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今週は比較的古い映画をよく見た。
マーロン・ブランドの作品が2本あるのは最近古本屋で金のために書いたと豪語する自伝(笑)を見つけて読んだから。
その後の映画界にいちばん影響を与えたであろう50年代の作品から少しづつ見ていこうと思う。
5月23日(金)
DVD「マンハッタン・ラプソディー」
監督バーバラ・ストライサンド 1996年
B.ストライサンドと言えばやはりコメディだが本作は監督も手掛けた。
妙なコンプレックスのある男女の恋愛ドタバタでメインテーマにセックスを扱っているだけに下品にならないように上手く仕上げてある。
イケてる母親役のL.バコールとの掛け合いが秀逸だ。
ハッピーエンドはお決まりだがラストのJ.ブリッジスとのダンス?がとてもいい。
5月24日(土)
BD「乱暴者」
監督ラズロ・ベネディク 1953年
ディーン、エルビス、レノンに影響を与えブランドが若者のアイコンとなったバイク映画。
不良と言っても60年前の作品だから古臭いのは仕方ないとしても、ブランドのバイクシーンの多くが合成、吹替えだったりするのはイメージ的にちょっと残念ではある。
しかしバイカーの聖地ホリスターがモデルになっているということでジョニーは生き続けるのだ。
5月25日(日)
DVD「マルタの鷹」
監督ジョン・ヒューストン 1941年
ボギー演じるサム・スペードが後年ハードボイルド映画の基本スタイルになったということがよくわかる作品。
とにかくキレ者でキザだし見方によってはスゲー嫌な奴…それをカッコいいと思えるかどうかだろうな。
ストーリーはスピード感があるものの現代的なアクションは無く会話が中心だから慣れていないとちょっと退屈かもしれない。
5月26日(月)
DVD「恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」
監督スティーヴ・クローヴス 1989年
煮え切らない大人の恋をどことなく古典的な恋愛映画のエッセンスで描くコジャレた映画。
不器用な生き方のJAZZピアニストと一見セクシーでクールなのに時折見せるかわいさが男心をくすぐるシンガー。
実際の兄弟であるブリッジス兄弟の対比も面白いね。
M.ファイファーは歌の実力は微妙だが決してマイナスにはなってない。
5月27日(火)
DVD「欲望という名の電車」
監督エリア・カザン 1951年
人間の内外にある醜さが曝け出された残酷な映画。
今で言えば痛い女か?姉は精神を病み次第に正気を失うがこんなのに転がりこまれたら大迷惑だな。
怒りを暴力的にぶつける粗野な義弟、姉を守ろうとするが夫からも離れられないどっちつかずの妹、姉に恋して正体を知ると豹変する友人…皆怖ろしい。
舞台から引き継ぐ演者の壮絶な芝居の激突に圧倒された。
5月28日(水)
DVD「死神の谷(死滅の谷)」
監督フリッツ・ラング 1921年
F.ラングのドイツ表現派映画でサイレント。
死神に連れ去られた恋人を取り戻すために様々な困難に女が挑戦する。
死神伝説にある蝋燭を人間の寿命に見立て揺らぐ暗闇で対峙するシーンなど幻想的な映像で夢のように美しく恐ろしい。
ダークファンタジー、ホラー映画の始祖的作品のひとつと言ってしまうと大袈裟かしら?
5月29日(木)
DVD「悪徳」
監督ロバート・アルドリッチ 1955年
舞台の映画化でほぼ全編室内劇。
ドロドロした映画界の内幕、闇の部分を描いており、題材的には反骨の映画人アルドリッチらしさが感じられる。
まさに舞台をそのまま見ているような演出で映画的な面白さと言う意味ではどうだろう?
破滅していくスター役J.パランスをはじめ芸達者が揃い重厚感たっぷりなので演技は十分に堪能
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