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ヤフーブログの終了に先立ち、
ブログの投稿をアメーバブログに 切り替えます。 それにともない、また体調不良もあり、 申し訳ありませんが 投稿の頻度を下げさせていただきます。 アメーバブログでのアドレスは、 https://ameblo.jp/oxalidaceae/です。 宜しくお願い致します。 |

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こんにちは、ゲストさん
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ヤフーブログの終了に先立ち、
ブログの投稿をアメーバブログに 切り替えます。 それにともない、また体調不良もあり、 申し訳ありませんが 投稿の頻度を下げさせていただきます。 アメーバブログでのアドレスは、 https://ameblo.jp/oxalidaceae/です。 宜しくお願い致します。 |
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長い長い夢の
霧に包まれた海を経て 儚い夢から覚めるとき それは突き刺さる 割れたガラスの破片のように この身に訪れ この世界は 美しいものではなく むしろ 醜い衣や 救いようのない臭いを纏って 目の前に立ち現れる あらゆる命が 命として存立することは 常に 残酷と表裏一体で それは野生においても 文明の中に在っても 同じであって そのことが見えずに あるいは そのことを見るまいとして 私は長い間 濃い霧に包まれた 茫漠とした夢の海路を 独り彷徨っていた 割れたガラスの破片が 突き刺さる |
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暗闇の中を
一匹の蝶が舞っている いやそれとも 暗い深海を漂う 一匹の海鞘だろうか 地の底から あるいは 海の底深くから 幾千万もの 青白い糸の如き触手が ざわめきながら 湧き立ち そのか細い尖端の 一つ一つより 真珠のような気泡が あるいは 羽毛のような薄片が 次々と紡ぎ出され 夥しい数の 群れとなって 上へ上へと昇りつつ 軽やかながらも 不協和音の音楽を 奏で始める 不規則な星座のような 軽躁なその音楽は 私の視線を あやとりのように 絡めとり 不定形に蠢きながら 遥か上方に揺らめいている 朧な光に吸い込まれるように 去っていった 一匹だけ残された蝶 あるいは海鞘は 一時の喧騒に その存在を 揺るがされることなく ただ 鈍く 淡く 白く光っていた |
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僕はいつも
僕の影を見おろしている 僕はいつも 俯いて歩いているから 夏も冬も 日の出る前の朝も 日の落ちた後の夜も いつも見慣れた 僕のシルエットは同じ形で それは僕の形をした 光の不在 光の充溢の中に空いた 空虚な穴 光の切断により その切断の投影により 与えれた形 光の充溢と不在との 境界にこそ 真の「無」がある 無が全き暗黒の口を開けて 陥る者を待っている 僕の影は 真の無により縁取られている それは 非存在の怨嗟 存在に切断された光の 形相と化した痛み シルエットの淵より 無数の微細な手が伸びてくる 僕も影の怨嗟を 宥めようと 鎮めようと手を伸ばす でもその手は何にも触れない 無数の微細な手も 光を掴むことはない 決してふれあうことなく 交わることなく 越えられぬ断層に 僕はいつも俯く 僕はいつも 僕の形を写した 影を見おろしている |
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西の空低く
冷徹な夕日が 雲間から 赤い眼を覗かせて 私の絶望と 姑息さを じっと見ている 血のような 赤い瞳で 茫洋として 収拾のつかない 迷妄のような 雲の間から 私の逃げ場を 奪うように 私の弁明を 裁ち切るように 突き刺してくる 深紅の視線に 私は 血の逆流するかの如く あらゆる骨の軋むかの如く 綻びた自我から 漂泊した精神の 引き摺られた跡が 血のように 赤く染まりゆくとき 己の精神を代償として 脱け殻となった 私の存在は透明となり 西の空低く覗く 冷酷な夕日の赤い眼から 逃避したのだ |
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