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今日は学校が夕方からだったので、その前に「ふくちゃん」に行ってみることにした。 場所は早良区の田隈。田隈に行ったのは実に十年ぶりで行動範囲外なので、はっきり言って道が全然分からない。老司からひたすら西へ。三十分で着く予定が、迷い迷って結局一時間近くかかってしまった。大通りに面しているわけでもなく、土地勘の無い人間にはツラすぎる。到着したのは午後三時を回っていた。遅刻確定である。 店は完全に古びており、とても新横浜のラーメン博物館に出店している有名店とは思えないくらい。店舗そのものから出汁が取れそうな感じで、大変よろしい。店員は5名いて、俺が行った時間は比較的暇そうだったが、昼なんかはこれでも足りないくらいなのかもしれない。一番奥のカウンター席に座ってラーメンを注文。 しばらくテレビを見ていると、カウンター越しにラーメンが出てきた。そのどんぶりは比較的小さめだが、スープが一杯々々まで注がれており、こぼれてもカウンターが汚れないように受け皿付だ。透明度の低いスープは茶濁というほどではないけれど、タレは間違いなく醤油だろう。実際とんこつの香りに混じって、ふわりと醤油の香りがしている。臭みはあまり無い。まずはこのスープを一口。見た目では表面のラードがギトギト観を演出してはいるが、出汁の味自体はアッサリした印象。出汁とタレのバランスもよく、なかなか美味い。 麺は極細ではないものの、福岡地方標準の細麺である。極細麺よりも、こちらの方が歯応えがよろしい。刺激臭は全然なしで、好感が持てる。具は叉焼と青ネギと、いたってシンプル。だが、ここの叉焼は、博多系のパサパサでありながら、醤油の味が肉にしっかり染みこんでいて、これはこれで美味い。しかも結構厚めなのが素敵。 全体的には、よくまとまった優等生的福岡ラーメンと言えるだろう。ファンが多いのも頷ける。しかし天上的に美味いというわけでもなく、久留米ラーメンを愛する人間としては、スープのサッパリとした癖の無さが物足りない。しかしこの味で500円なら、十分満足できるだろう。 店を出たところで、久々に雨が降り出した。学校に着いた時にはズブ濡れになったのは言うまでも無い(鬱。
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福岡市早良区
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