今学期は最終回。わたしたちの先生は今日はいない。(家族の病気でロンドンに下りていった)人も5人しか来ておらず、ものすごく静かなスタジオに、他の先生が時々見に来る。最後なので何を描いてもよく、先週の「対称」、家族が撮った羊の写真、絵はがき、抽象画などみなばらばらだ。わたしは楽しかった思い出に、スタジオの絵を描く。
今日は「コーヒーブレイク」を待たずに最初にコーヒーを各自で入れて、2時間がスタート。絵を描いている人、いつもコーヒーが出されたカウンターなどを描いていると、みんなの笑い声、ちょっと静かにしてくださいね、という先生の声などが思い出された。
去年の秋、初めて絵の教室にたどり着いたとき、私はちょっと泣きそうだった。道が分からなかったのと、マウンテンバイクでひたすら続く坂道を登ったので。教室自体も、たまたま立ち寄ったところのおじさんが「初心者にも水彩画から教えているところがあるよ」と教えてくださったから知った。
いつもみんな笑顔で、画材や描き方や地元のことや、いろいろ教えてくださり、冗談で笑わせてくださった。
「絵の教室に行っている」というと、絵の好きな人が展覧会に誘ってくださったり、自宅に招いてくださったり、別の教室に通う友人とも絵を描きに行ったりと、人のつながりも広がっていった。日本でいうところの公民館の絵の教室。こんなに不思議な絵の教室、って先生たちは知っているんだろうか?
|