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報道2001で、「 温暖化地獄 」という本を書いた山本良一氏と石原都知事などが出演して地球温暖化の問題を話していた。
それを見ていてやはり思うことは…
地球温暖化は私の問題であるということです。
まだまだ地球温暖化は、自分達の子供や孫の時代になってヤバイことになると思っている人も多いのではないだろうか(例えそうだとしてもとんでもない重大事なことには変わりはないが)
しかし、違うのです。
温暖化は急激に加速しているのです。
昨日100年後に起こる現象といわれたことが、今日になれば来年起こるかもしれないといわれかねないのが温暖化だと思う。
我々は温暖化に対する認識を固定しないほうがいい。
温暖化の加速度についていけなくなるから…
少なくても、温暖化に伴う最大の危機は、子や孫ではなく、私が生きているうちに体験することなのです。
だから温暖化は、私の身に起こる100%私自身の問題なのです。
山本良一氏曰く、
温暖化現象を更に加速させる最大のキッカケは、北極の氷の氷解だという…
これも、自分が生きている間には起こらないはずだったことが、20〜30年後の出来事として迫ってきたのです。
北極に氷がなくなれば、太陽熱は直接北極圏の海水を温めることになり、その影響を受けてグリーンランドの氷の溶けるスピードがさらに速くなる…
北極圏の海はこうして溶けた氷が原因して、真水化する…
それは地球全体の海流の流れを止める方向に動き…
その結果、ヨーロッパ付近は寒冷化するが、赤道付近はさらにとんでもない温度上昇が起こる…
これはまさに映画のデイ・アフタートゥモロウが表現した世界だが、映画では、10年かけて起こる現象を数日間で表現したということであった。
その映画が上映されてからすでに3年が経過した…
日を追うごとに、それは現実となりつつある。
石原都知事曰く、
東京都知事は、今後10年以内に二酸化炭素を25%削減するという…
その対策の中に、『屋上緑化と壁面緑化』をあげている。
そう、今の技術でビルの壁面も緑化できるのです。
ビルの壁面も屋上も緑化し、その気になれば都市の機能をそのままに、都市を緑で覆うことができるのです。
林立するビル群の壁面をすべて緑が覆っている光景を想像してみてください。
そうなんです、温暖化対策で東京が世界に訴えるには、東京砂漠ならぬ、東京をジャングルにしてしまうのです。
でも、私は屋上緑化ではなく、屋上菜園ということを提唱してきました。
都会に食糧の生産という機能をもたせ、自給する都市を実現することにより、効率の良い消費ができ大幅なエネルギー削減につながってゆくと考えます。
屋上で、農業をやってもいいし家庭菜園の延長でもいい。
ビルオーナーは屋上を貸し出し、郊外に畑を借りたい人々は近くのビルの屋上にスペースを持ち、都内の外食産業はビルの屋上から素材を仕入れる。
オーナーは賃借料が得られ、畑を借りる人は郊外まで行く時間と費用が節約でき、外食産業は安全なものを近くから仕入れることにより、かかるエネルギーは大幅に削減できる。
都会が自給するようになれば、郊外などから都市部に出荷していた農家は栽培の品目を変えて、いよいよ今まで輸入にたよっていた大豆や小麦など、国の援助なども加えて栽培するようにして、これから起こるであろう世界的な食糧危機に備えることも必要だ。
温暖化の異常気象で食糧の輸入が止まる前に、日本はこれを機会に温暖化を防止しつつ自給率を高めるための屋上菜園なのです。
資料=ディ・アフタートゥモロー映画パンフレットより
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