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2週間ぶりの更新です…まだ生きておりますよ。 フリンヂの新曲は2曲同時進行でアウトラインがほぼ完成。 まずはちょっとしたフレーズを元にセッションしたテイクの中から出来のいいものを選び、書き溜めた歌詞ネタから合いそうなものを貼り付けてメロを作ります。 メロ作るって言ったって考えるわけじゃなくて鼻歌をレコーダーに入れるだけなんだけどね。 歌詞を切ったり伸ばしたり語感を変えてみたりして修正。 あとは曲の構成だとか、アレンジを詰めていけば完成かな。 わりと今回は順調。 今週末にまたリハやるのでデモ動画でも撮って出来がよかったらアップしようかと思います。 特に理由はないけれどなんとなく、昨年末から音楽はあまり聞かずにDVDで映画ばっかり見ています。 しかもなぜか洋画ばかり。 フリンヂの曲も実は音楽より映画からインスパイアされた部分が大きいかな? ここ最近見た中で良かったのは70年代初頭に発表されたルネ・クレマン晩年のサスペンス物2本。 一般にルネ・クレマンというと「禁じられた遊び」とか60年代のアラン・ドロンと組んだ「太陽がいっぱい」と言った作品が思い浮かぶでしょうかね。 いわゆるヌーヴェルバーグの映像作家とは世代が上で、私もなんとなく古いイメージがあって代表作くらいしか見たことが無かったんだな。 たまたま昔TVの洋画劇場で見て気に入っていたチャールズ・ブロンソン主演「雨の訪問者」のDVDを手に入れてあらためてその魅力に惹きこまれてしまいました。 すかさずこれまたキャスティングのいいジャン=ルィ・トランティニャン、ロバート・ライアン主演の「狼は天使の匂い」と立て続けに見てしまいましたよ。 まぁ、言ってみればフィルムノワール、クライム・サスペンスと言ったところなんでしょうがどれも派手なアクションシーンは少ないかわりに人間を実によく描いている。 ムード・サスペンスと謳っているだけに映像のカラーや構図も独特のトーンで美しくて、ストーリー的にはわけのわからない曖昧さがあるもののそのあたりはいかにもフランス映画らしい雰囲気。 「狼は天使の匂い」はスカッとするタイプのアクション映画ではないけれどなかなか粋で静かな男気やロマン、哀愁、そしてどことなくユーモアを感じる作品です。 亡くなる直前のロバート・ライアンが老いてうらぶれた強盗団のボス役で出ているっていうだけでそのトーンはわかるかもしれませんね。 行きがかり上強盗団の仲間入りしてしまうトランティニャンとのやりとりがなかなかに秀逸。 You Tubeに予告編がありました。 フランシス・レイの音楽がムードを高めているのは言うまでもないですな。 La course du lièvre à travers les champs (Bande annonce originale) /狼は天使の匂い 「雨の訪問者」のチャールズ・ブロンソンもやたらと肉体や暴力を強調するような演出ではなくて、ただそこに居るだけで醸し出される男の色気というのかな…魅力を引き出すことに成功しています。 事件に巻き込まれるマルレーヌ・ジョベールの若き主婦もミニスカ穿いてベタベタしてはいなけれど何とも言えないエロかわいさを感じる。 手に汗握る…ではないけれど落ち着いて見られる、変な言い方だけど両作品とも大人な感じのサスペンス映画ですよ。 最後は同じくフランシス・レイ作「雨の訪問者」の挿入曲で聞いたことある方も多いかもしれませんね。 コメントにもあったけどこれ元はB面曲だったんだって…勉強になるなぁ。 次はこの2作品の間に撮ったフェイ・ダナウェイ主演の「パリは霧にぬれて」もタイトルがいいし見てみたいですわ。 Francis Lai La valse du mariage/雨の訪問者
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映画いろいろ
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アマゾンでDVD3枚¥3000のキャンペーンやっていて対応の商品の中から購入しました。 そんなにコアでもないけどこのチョイスどんなもんでしょ?(笑) すべて映画館もしくはTVで見たことのある作品ではあるけれど、こういう機会だとなんとなく家に置いておきたいものを選んでしまうな。 「グロリア」、「アリスの恋」はなんと言っても主役の女優であるジーナ・ローランズとエレン・バーステインのファンなもので。 「グロリア」は言わずもがなのご主人でもあるジョン・カサヴェテス監督作品。 ジーナ姐御とギャングに一家皆殺しにされた子供との逃避行劇。 女性が主人公のギャング映画、ハードボイルドというのはそんなに数は無いですが最高峰の1本でしょう。 ジーナ姐御の睨みと時折見せる優しい眼差しがたまらん。 「アリスの恋」は次作「タクシー・ドライバー」がなにかと脚光を浴びてしまうので地味な印象のスコセッシ監督作品。 「タクシー・ドライバー」でポン引きと売春婦演じるハーヴェイ・カイテルとジョディ・フォスターも出ていますね。 夫の死をきっかけに子供と旅立つダメダメ主婦の夢と恋の行方はというカンジのストーリー。 あ、気がついたら偶然2作とも子連れのロード・ムーヴィーとも言えるのかな? とにかくひとことで言ってしまうと魅力的なおばさんたちですよね。 それぞれ映画の公開時にはおふた方とも40代だったと思いますが、私は10代だったのでちょうど自分の母親のような年代になります。 今、私自身も40代後半に差し掛かってあらためて見直すとどんな気持ちになるだろうか…なんて考えちゃいましてね。 タフでクールなおばちゃんとダメダメのおばちゃんというキャラクターには違いがありますがどちらも惚れるなぁ。 決して美人というわけではないけれどなんでしょうねこの色香。 「チャンス」はTVで見ました。 主人公が無意識なのに回りが勝手に勘違いに勘違いを重ねてハナシが大きくなっていくというコメディ。 チャンスを演じるピーター・セラーズはピンク・パンサー・シリーズのイメージがあって、あの手のコメディが苦手な私としてはダメなんですけどこれだけはOK。 コメディとは言え騒がしい映画じゃないので好むのかもしれません。 シャーリー・マクレーンが欲求不満の有閑マダムといった役どころでドタバタぶりを発揮します。 あ、そう言えば彼女も40代だったんじゃないかな…上記の2人とも年は近いはずです。 みなさんご存命みたいで、そうすると今は70代後半ですか。 どんなばあさんになっているのでしょう(大女優に失礼だね 汗) 見たいような、見たくないような… Gloria 1980 TV trailer Alice Doesn't Live Here Anymore (1974, Martin Scorsese) Theatrical Trailer Being There" Movie Trailer starring Peter Sellers and Shirley MacLaine
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前回記事を書いてから一週間以上経過してもいまだに風邪が抜けないでおります。 若い頃は風邪なんてものはほっておいても治ったものだけれど…あ、昨年末もそんなこと言ってたような気がするなぁ。 なにやらチョイ鬱で弱気な今日この頃。 そんなタイミングで映画を見過ごしていたジェフ・ブリッジス主演の「クレイジー・ハート」のソフトを遅まきながら中古で手に入れて鑑賞しました。 絵に描いたように成功からドサ回りへと落ちぶれたカントリー・シンガーが栄光を再びと再生していく物語です。 ほろ苦い恋愛、幼い子供との関係(これがまたオイラ弱いんだ 涙)、彼を慕う今や大スターの後輩、暖かく彼を見守る友人と、そりゃ、タイミング的にハマるわな(笑) 映画作品としてはちょっとあっさりし過ぎているという感じが否めないけれど気分転換にはよかったですよ。 まぁ、この手の物語はわりとありがちなのでやっぱり見所は役者の演技ということになるでしょうか。 アメリカン・ニュー・シネマ世代の青春スターだったジェフ・ブリッジスにとっては、この挫折感ありありの役柄はまさにうってつけだったね。 彼は元来ミュージシャンとしての活動もしていたみたいだし、その枯れまくった歌声はなかなか味わい深いものがありました。 それにしてもこんなアルコールとタバコと加齢臭プンプンのメタボ中年(老人?)カントリー・シンガーなんて広いアメリカにはいくらでも居るんでしょうな。 日本でも地方へ行けば少しは名の知れた演歌歌手がモール街やカラオケ屋回りをしているのを見掛けるけどそんな感じかしら?う〜ん、ちょっと違うか。 CRAZY HEART/Official Trailer 予告編のバックに流れているのはライアン・ビンガムの「The Weary Kind」。 で、こっちはTVのインタビュー番組かなにかでのジェフ本人の弾き語り。 本編でもかなり歌っているし、ギターも当てブリじゃなくてちゃんと弾いているのがわかってよかったな。 Jeff Bridges/The Weary Kind まぁ、実際のところは映画のようには上手くいかないわけだ。 スポットライトを浴びることなく人知れず消えていくシンガーの方がはるかに多いわけだけれども、でかいスタジアムだろうが地方の安酒場だろうと同じステージには違いが無い。 いちど人前で歌う喜びを感じてしまったらもうやめられないんだよ。 そう言えば9月のライブから一度もギターをケースから出していない。 さて、俺もぼちぼち始めないとね。
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お盆は皆さんご家族で色々な所へと旅されたでしょうか? いきなりですが私は旅をする映画が好きなのです。 映画通の人ならロードムービーって言うのかな。 でも、実際の私自身は出無精だし旅行好きというわけではないんだよね。 いわゆる観光旅行というものを好まないタチなのかもしれません。 映画で描かれる旅は観光が目的なものはあまりありませんね…それじゃドラマにならないから当たり前かな。 映画ではそれぞれがなにがしらかの事情があって旅をしている。 旅をしなければいけない状況に陥っていると言ったらいいかな。 何かを求めて旅する者であったり、あるいは逃避するために旅する者であったり、さらには目的すらない旅であったり…する。 そんな数ある映画の中から最近見た子供と旅をする映画DVDを1本ご紹介。 「パーフェクト・ワールド」(1993) クリント・イーストウッド監督が映画で描く映画の主人公は、過去に深い傷を持つキャラクターが多いのはご存知の通り。 生まれも育ちも違うけれど、家族(父親)や家族の団欒への喪失感を持っていて実はふたりはよく似ている。 逃亡劇がいつしかふたりの思い描くパーフェクト・ワールドを目指し旅するようになってくる。 逃げる側、追う側がどこかほのぼのとしたコメディのように展開していく中、ラストではふたりがそれぞれ違うところへ旅立っていくストーリーです。 ラストシーンがYou Tubeにあったので貼りましょうか。 ちょっと長いですがいいシーンなのでお時間があればご覧下さい。 字幕が無いので要約すると… 傷つき(ある事情でフィリップに撃たれた)警官隊に囲まれたケビン・コスナー演じるブッチが人質となった少年を解放するが、フィリップはブッチのところへ戻ってきてしまう。 そこへクリント・イーストウッド自身が演じる警察署長が銃を置き確保に向かう。 この警察署長はブッチを少年刑務所に最初にぶち込んだ男という因縁もあった。 ブッチがろくでなしだった父親から貰ったアラスカからの絵葉書をフィリップに手渡そうとしたそのとき、銃を出したと勘違いした間抜けなFBIの捜査官に狙撃されてしまう… 警察署長とブッチもまた父子のような関係に置き換えることが出来るかもしれないですね…人間の絆を実に上手く描いているホンだと思います。 ラストでのケビン・コスナーの表情がまたとてもいいんですね。 子供の演技にも泣いちゃうけど、この横たわるコスナーの幸せそうな表情にさらに泣けます。 あんまりくわしく書くとつまんないけれど、このコスナーのラストシーンは実は冒頭に繋がっています。 彼はパーフェクト・ワールドに旅立ったのか?そんなものはどこにも無かったのか? 詳しい説明はもちろんされず見る側の想像に委ねられる。 クリント・イーストウッドの映画って基本的には娯楽映画の形態を取っているんだけど、実は深いテーマが数々含まれていて見る側を考えさせる作品が多い。 また、子供と旅する映画と言うと「センチメンタル・アドベンチャー(HONKYTONK MAN)」という名作も撮っているし、クリント・イーストウッドは実に子供を撮るのが上手い監督だと思いましたね。 最近、年のせいかさ〜どうもこの手の映画には弱いのよ。 エロ映画ばかり見ているわけではないのです(笑) お時間があればレンタルででもどうぞ。 さて、次回もまた子供が登場する映画の予定です。
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