|
今回紹介するのは高校時代の味「勝龍軒」に続いて、浪人時代の味「名代ラーメン亭」。「名代」は「なだい」と読む。博多駅地下街以外にも、中央区天神ビブレと長浜・博多区交通センター地下・南区大橋駅地下に支店を持っている。 第一志望の大学に落ちた俺は高校卒業後、博多駅近くの予備校に通っていた。この予備校のすぐそばにもラーメン屋は二軒あったが、どちらもスープが薄くて好みに合わなかった。そんな時、博多駅地下街で見つけたのが、この名代ラーメン亭である。少々茶色味がかったとんこつスープは味が濃く、強いにおいがした。とんこつラーメンに慣れていない人間には不評のこのにおいだが、好きな人間には逆に食欲をそそるのである。毎回違うので一概には言えないが、麺は少々湯がき過ぎの感があるので固麺で注文した方が無難だろう。 店の雰囲気も、「ラーメン専門店です、お金かけてます」的な内装ではなくて、どこにでもある大衆食堂スタイルで好感が持てる。実際ラーメンだけでなく、長崎ちゃんぽんやカレーもメニューに入っている大衆食堂なんだが。漫画『クッキングパパ』で取り上げられたのがよほど嬉しいのか、何年も前から同漫画の切り抜きが壁に貼られている。以前は博多駅地下街店はかつて二倍くらいの床面積だったのだが、今は半分が製麺所か何かになってしまい、店の広さが半減しているのが残念。まあすぐ近くに交通センター地下店があるから、そう不都合でもないのか。 因みに俺が浪人だった頃は一杯350円だったが、東京へ行っていた間に370円に値上がりしてた。それでも福岡市内にしてはリーズナブルな価格であることに違いはない。 ネットなどを見て回っても、そんなに話題になってもいないし、評価もそれほど高くはないが、今も好きなラーメン店の一つである。 |
全体表示
[ リスト ]


