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過去にいちばん映画を観ていたのはレンタルビデオ店でバイトしていた80年代半ば頃。
映画館にもよく通いましたが無断で深夜店に潜り込んでビデオダビングしたり、儲かりそうにないマイナーなタイトルをリクエストして仕入れたり、かなり無茶なことやってました(笑)
まぁ、店長は売り上げをくすねて飲みに行ちゃうような人だったからかわいいもんですけどね。
その頃に見た映画をあらためて今見直すこともしばしばあるのですが、やはり20台前半当時に色々あった出来事が思い出されます。
さて、今週も7本行ってみましょう。
6月20日(金)
DVD「ロードゲーム」
監督リチャード・フランクリン 1981年
B級テイスト満載な巻き込まれ型サスペンス。
狼犬と旅するロマンチストな長距離ドライバーがふとしたことからバラバラ殺人の容疑者になる。
絡んでくる人間が皆不気味で集団で陥れるべく企んでいるような展開。
前半はなんともコミカルな雰囲気で進行するが、後半主人公の妄想であるかのように思わせて最後は?というヒッチコック風の良作。
6月21日(土)
DVD「アダムスファミリー 2」
監督バリー・ソネンフェルド 1993年
財産目当てでフェスターの妻になる殺人鬼を演じるジョーン・キューザックがいちばんの儲け役か。
ストーリ自体はクリスティーナ・リッチが中心で、姉弟のサマーキャンプの件などかなりブラック度が高く大人向けのギャグが全体に目立つので子供には難しいかな?
今回は子供と一緒だったので日本語吹替で見たけれどソフトでは1と2でかなり入れ替わり、同じ人が違う役をやっていたりするのはなんか違和感あった。
6月22日(日)
DVD「リバティ・バランスを射った男」
監督ジョン・フォード 1962年
TVなどの影響で西部劇衰退期、奇跡的に作られたジョン・フォードの名作。
リバティ・バランスはリー・マーヴィン演じる悪漢で主役じゃないが強い印象を残す名演。
ジョン・ウェインとジェームズ・スチュワートが暴力を制するため銃と法を巡ってそれぞれの立場から立ち向かっていく。
リバティの手下役のリー・ヴァン・クリーフがこの数年後マカロニのスターとなる。
6月23日(月)
DVD「レインディア・ゲーム」
監督ジョン・フランケンハイマー 2000年
巻き込まれ型クライム物。
カジノ強盗に巻き込まれるベン・アフレックがどうにもチンケなコソ泥に見えないのが難か。
シャーリーズ・セロンはサービスカットあるし、ゲイリー・シニ―ズが楽しそうに悪役やっていたりするけどこれが遺作になるフランケンハイマーだから何とか集まった豪華キャスト。
ホンは一歩間違うとB級バカ映画っぽいのに演出ややがかったるく面白味に欠けている。
6月24日(火)
DVD「その土曜、7時58分」
監督シドニー・ルメット 2007年
金に窮した兄弟が実家の宝石店強盗を企てることから生まれる悲劇。
少し筋は粗い気がするものの事件前後数日間がフラッシュバックして描かれ、複数のカメラの視点と編集で同じシーンが繰り返されても飽きない。
同じ遺作でもポラックの演出は冴えている。
兄弟、父子、夫婦関係が徐々に浮き彫りにされとにかく登場人物のダメっぷりを実力派キャストが好演。
ことに兄でヤク中役のフィリップ・シーモア・ホフマンはそれで死んでいるだけに今見るとよりリアル。
6月25日(水)
DVD「危険な関係」
監督スティーヴン・フリアーズ 1988年
18世紀フランス貴族社会の退廃ぶりを高尚になり過ぎず職人フリアーズが恋のゲームのように描いている。
なんせキャストがアメリカ人だ。
グレン・クロースとジョン・マルコヴィッチのドロドロとねちっこい芝居とこだわったコスチュームプレイが見ものだろうか。
ふたりの策略、虚栄、嫉妬の嵐に巻き込まれるミシェル・ファイファー、若い無垢な感じのサーマン、リーヴスもいい。
6月26日(木)
DVD「クッキー・フォーチューン」
監督ロバート・アルトマン
登場人物はみんな知り合いというような小さな南部の町を舞台に老女の自殺を巡る群像劇。
宗教観、謎めいた人間関係など演出によってはドロドロしそうな題材をいかにもアルトマンらしいほのぼのブラックな味わいに仕上げた。
おそらく相当念入りにリハをしたことが窺えるカットが多く、出演者も個性の強いキャラクターを気合の入った芸で演じる。
ディヴ・スチュワートのディープブルースな音楽もとてもよくてルーファス・トーマスまで登場。
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