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映画一週間の記事を書き始めてからかれこれ4か月で100本以上は見ている計算。
このペースで行くと年末までおそらくあと100本は確実に観るだろうから、この記事を書き始める前の分と合わせると今年1年で300本以上にはなりそうです。
でもネタは尽きないね〜映画ってスゴいなぁ。
さて今週もいってみよう!
8月8日(金)
DVD「ラブ IN ニューヨーク」
監督ロン・ハワード 1982年
NYの夜の街を舞台に売春婦たちの良心的ヒモになった死体置き場で働く冴えない男とお調子者のコンビが巻き起こすラブコメ。
お下劣なネタもどぎつくなくヘンリー・ウィンクラーとブレイク前のマイケル・キートンの掛け合いが楽しめる。
ロン・ハワードもまだ20代の頃の監督作で軽快な演出、バート・バカラックの音楽もよし。
ちなみにディオンヌ&フレンズで後にヒットする「That's What Friends Are For」をここではロッド・ステュワートが歌ってます。
8月9日(土)
DVD「愛のそよ風」
監督クリント・イーストウッド 1973年
孤独で固く心を閉ざした初老の男と自由奔放ヒッピー娘のラブストーリー。
相容れるはずのない親子のような二人が次第に愛を育んでいく様は違和感なくとても自然だ。
悪戯っぽい笑顔や、ふと見せる悲しげな表情のケイ・レンツ見たらそりゃ、おじさん惚れちゃうわね。
ウィリアム・ホールデンもそのあたり実に上手く表現している。
年の差どうこうより、愛そのものを語り合う会話劇でホンの良さとイーストウッドの演出力で実に爽やかな美しい映画に仕上がった。
8月10日(日)
DVD「ハッド」
監督マーティン・リット 1962年
親子の反目を中心に大牧場主一家の崩壊を描く。
ニューマンは兄を自動車事故で死なせた過去を引きずる拗ねたはぐれ者、放蕩息子を好演。
象徴的な出来事である口蹄疫になった牛を殺傷処分するシーンで父親のメルヴィン・ダグラスが「時間を掛けて育てても殺すのは一瞬だ」という台詞が重く響く。
マーティン・リットの演出は淡々としていて盛り上がりには欠けるかもしれないが味わい深い人間ドラマだ。
8月11日(月)
DVD「フロスト×ニクソン」
監督ロン・ハワード 2008年
ウォーターゲート事件で失脚後のニクソンにTV司会者フロストがインタビューを敢行した舞台裏を描く実録ドラマ。
政治的にどうこうより互いに私的な思惑で心理戦を展開する様は緊張感があり、演じるマイケル・シーンとフランク・ランジェラも単なるモノマネでは終わってない。
日本ではほとんど知られていない番組なので単純に男と男のプライドを賭けた対決エンターテイメントとして楽しめることが出来た。
8月12日(火)
DVD「キャッチ22」
監督マイク・ニコルズ 1970年
マイク・ニコルズの反戦ブラック・コメディ。
第二次世界大戦時、地中海に駐留する飛行部隊が常軌を逸していく様をシュールに描いた。
キャッチ22は軍旗22項の運用で「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない」というもの。
とにかくまともな人間が出て来ない。
戦争時の精神状態なんて大体そんなものかもしれんが狂気の集団を見ていると空恐ろしくなる。
タイプは違うがほぼ同時期に公開されたアルトマンの「MASH」と合わせて観るといいだろう。
8月13日(水)
DVD「何がジェーンに起こったか?」
監督ロバート・アルドリッチ 1962年
子役スターの栄光から転落した妹が女優として成功した姉へ抱く歪んだ復讐心から発狂していく。
特殊メイクしているわけでもないのにサイコホラーで恐ろしいベティ・デイヴィス、徹底的にいたぶられるジョーン・クロフォードの恐怖の演技の凄まじさ。
二人の女優魂のぶつかり合いが圧倒的でサスペンスとしてのホンの甘さも凌駕してしまっている。
ある意味、往年の大女優を引っ張り出した(しかも仲が悪い)アルドリッチがいちばんスゴいのかもしれないな。
8月14日(木)
DVD「ビューティフルメモリー」
監督ランドール・ミラー 2005年
妻の死から立ち直れない男が偶然に出会った交通事故で瀕死となった男との約束で訪れたマナーダンススクールに入り人探し、出逢い、ダンスを通して試練を乗り越えていく。
サイドストーリであるジョン・グッドマン演じる瀕死男の40年前のエピソードと語りを上手く織り込み、いかにも映画マニアが作ったと思わせるような仕上がり。
音楽のチョイスから通好みなキャスティングもなかなかです。
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