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考えて見ると女性アーチストを全然取り上げていなかったです。 勿論、好きな人はたくさん居るわけで、「親分」のシリーズで取り上げるのもナンだから「姐御」に してみました(笑) ジャンルを問わず好きな女性アーチストを勝手気ままに書くことにしてみましょう。 まずは一発目はニーナ・シモン姐さんです。 さすがの貫禄。 ニーナ姐さんの亡くなるまでの活動期間は結構長いのですべては聞いていません。 私が好んで聞いているのはごくごく一部にしか過ぎませんので、コアなジャズ・ファンの方からしたら不十分なものでしょうね。 最初の出会いは「Here Comes The Sun」でした。 ビートルズのジョージ・ハリスン作品のあの曲です。 私、ビートルズの中では最初からジョージが一番贔屓でして、彼の曲をカバーしているアルバムを 集めておりました。 そうして、ニーナ・シモンに出会ったと言うわけです。 アルバム・タイトルがずばり「Here Comes The Sun」(左上)という1971年のアルバムには他にも ボブ・ディランの「Just Like A Woman」、ジェリー・ジェフ・ウォーカー「Mr.Bojangles」、 ジェームス・テイラーの「朝の天使」などが取り上げられています。 ジャズのシンガーがフォーク系のアーチストを取り上げるのは珍しくはありませんし、ビートルズも カバーされることが多いですよね。 でもこの「Here Comes The Sun」はいわゆるジャズシンガーのカバーとはイメージがちょっと 違っていました。 軽いタッチのピアノに合わせて淡々と歌うのですが、まさに暖かな日が昇る喜びをまるで母親が子供に 聞かせるようにやさしく歌い上げます。 また、その個性的な声の魅力には圧倒されました。 説明するよりもまずはYou Tubeから聞いてみてください。 静止画ですがNina Simone/Here Comes the Sun さらにニーナ姐さんを聞いていくとジョージの曲を他にもカバーしている事を知りました。 「Emergency Word」(右下)というライブアルバムでは名盤「All Things Must Pass」から 「My Sweet Lord」、「Isn't It A Pity」の2曲をカバー。 ひとりのアーチストがこれだけジョージの曲を取り上げるのは珍しいですね。 元々ゴスペル調であった「My Sweet Lord」などはクワイアが参加してまさに本物のゴスペルそのものと言った仕上がりになっています。 これはニーナとジョージのヴァージョンの比較があったので貼りましょう。 Nina Simone vs. George Harrison/My Sweet Load なんでジョンやポールじゃなくてジョージだったのでしょう? 黒人公民権運動以降、社会に対しても歌を通してメッセージを送り続けたニーナ姐さん。 2003年に亡くなるまで黒人のみならず人間そのものに対して問い掛けをして来たのです。 ジョンもメッセージ性の強いアーチストですが、彼のように声高に叫ぶわけではなく、やさしく人に問いかけるようなジョージの音楽と波長が合ったのかもしれませんね。 最後に動画いきましょう。 1969年のハーレムでのライブから2曲。 同年のアルバム「Black Gold」(右上)よりアフロ的なファンキーナンバー。 時代が時代ですからブラックパワーを感じさせるアルバムになっています。 Nina Simone/Ain't Got No...I've Got Life 次は同じく「Black Gold」から。 ダニー・ハサウェイ、アレサ・フランクリンでも有名なゴスペル調ナンバーです。 ちょっとカウンタークレジットが邪魔ですが… Nina Simone/To Be Young, Gifted And Black 後半は「To Love Somebody」からのRevolutionです。 このあたりはジャズ・ボーカルを聞かない人でもソウル、ファンクが好きな方ならすんなりと馴染む のではないでしょうか。 音楽のスタイルだけでなく、生き様というものが現在のジャズ、R&B系シンガーにも多大な影響を与えているのは間違いないですね。 ニーナ・シモンという名前は尊敬するフランスの女優シモーヌ・シニョレから取ったのだそうです。 そして彼女もフランスに渡りそこで70年の生涯を閉じました。 ニーナ姐さん ありがとう。
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