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数年越しで進められてきた今回の一連の法改正作業もいよいよ終わりに近づき、最後のパブリックコメントです。

件名:動物愛護管理法に係る告示の改正案に関する意見

【動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針案】
・第2−1(1)
意見内容:『法律の最も重要な目的として、』「人と動物の共生する社会の実現を図ること〜が明記された」部分につき『』を挿入。
理由:人と動物の共生社会の実現、が目的規定に新たに追加されたこと、しかも、「もって」でまとめられているように、動物愛護管理法の最も重要な目的であり、これは極めて重要な改正点であることから、基本指針においてもこの点を明らかにする必要がある。

・第2−1(1)
意見内容:「終生飼養等が明記された」→「終生飼養の努力義務等が明記された」と正確に記載すべき

・第2−2(1)
意見内容:「終生飼養の責務」→「終生飼養の努力義務」と正確に記載すべき。努力義務と責務では用語の意味が異なると考える。

・第2−2(1)
意見内容:「適切な方法による機会の確保が求められている」→削除
理由:社会的にこのような機会の確保が求められているか不明である。現行規定の言い回しから変更する必要があるのか疑問である。

・第2−2(1)▲
意見内容:「終生飼養や適切な繁殖制限措置」→「愛護動物の遺棄は刑罰をもって禁止されていること」も例示すべき
理由:遺棄しないことは、終生飼養の裏返しであることから、終生飼養と同様に重要であり、明記する必要がある。 

・第2−2(1)▲
意見内容:「動物とのふれあい事業の推進にあたっては」→「推進」は不要

・第2−2(2)
意見内容:殺処分率の「減少」→具体的な数値目標を設定すべき

・第2−2(2)
意見内容:引取り数の数値目標について、犬と猫を分けて設定すべき。

・第2−2(2)▲
意見内容:「虐待の具体的事例が明記」→「虐待に該当する具体的な行為が例示」
理由:「事例」とは具体的なケースのことであり、用語として正確ではない。また、「その他の虐待」とあることから、条文で示された具体的行為類型は例示列挙である。

・第2−2(2)▲
意見内容:「殺傷、虐待等の罰則が強化された」→適正飼養の推進という趣旨からは、殺傷や虐待よりも「遺棄」の方が心理的な抵抗が少なく、行われやすいと考えられるので、「遺棄」も含めるべき。

・第2−2(10)
意見内容:「日本における犬猫等の流通及び飼養実態を踏まえた」科学的知見→「」を削除
理由:「流通や飼養実態」の意味が明確でない。例えば、幼齢犬猫を親から離す時期の調査研究について、既存の販売形態や子犬を好む購入者層の意識も考慮すべきとの趣旨であるならば、適切でない。あくまでも動物の福祉、動物の健全育成の観点からの科学的知見が集積されるべき。

・第2−2(10)▲
意見内容:「国内における遺棄、虐待の罰則」→ 「国内における殺傷、虐待、遺棄の罰則」とする
理由;刑事処分が科された殺傷事件もそれなりの数があり、外れる理由はない。順番は、条文どおり。

【家庭動物等の飼養及び保管に関する基準の改正素案】
・第3−2(2)
意見内容:「自らが〜飼養及び保管することは虐待となるおそれがあることを十分認識し」→「おそれ」を削除する。
理由:虐待の構成要件を引用しているのであれば、虐待の「おそれ」ではなく、虐待であるのだから、「虐待となることを十分認識し」が適切である。「第4−2」の改正案は、同じく構成要件を引用した上で、「虐待に該当すること」とあることとの整合性からも「おそれ」は不要である。

・第3−9
 意見内容:「できるだけ同行避難〜に努めること」→改正案から「できるだけ」を削除
理由:「努めること」の文言の中に「できるだけ」の趣旨は含まれており、重ねる必要がないため。

・第5−4
 意見内容:「原則として」を削除する改正案には賛成。繁殖制限措置を講じる義務の違反について、罰則を設けるべき。
 理由:どのような場面が例外か不明確であった「原則として」が削除され、外飼いの猫について繁殖制限措置の規制が明確にされたことで、幼猫の引取りおよび殺処分数の減少に寄与することが期待できる。これをより効果的に機能させるには、違反行為についてのペナルティ(いきなり刑罰とできなくとも、勧告→命令→命令違反の罰金など)が必要である。

【展示動物の飼養及び保管に関する基準の改正素案】
・第1−2
 意見内容:「その飼養については限定的」→「飼養」が「限定的」というのは用語として違和感があり、「制限的」など適切な言い回しを選択すべき。
 
・第3−1(1)ク
 意見内容:「原則として」を削除する。
 理由:「原則として」では不明確であり、いわゆる猫カフェの適用除外を想定しているのであれば、その規定を明記すべき。 

【実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準の改正素案】
・第1−4
 意見内容:「可能な限り」を削除する。
 理由:「努めること」の文言の中に「可能な限り」の趣旨は含まれており、同様の意味を有する用語を重ねる必要はない。

【動物が事故の所有に係るものであることを明らかにするための措置についての改正素案】
・第1
 意見内容:「非常災害時に」の「非常」を削除する。
 理由:落雷等で逸走する事例も相当数あり、「非常災害」に限定する必要はない。

・第6
 意見内容:「有する所有情報」を「保有する所有情報」に訂正する。
 理由:用語の適切さ。

【犬及びねこの引取り並びに負傷動物等の収容に関する措置についての改正素案】
・第1−1
 意見内容:「住民への便宜を考慮するとともに」を削除する。
 理由:終生飼養の努力義務が法律に明記されたこと、法35条に「殺処分がなくなることを目指して」との文言が明記されたこと、引取りを拒むことができる場面を法律上定めたこと、引取り数、殺処分数のさらなる減少を目標とする基本指針の定めと、引取りを容易にさせる方向の「住民への便宜を考慮する」との文言は明らかに整合せず、異質の内容である。

・第3−5
 意見内容:「不妊又は去勢措置が確実に行われるようにするための措置」については「講じるように努める」ではなく、「講じる」とする。
 理由:都道府県等から保管動物が譲渡する際に不妊去勢が確実にされていなければ、不適切な飼養により動物の数が増え、引取りを求める事態になるおそれがあるため。

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