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一時期ちょっと気温が下がって楽になるかな〜と思ったらとんでもないですなぁ。
ホラーでも見れば涼しくもなるんだろうけどなぜか今週はどことなくコメディ要素の多い映画が多くなりました。
コメディと言ってもギャグ連発でゲラゲラ笑えるような作品よりはしみじみとした人間味溢れるドラマがやっぱりいいですね。
それでは今週も7本行ってみましょう。
8月15日(金)
DVD「ラブ・アゲイン」
監督グレン・フィカーラ、ジョン・レクア 2011年
最愛の妻に浮気され離婚を通告されたサエない中年男がナンパ男に弟子入りして変身していくラブコメディ。
複雑に絡み合った恋愛模様が繋がっていく流れは目新しいものではないが、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリングのやり取りを軸に脇を固める豪華曲者キャストが笑わせてくれる。
子供世代との関係も上手く描かれておりハートウォームな仕上がり。
そこそこある下ネタ、小物ギャグも面白い。
8月16日(土)
DVD「イディオッツ」
監督ラース・フォン・トリアー 1998年
健常者が身障者のフリをして人を嘲笑う集団を描く疑似ドキュメンタリー。
どこまでアホをやれるかを実践しそこから真実を見出していくという感じだがやがて集団は崩壊していく。
本来の映画的な技術はほとんど無視したハンディビデオ撮影、どこからどこまでホンだか演出だかアドリブだかわからない役者の演技。
ラス・フォン・トリアーの現実社会に対する冷笑と悪意、映画界に対する反骨心、作品には遊び心を感じることが出来る
8月17日(日)
DVD「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」
監督テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ 1975年
アーサー王と円卓の騎士を元にしたパロディ映画。
今回は日本語吹き替えにて鑑賞。
ギャグのオンパレードではあるもののあらかじめパイソンズのスケッチを見慣れていないと誰でも笑えるものではないかもしれない。
低予算でセットが組めずロケ中心でそれがかえっていい雰囲気出していて、馬が使えず全員徒歩でヤシの実をカポカポさせたりとやり放題。
ギリアムとジョーンズがケンカしたので有名な作品だがエンディングはちょっとヤケクソ気味かな(笑)
8月18日(月)
DVD「ハードロック・ハイジャック」
監督マイケル・レーマン 1994年
3人組の売れないロックバンドがデモテープを掛けてもらいたいばっかりにラジオ局をジャックするコメディ。
メンバーがブレンダン・フレイザー、スティーヴ・ブシェミ、アダム・サンドラーと豪華。
当て振りで最後に演奏するがどこかで見たようなシチュエーションだ(笑)
コメディの定石で勘違い、脱線、敵役のラジオ局、レコード会社重役の思惑で混乱していくが、ロック好きなら笑える小ネタも散りばめてある…まぁ、バカ映画でしょう。
8月19日(火)
DVD「ラッキー・ブレイク」
監督ピーター・カッタネオ 2001年
刑務所で囚人が演じるミュージカルを開催するのに乗じて脱走を企てるペーソス溢れるヒューマンコメディ。
カッタネオ出世作の「フル・モンティ」を連想させるデイストで愛すべきダメ人間たちが登場する。
悪くはないけどちょっと色々盛り込み過ぎかなという印象。
ミュージカル好きな所長のクリストファー・プラマー(もちろんピアノ弾いてます)はじめキャラの立っている傍役陣がとてもいいのでもっとバカバカしくてもよかったかなという気はする。
エンディングではオマケ的にティモシー・スポールの弾き語りが見られます。
8月20日(水)
DVD「ハンバーガー・ヒル」
監督ジョン・アーヴィン 1987年
1969年ベトナム戦争時多くの戦死者を出した激戦地エイショウバレーの通称名がタイトル。
声高に反戦を叫んだり、涙を誘うものではなく淡々と戦闘や戦地の日々がリアルに描かれる。
とは言え、映画的なスペクタクルさは同時期の「プラトーン」「フルメタル…」よりは上か。
当時無名新人キャストばかりが名もなき兵士を演じたのもよく、特にドラマチックなストーリーがあるわけでなくただ丘を取る…ただそれだけのために戦い、若者が次々死んでいく。
政治的、思想的な背景がどうあれ、ラブ&ピースもクソ食らえで理屈でなく戦争がどういうものなのかを示した名作。
8月21日(木)
DVD「シャロウ・グレイブ」
監督ダニー・ボイル 1994年
部屋をシェアして上手くやっていた男2人、女1人。
新たに募った同居人が謎の大金を残して死んだことから関係が崩れていくサスペンススリラー。
低予算ながらホンに工夫があり疑心暗鬼から起きる狂気、追いつめられる恐怖を描く演出が上手く主要キャストの演技も上々。
全体にイギリスらしいダークなトーンだが滑稽でコミカルな印象なのはさすがボイル。
劇中ユアン・マクレガーが観ている映画が「ウィッカーマン」てのもらしくていい。
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