していたら彼のイメージに似ているのがあったので貼っておきましょう。

同じくファースト収録のこの大ヒットナンバーはいかにも60年代的なフォークロックサウンドが素敵。

Michel Polnareff/La poupée qui fait non・ノン・ノン人形


これもファーストからでサム・クックがフランス人だった…みたいなバラード名曲。

ご存知の方も多いかな?

Michel Polnareff/Love Me, Please Love Me・愛の願い


日本で曲がプッシュされたのが70年代に入ってからだったけど、本国では1966年のデビュー当時からず〜っとヒット曲は連発していた。

ポルナレフの曲は英米のロックのおいしいところをすべて吸収しつつ、フランス語で歌うことでその響きの美しさが独特の情緒をたたえています。

そのあたりは日本語のロックでもそうでしょうけどね。

英語で歌うことも選択できたのでしょうが母国語のロックにこだわったんじゃないかな。(後年英語歌詞のアルバムも出しましたけど)

一般的にはど派手な70年代のポルナレフのイメージが強いですが、フォーキー、かつナイーブ、そしてちょっとおしゃれでアシッドな雰囲気もある60年代のポルナレフはもっと聞かれていいのになと思う。

ことに最初の3枚のアルバムは聞いて損はないですよ。

アコースティックサウンドをベースにしながらイギリスのビートポップスを強く意識した先ほど紹介のファースト。

牧歌的な楽曲に派手なオーケストレーションやドラマチックな展開の曲が目立つセカンドの「フレンチポップのスーパースター」はソフトロック的な部分も感じさせるが、ひとりサージェント・ペパーズと言えなくもない作品…とてもシングルの寄せ集めには聞こえない。

では、そのセカンドから1曲いきましょう。

Michel Polnareff/Ame caline・バラ色の心


そして、ブラスロックからの影響も伺えるサードの「ポルナレフの世界」…はロックの流れそのまんまっちゃそうなんだけど、やっぱりポルナレフが歌うと単なる英米のロックポップスのコピーじゃなくなる。(まぁ、パクリっぽいのもあるけどそれはご愛嬌 笑)

あれ…これじゃ全然グラム親分じゃないですね。

ま、いいかグラム期の映像も貼らないといかんと思ったけど意外といいのが無くて…こんなのどうでしょう?4枚目の「ポルナレフ革命」から。

Michel Polnareff/rosy・ロージーからの手紙


結論から言うとポルナレフのビジュアルイメージってのはグラムなんだけれど、それはYou Tubeに大量アップされている物真似動画を見ればわかるように例のブロンドカーリーヘアにでかいサングラスというやつね。

けど実際、彼がフランスで愛されている楽曲ってのはそれ以前の60年代に集中しているみたい。

当時彼がフランスのポップス界の救世主の如く登場したことが大きな現象として残っているということなんでしょうな。

それは70年代半ばにフランスを捨ててアメリカへ移住した彼が、30何年ぶりにフランスでコンサートツアーを行った際に世代を超えて大きな声援を受けたということでもわかりますね。

アルバム未収録のシングル曲も多いからお手頃なベスト盤なんかもいいですよ〜♪

ポップスターと馬鹿にしないで是非聞いてもらいたいアーチストなのです。

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