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ノンフィクション小説…
はじめに 3月11日に発生した東日本大震災でK社の2ストサークルとおいらが参加するhentai同好会にダブル加入している友人が亡くなりました。
本当に悲しい事になりましたが、友人に辿り着けるまで奇跡的な出来事がたくさんありました。
亡くなった友人が導いてくれた奇跡…そして仲間を想うhentai同好会メンバーが起こしてくれた奇跡ではないかと今思ってます。
その奇跡を書き込みます。
序章 東日本大震災
3月11日14時34分
太平洋三陸沖を震源とする巨大地震が発生した。
太平洋沿岸に想像を絶する巨大津波が発生…多くの方々の貴重な命を飲み込んだ。
それから僅かの間に連絡網が途絶えた日々が続いた…
3月15日
仲間と連絡が取れ、仲間全員が生存している情報が舞い込んだ。
「良かった!」
第一章 パパさんの切実な声
3月31日
パパさんから「陸前高田の友人と連絡が取れない…おかしい?」…と連絡が入った。
「えっ!?仲間全員が生きているはずじゃ?」
急いでとっちゃんとK社2ストサークル東北支部会長(以後A氏に省略)に連絡をした…
誰も陸前高田の友人とは連絡が取れてない…
受話器越しにパパさんの切実な思いがおいらに伝わった。
陸前高田の友人にプラモを作ってもらう約束+パパさんが地震直後の友人と連絡のやり取りをした(つまり津波が来る直前…最後の最後に連絡を取っていた…)+そして自身は被災地の最前線での復旧作業に携わっていて、身体が空かない+復旧作業が終ってからの疲れ果てた身体でのネットでの友人捜索=今すぐ陸前高田に行きたい!そのパパさんの想いがおいらに伝わった。
その日からおいらもネットで検索を開始した…だが友人の情報は見つからなかった…
一緒に走った人はおいらの大切な仲間…そして今年1月16日に陸前高田の友人宅に遊びに行ったばかりだ…
パパさんの思いにおいらの思いが加わった。
第二章 一人ぼっちの陸前高田…
4月2日
陸前高田に行って友人を探す事を決意!
パパさんは震災復旧で身体が空かない…
side7さんに相談したら一緒に動いてくれそうだった…、でもside7さんも津波の被害に遭われていて声を掛けることが出来なかった…
仙台市に住んで、比較的被害が少なかった、とっちゃんに一緒に行ってくれないか…と打診。
「何故こんな時期に?」「燃料はどうするの?」「自分の震災の片付けも終ってないのに」(とっちゃんはおいらの身体の事を心配してくれた)
…とっちゃんのの言う事はもっともだった。当時は燃料不足…沿岸は治安が悪いという噂が至る場所から飛び交っていた…実際の状況は全く見えなかった。
あとで分かった事だが、震災地での盗難、強奪…等の目の背けるよな事は実際に起きていた…
「どうしても…というのなら付いて行くよ」…最後にとっちゃんに言われたが、おいらのわがままな行動に、他の人まで非常に危険な場所に行かせる事は出来ない…自分一人で行く事を決意…
とっちゃんには心配をかけてしまったが、おいらの後方支援をお願いした。
第三章 奇跡?偶然?
4月3日
陸前高田に行く当日。
前日 とっちゃんに言われた言葉で多方面での捜索を考え始めた。
一番考えたくない事だった。
いままで検索していた避難者リストから身元不明死亡者リストを検索した…。
見るのがツライ…そんな事なんか考えたくない…でも心をドライにしなきゃ…
画面に表記されている文字が細かく見づらい…
画面をスクロールして行く、突然画面が固まった。
「このボロパソコン!!」(いつも事だ)
だがその固まった画面の中に身長172cm、痩せ型、頭頂部より20cmある長い髪…と言う情報が目に入った!!
これは友人の特徴と一致している…
信じられなかった…でも…まだ確定じゃない…
「でも…」
複雑な思いをからませ陸前高田へ走り出した。
第四章 片道だけの燃料
当時はまだ燃料不足の時期だった…
愛車JB23ジム坊には陸前高田へ行く片道だけの燃料…
岩手県ならなんとか燃料が手に入る…そんな噂を信じての走り出した。
だが僅か走ったところで開店しているスタンド発見!
並ばずして給油!!
燃料を入れ終わり後方を見ると、いつの間にスタンドには行列が出来ていた。
本当に不思議な位幸運だ!まるで友人に導かれているようだ…
そして一関を経由して陸前高田へ…
つづく
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