荒野のフリンヂ

次回フリンヂLIVE 2月15日 千葉 瑞庵2

スワンプ親分

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J.J.ケール

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未見なのですが「To Tulsa & Back」というドキュメンタリーDVDも出されたJ.J.CALE。

その名前はそこそこロックを聞いている人間には知られていたものの、一昨年出されたエリック・クラプトンとの共演盤(と、言うかご恩返し盤と言うか…)「Road To Escondido」でようやく一般に知られたという感じでしょうか。

オクラホマ州タルサという場所は言うまでも無くレオン・ラッセルやジェシ・エド・デイヴィスと同郷。

JJももまさに南部の男。

「After Midnight」、「Cocaine」をカバーしたクラプトンに限らず彼の曲やスタイルを信奉するアーチストは数多く、まさにミュージシャンズ・ミュージシャンといった存在であったわけです。

ざっと私が持っているCDを見るとレーナード・スキナード、サンタナ、ポコ、ジョニー・リヴァース、
クリス・スミザー、ケビン・エアーズ、ブライアン・フェリー…やめたきりが無いから(笑)

ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが颯爽とヒットチャートに登場してきた時などは、ギタースタイルからボーカルに到るまでクリソツでJJの新曲と思ったものですよ。

特にスワンプ系ということに限らず英米のアーチストがこぞってその楽曲を取り上げています。

レイドバックしたビート感に朴訥とボソボソ独り言を言っているようなルーズな歌い方。

音数はシンプルだけれど絶妙のトーン、タイミング、フレージングを持つギタースタイル。
(ギターに関してはもっと評価されてもいいと思う。本当にすごい。)

渋いと片付けてしまうのは簡単だけれども、ただそれだけじゃこれだけ長きに渡ってコンスタントに活動出来なかったと思うのですよね。

彼はギターも自作してしまうし、何も考えていないようで大変なこだわりがあるミュージシャンじゃないかな。

そのあたりが変人と評される所以なのではないだろうか。

また、ブルース、R&B、ジャズ、カントリーなどの南部音楽がルーツになっているのはもちろんですが、彼の楽曲には彼だけにしか出せない独特のトーンがあるような気がしてなりません。

それはもう音楽どうこうより、内面的なもの。

その人間が生まれつき持っているものと言うかな。

なんでしょう、男の哀愁とでも言ったらいいのかしら。

その佇まいにきっと惚れてしまうのだな。

とりあえず1枚と聞かれたらとりあえずファーストの「Naturally」(写真左上)を誰にでもすすめています。

このアルバムからカバーされている曲が実に多いし、きっと誰かのバージョンで聞いているかも
しれませんからね。

まさにコカインのようにはまったら抜け出せないのがJJの音楽。

スワンプ親分 ありがとう


You Tubeです。

この映像のギター、自作のギターらしいです。
やたらとスイッチ付いていていったいどういう構造になっているんでしょう?
出てくる音は何を弾いても同じな気もするけど…まずはクラプトンがカバーしている名曲から。
ちなみにこの映像は「ライブ・イン・セッション1979」というタイトルで
発売されています。
レオン・ラッセルも共演で収録曲もいいですから必見ですよ。

J. J. Cale/Cocaine


次はクラプトンとの共演盤の後のライブから。
顔見てるとクラプトンもうれしくてしょうがないんでしょうね。
J.Jの弾くギターに自身が観客と化しています。

Eric Clapton&JJ Cale/After Midnight


最後はAfter Midnightと同じくファーストから。
あのBECKがアコギ一本でカバーしているのをYou Tubeで見ましたがなかなか良かったです。
ふと思ったけど彼のフィーリングはJJに似ているかも。
文句なしに美しい大人の男のバラード曲。
これをJJのベストに挙げる人は少なくないです。

J. J. Cale/Magnolia

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ロバート・パーマー

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フランキー・ミラーを以前に取り上げたけれど、ほぼ同時期にソロ・デビューした同い年の
ブリティッシュ・シンガーと言えば…ロバート・パーマーだ。

実力派シンガーですが、ある意味対極にある2人です。
フランキーが男臭いむさ〜い雰囲気なら、ロバートは軟派でエロい雰囲気(写真見てわかる通り、ジャケットのイメージで作られた部分もあるけどね)。
フランキーがいつまでも地味にパブでロックしている存在なら、ロバートは大ブレイクしてスタジアムで何万人を相手にする。
それでもふたりはスタートラインは極めて近いところにあったと言えるでしょう。
同じソウルを持つふたりなのです。

ロバート・パーマーを始めて知ったのは確か少年ジャンプの江口寿史さん作「すすめ!!パイレーツ」だったか、「ひのまる劇場」だったかな?
とにかく江口さんはロバート・パーマー大好きで漫画に登場させてましたね。
その頃はもうエレクトリック・サウンドを大胆に導入していて、歌はソウルフルでスーツ着てロックを歌ういかしたおじさんと言った風情でした。

スワンプ親分として取り上げるのは彼のファーストからサードまで。
もちろん後追いをして聞いたのだけれど、最初はその泥臭さにびっくりしましたね。
なんせヴィネガー・ジョー時代から鳴らしたソウル・ヴォイスですから南部サウンドにマッチしないわけがありません。

74年リリースのファースト「SNEAKIN'SALLY THROUGH THE ALLEY 」は主たる録音をニューオリンズで行ったと言われています。
アラン・トゥーサンのスタジオでリトル・フィートやミーターズのメンバーとセッションしている。
やはり、よく言われるのはリトル・フィートの存在。

彼らの人気は本国アメリカよりも南部音楽マニアの多いイギリスでその名は轟いていた。
それをロバートが見逃すわけがなかったというとことでしょう。
シンパシーを感じていたのかもしれないね。
ファーストではリトル・フィート「SAILNG SHOES」をカバー。
ロウエル・ジョージとも共作。
さらにアラン・トゥーサン作品を2曲カバー…とまさにニューオリンズ漬け。

75年のセカンド「PRESSURE DROP」でも引き続きリトル・フィートのメンバーが召集される。
ここでもリトル・フィート、トゥーサン作品をカバー。
彼のルーツのひとつであるレゲエ・ナンバー、トゥーツ&メイタルズのタイトル曲を始め、モータウンのリズム隊、マスル・ショールズ・ホーンズまで登場の豪華さ。

76年のサード「SOME PEOPLE CAN DO WHAT THEY LIKE」はロウエルの参加はないものの他のメンバーは参加。
またしてリトル・フィート・ナンバーそして、ドン・コヴェイの「HAVE MERCY」などをカバーしている。

とにかく、彼はディープなフィーリングは持ちつつも、新しいものにもアンテナを張っていて、ただルーツミュージックをやるだけというアーチストではなかった。

音楽的にもR&B,ソウルからレゲエ、スカ、カリプソと幅広い。

であるからこそ、このアルバム以降先端の音作りを試みながら80年代に入りデュラン・デュラン、シックのメンバーと結成したザ・パワー・スティションでの成功、そして「ADDICTED TO LOVE/恋におぼれて」でとうとう全米No.1に立つことになるわけです。

コンスタントに活動していただけに、2003年に心臓麻痺で亡くなったのが惜しまれるね。
じじいになったらどんな歌を歌っていたことだろうね。

そして同い年のブリティッシュ・スワンパーであるフランキー・ミラーは今も病床にある。

ありがとう、スワンプ親分/がんばれ、スワンプ親分

さて、You Tube
まずはブレイク後かなと思われる映像ですがファーストのタイトル・ナンバー。
トゥーサン作品、リー・ドーシーで御馴染み。
音はデジタル化しているけれど、やっぱり声の力ってすごいな〜実にファンキー。

Robert Palmer/Sneakin' Sally Trough The Alley


続いて大親分に挑戦…負けていませんよ。

James Brown & Robert Palmer /I Feel Good



最後はおまけ。
ロバート・パーマーのPVといったらやはりこれ。
こんなメンバーでライブやるのが男の夢(笑)

Robert Palmer/Addicted To Love


追加で更新です。
映像は貼れませんでしたが貴重なサードからの映像を発見。
リトル・フィートばりのセカンド・ライン・ファンクです。

Robert Palmer/Man Smart, Woman Smarter
http://jp.youtube.com/watch?v=6fYZo8rzfRA

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ブラック・カントリー

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ウォルター・ヒル監督、エディ・マーフィー、ニック・ノルティ主演の「48時間」のある場面。

白人だらけのカントリー・バーみたいなところに黒人のエディがたったひとり紛れ込んで回りから奇異な目で見られる…というシニカルなシーンがありました。

カントリー・ミュージックって一般的に、白人至上主義的な音楽の代表というイメージなんでしょうね。

カントリーはアングロ・サクソンやケルト系の移民が持ち込んだ民謡が元になるわけですが、アメリカの地で様々な音楽の影響を受けて現在のスタイルになったようです。

僕もそんなにカントリー・ミュージックにくわしい方ではないけれども、たとえば1950年代にブームになったカントリーの発展形ロカビリーなどは大好きです。

ロカビリーはロックンロールとヒルビリーの融合という意味で、ヒルビリー・ブルース、ウエスタン・スゥイング、ホンキー・トンク、ヒルビリー・バップなどが原型と言われています。

ロックンロールは無論ですが、これらのカントリー・ミュージックは黒人のブルース、ゴスペル、スウィング・ジャズ(ジャンプ・ブルース、ブギウギでもいいかな?)の影響が大なわけです。

白人がブラック・ミュージックに影響を受けてプレイするのがごまんと居るのだから(と、言うかほとんどですね)逆に黒人がカントリー・ミュージックをプレイしても何も不自然なことではありませんよね。

実際、黒人のカントリー・ミュージシャンは昔から居たようだし、ソウルの時代になってもレイ・チャールズやボビー・ウーマックなどもカントリーをテーマにアルバムを作っています。

60年代に隆盛を極めたディープ/サザン・ソウルなどはそれを支えたライター、プレイヤーに白人が多かったことは以前に書きました。

ようするに白も黒も無く南部の音楽には違いないということでしょうか。

カントリー・ブルースとはよく言うしCDもたくさん出ているけど、カントリー・ソウルとあまり言わないのは何ででしょうね。

けれども、明らかにカントリーっぽいソウル、まんまカントリーを歌う黒人シンガーは過去にたくさん居ました。

今回紹介のCDは「Dirty Laundry/The Soul Of Black Country」です。

このコンピレーションは3〜4年前位に出された物ですが、馬に乗りカウボーイ・ハットを被るボビー・ウーマックのジャケットを見てピーンと来ましたよ。

収録曲は写真に載せたのでご覧下さい。

錚々たるシンガー達によるなかなかおもしろい選曲となっています。

100%カントリーというわけではないけれども、カントリー・テイスト濃厚…まさにカントリー・ソウル。

なかなか優れもののコンピです。


You Tubeはなかなか難しいところですなぁ。

CDの収録曲ではありませんが、カントリー・ソウルということでこれははずせないでしょう。

Ray Charles/I Can't Stop Lovin You


続いてこれは収録曲。
ジュールス・ホランドのTV番組から私の超大好きな曲です。

Candi Staton/Stand by your man


最後はCD収録曲とは違いますが、この曲を聞いてカントリー・ソウルっていいな
と意識した一曲です。
静止画ですが…カバーも多い名曲です。

Joe Simon/(You Keep Me) HANGIN' ON


まさにディープな南部の声。

スワンプ親分、ありがとう。

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ロニー・レイン

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このブログを覗こうって人には説明は不要かもしれないね。

スモール・フェイセズの彼、フェイセズの彼、そしてソロになってからの彼。

ストリートでモッズ野郎だった頃から、田舎でテントのパッシング・ショーを始めた時期まで、

とにかく彼はずっといかした奴だったんだよ。

音楽のセンスも無論だけれど、彼のファッションも最高におしゃれなんだ。

最近DVD化された映画「RONNIE」を手に入れて見ているが、彼の友人達はみんなそう言っているね。

いかした奴だったと…そしてみんな彼のことが好きだった。

ソロ・バンド活動の停滞や、多発性硬化症に倒れるなど、とかく不幸なイメージが付き纏う彼だけれど、

彼の作り出すシンプルで美しいメロディーは本当に聞いていると癒される。

今回はスワンプ親分でソロを取り上げているけれども、フォーキッシュでのんびりとした味わいの彼の曲や歌声はまさにスワンプ的風合いと言えるでしょう。

ロニー・レインは純粋に音楽を愛していた。

そして、俺はロニーに憧れていた。

この4枚のオリジナルアルバムはどれも素晴らしい。

死後多数の発掘音源が出されているけれども、荒らし的なものではなくどれもクオリティーは高いですよ。

そのあたりにも製作者の愛情を感じる。

もし、ソロになってからの彼を聞いたことが無かったら、どれでもいいですから日向ぼっこでもしながらリラックスしてゆったりと彼の音楽に触れてみて下さい。

彼の音楽を聞けば誰もが優しい気持ちになれると思います。


You Tubeは同じBBCのTV番組から2曲を

ソロになってからの唯一のヒット曲。
ギャラガー/ライルをはじめとするスリムチャンスのハートフルな演奏。
Ronnie Lane and Slim Chance/How Come


さらにフェイセズ時代の彼の代名詞的な名曲
Ronnie Lane and Slim Chance/Ooh la la


見ていたらあんまりいいのでもう1曲セカンドアルバムからの曲を
Ronnie Lane./You never can tell


ベストが似合う男だなぁ〜♪

それにしても彼のバンド「SLIM CHANCE」という名前は実に彼を表していると思いませんか?

ありがとう、スワンプ親分。

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ジム・ケルトナー

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ジム・ケルトナーみんな好きだよね?

彼の名前がアルバムクレジットにあるだけでスワンプ・ロック好きにはたまらないものがあります。

自分が持っているCDで彼の名前があるアルバムを取り出すとあまりにも膨大な量になってしまいますよ。

とにかく70年代の彼の売れっ子ぶりと言ったら大変なものです。

最初はジム・ゴードンとのセットという感じだったけれど、デラボニ以降様々なアーチストの
レコーディングに参加しています。

そのドラムスタイルは手数だとかで主張するようなタイプでは決してありません。

決して邪魔になるような自己主張はし過ぎず、かと言って地味というわけでもなく、ひとつひとつの曲に合うようによく考えられたリズムを叩く人ですね。

漠然とした言い方ですがタイム感が気持ちいい。

単に譜面通りのジャストじゃなくて、ちょっとずれて出てくるようなフィルがたまんないんです。

グルーヴィーと言うよりはずっしりとしていて、そのあたりが絶妙のスワンプ感になるんでしょうね。

また、ドラムキットにこだわらないパーカッシブなプレイもユニークです。

あと勝手な想像ですけど、人柄もいいんじゃないかな〜と。

そのあたりはドラッグとアルコールに沈んだジム・ゴードンとは対照的。
(彼についてもいつか書きたいな)

彼のドラムとその人柄に惹かれてアーチストはスタジオに招くのではないでしょうか。

きっとわいわいやりながらセッションの中から彼のドラムプレイは生まれてくるような感じがします。

ざっと思いつくだけで、
デラニー&ボニー、ジョー・コッカー、レオン・ラッセル、ジョージ・ハリスン、ジョン・レノン、
リンゴ・スター、エリック・クラプトン、ジェシ・エド・ディヴィス、ダニエル・ムーア、
ジム・パルト、マーク・ベノ、ロン・ディヴィス、リンダ・ロンシュタット、カーリ・サイモン、
ジェフ&マリア・マルダー、アラン・ガーバー、ロッド・スチュワート、ボブ・ディラン、
ジョニ・ミッチェル、エルビス・コステロ、ブッカーTジョーンズ、ローウェル・ジョージ、
ライ・クーダー、ヴァン・ダイク・パークス…キリがないや、さすがだね。

70年代を中心に名前を書き出しましたが、80年代以降も現在に到るまでその仕事は数知れずという感じです。

印象深いところではトラベリング・ウィルベリーズなどは錚々たる面子に混じってメンバー扱いで
プロモヴィデオにも登場してくれたりしましたね。

最近では「コンサート・フォー・ジョージ」のDVD特典インタビューで淋しそうにジョージの思い出を語るジムの姿がとても印象的でした。

なんか、見ていたら目頭が熱くなったぜぃ。

ありがとう スワンプ親分。


さてYou Tubeいきましょう。

色々あるのですけど、やっぱりライブがいいというところで、ちょっと長いですが2部構成でこいつを。

Ry Cooder/Down In Hollywood

バンドメンバー紹介も兼ねてソロを取っています。

いや〜しかし、すごいメンバーだ。

俺、今こういうのバンドでやりたいんだ〜♪

その1


その2(ドラムソロあり)


もうひとつ。

George Harrison/This Song

これは演奏ではありませんが、大好きなプロモヴィデオなのでおまけに。

ジョージが盗作騒動の最中に皮肉たっぷりに作った歌です。

ジムは友情出演というところでしょうか、裁判長役でとぼけた演技をしています。

なんか、かわいい。


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