ベンゴト。

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2011年(平成23年)4月25日

原子力安全・保安院 原子力被災者支援チーム 御中
農林水産省 畜産部振興課 御中
環境省 自然環境局総務課動物愛護管理室 御中
福島県 農林水産部畜産課 御中
福島県 各市町村長 御中 

                     要 望 書
                  
                          THEペット法塾      
                          代表世話人・弁護士 植 田 勝 博 
                           事務局長・弁護士 細 川 敦 史

                        特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西
                               代表 エリザベス・オリバー

                        北日本動物福祉協会 代表 村 田 美南子

                           一般社団法人FreePets   
                           代表理事      西   健 一

第1 要望の趣旨
  警戒区域内の動物(ペットまたは家畜等)を救護するために特別に組織された専門家チームを「緊急事態応急対策に従事する者」として、または、市町村長が認める一時立ち入りとして、警戒区域内に入らせる旨の緊急措置を要望する。

第2 要望の理由
1 災害対策基本法第63条第1項に基づき、平成23年4月22日午前0時から、福島第一原子力発電所20キロ圏内を警戒区域に設定され、市町村長が認めた場合を除き、人の立入りが禁止されることとなった。
 この区域には、避難住民が飼育していたペットや家畜など多数の動物が残されており、それらの多くは衰弱・餓死しているものの、4月22日までは、避難しなかった住民や動物団体等の有志による給餌により、相当数が生存していた。
 しかしながら、前記警戒区域設定により、動物に対する給餌及び圏外への搬出とも不可能になる以上、これは、20キロ圏内で生存している動物たちを見殺しにする措置といっても過言ではない。この度の措置は、以下に述べるとおり、動物関連の法律に照らして大きな問題がある。
 
2 動物の愛護及び管理に関する法律(以下「動愛法」という)第44条は、「牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる」について、人の占有の有無にかかわらず「愛護動物」と定義し(第4項1号)、愛護動物をみだりに殺す行為を1つの犯罪類型と定め、その法定刑として「懲役1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」を定めている(第1項)。
 そのため、20キロ圏内に愛護動物が生存していることを十分認識した上での警戒区域設定は、政府(ないし原子力災害対策本部)が愛護動物をみだりに殺す方向での判断を行ったことを意味し、政府による犯罪行為が行われようとしているとの動物愛護家をはじめとする国民の批判を免れない。
 警戒区域設定の例外を認めず、その運用が硬直的になされた場合、批判はさらに高まることが予想される。 

3 動愛法は、日本での動物の取り扱いに対する欧米の批判やエリザベス女王の来日をきっかけに昭和48年に制定された法律であるところ、それから40年近くの時代の変遷の中で、ペットと人の関係が変わる等、動物愛護に対する国民の意識や社会の風潮が次第に高まってきたところである。
 そうであるにもかかわらず、動物の命を省みない政府の対応が続くならば「日本人の動物に対する意識は何も変わっていない」と国際的な非難を浴びるおそれがあり、現に海外メディアからそのような声も聞かれるところである。 

4 一方、原子力安全・保安院「緊急時情報ホームページ」の「警戒区域の設定と一時立ち入りの基本的考え方について」(4月21日付)によれば、警戒区域設定は、「20キロ圏内の安全・治安を確保するため」とされている。「安全」は放射線問題であり、また「治安」は、避難住民宅や無人店舗への侵入窃盗等の犯罪被害防止であると考えられる。
 そうであるならば、放射線に対する安全体制を備え、かつ、責任が明確であり立ち入りを認めても治安維持に支障のない動物救援の精鋭チームであれば、彼らを警戒区域内に立ち入らせても、警戒区域を設定した目的は十分達成できる。20キロ圏内の安全・治安を確保しつつ、同圏内の動物の命を守ることは十分可能である。 

5 警戒区域設定以前から、20キロ圏内に取り残されたペットや家畜の悲惨な状況について報道がなされ、世論としてもこのような動物の救済を願う声が高まっていた。警戒区域設定により、失われつつある動物の命に対する緊急性が一気に高まり、その声は強くなり、広がりを見せている。  
 よって、これらの動物の命を守るため、愛護動物をみだりに殺すことのないような、至急の判断及び措置を切望する次第である。        
                                         以 上

閉じる コメント(17)

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うれしいです。
ありがとうございました。
本当にうれしいです。
どうか間に合いますように。

2011/4/26(火) 午後 7:12 [ あんならいら ] 返信する

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アニマルフゥージ関西のホームページからきました。ほんとにありがとうございます。1秒でも早く警戒区域の動物が救われますように。 削除

2011/4/26(火) 午後 9:20 [ ゆうき ] 返信する

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ありがとうございます。動物愛護法は何のためにあるんだろうと思っていました。
防犯のためでもある警戒区域。住民の財産を守るのであれば、住民の方々の財産でもある動物達をなぜ守らないんだろう。補償だけで済む話ではないはずです。本当に一秒でも早く救うべきです。

2011/4/26(火) 午後 11:10 [ mat**abi*117 ] 返信する

キャー(。≧∇≦。)
カッコいい!!
せっせと嘆願、こちらも頑張ります!

2011/4/27(水) 午前 1:17 [ - ] 返信する

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どうぞよろしくお願い致します。
原発の事故がなかったら、今でも家族と暮らす事が出来ていた動物達です。
今回の政府の対応には怒りを感じます。
どうぞ助けてあげてください。
私も微力ながら嘆願を続けます。 削除

2011/4/27(水) 午前 2:43 [ 順子 ] 返信する

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はじめまして。自身も日立で原子力エンジニアだったことのある経営コンサルタントの大前研一氏が、今回の警戒区域設定について、公表されている放射線レベルであれば警戒区域にする必要はないと言い切っています。
http://www.youtube.com/user/BBT757program#p/a/u/0/eMEqn_vOp5w
これは国家による暴挙であり、訴訟を起していいレベルだと・・・。ご参考までに。

2011/4/27(水) 午前 4:56 [ Miyukifan ] 返信する

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ありがとうございます。本当に政府の対応には怒りを感じます。動物も大切な命、助けてあげて下さい!!よろしくお願いします。

2011/4/27(水) 午後 0:09 [ dea**hir*1116 ] 返信する

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心から要望書に賛同します。政府の矛盾、腸わたの煮えくり返る思いでいます。どうかよろしくお願いします。

2011/4/27(水) 午後 3:18 [ asu*a*15 ] 返信する

初めまして。なかなか腰を上げない行政に、愛護法を盾に訴えたいと思っても、一般市民が法的根拠を正確にまとめ上げることはなかなか難しいので、こちらの要望書は大変参考になり、有難いです。
新しい法律や法令が出来たとしても、現行の他の法律を無視したり、それに抵触してよい、というものではないですよね。
こちらの要望書を考慮してくださるよう、各機関に嘆願してみます。

2011/4/27(水) 午後 3:40 [ マイケルの姉の姉 ] 返信する

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今原子力保安院に電話し、先生の文章を理解し動物愛護法なども織り交ぜながら話をしました。
頷きながら聞いてもらい、早急に専門チームの立入許可を求めました。
先生の文章のおかげで、相手側も一応の理解はしていました。
これからも自信を持って訴えていきます! 削除

2011/4/27(水) 午後 4:34 [ ゆき ] 返信する

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杉本彩さんのブログで知りました。
法的根拠に基づいた、素晴らしい要望書。どうか、よろしくお願いします!私も、嘆願をし続けます! 削除

2011/4/28(木) 午後 0:56 [ miu ] 返信する

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コメントいただいた皆様、ありがとうございます。
引き続き、頑張ります!

2011/4/28(木) 午後 4:05 ベンゴト。 返信する

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今日は初日、犬5匹猫1匹、保護されて良かったです。明日も一匹でも多くの動物たちが保護されるように祈っています。ところで気になっているのですが、南相馬市小高のブリーダーさんの動物たちはどうしているのか心配です。

2011/4/28(木) 午後 10:10 [ dea**hir*1116 ] 返信する

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まだ命のある犬・猫たちを救うため、政府・自治体は大至急、この要望を承諾してください!時間がありません!動物愛護法は一体何のためにあるのでしょうか?今の政府・自治体の方針は犯罪行為そのものだというのが私たちの見解です。大至急この圏内の動物達を守ってください! 削除

2011/4/28(木) 午後 10:51 [ ケイティ ] 返信する

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もちろんこのような大きな力の方々にすがる思いですが、私たちが各自できる事は
上に書かれているところに私も含め一人一人が声を上げていく必要があります。私も何度もお願いのお電話をしたが、たらい回しにされたり、検討中だとか、なかなか届きません。でも、まだまだ救って頂ける命は残っている以上諦めるわけにはいきません。
みなさん、もっともっと諦めずに声を上げて頑張りましょう!

2011/5/1(日) 午前 11:40 [ sib*k*nryu_*un ] 返信する

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宜しくお願い致します。
ただ、ただ祈る事だけしかできない自分。
小さな命が頑張っているんです。そんな命を見捨てるなんて・・・
人間の為に犠牲になる動物達。動物愛護法とは一体何なのでしょう?
失った命は補償何かで戻って来るわけがありません。
いったい、命を何だと思っているのでしょう?
自分に何ができるか、試行錯誤しながら自分にできる事をやって行きたいと思います。

2011/5/2(月) 午後 9:22 [ chi*ik*u010* ] 返信する

東京に在住する者です。 本当に非力で微力ですが、動物達の役に立てることがあったら募金や活動など参加させていただきたいと思います。

2011/5/16(月) 午前 1:04 [ ベルヘザー ] 返信する

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