スパルタ指導・暴力指導

スパルタ指導・暴力・暴言指導について考える

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先日、アメフト部員が集団でのぞきをしたとの残念な報道がありました。
なぜ集団でそんなことをしてしまったのか、一人くらい止める者はいなかったのか、疑問の残ることばかりです。(記事は下記をご参照ください。)


部員30人「集団のぞき」発覚 早大アメフトだけじゃない
 体育会 ハチャメチャ合宿
創部80年を誇る名門チームでオソマツな不祥事が発覚した。
8月に新潟県妙高市で合宿中、部員30人が女子風呂をのぞいて10日間の活動停止処分となった早稲田大学のアメリカンフットボール部。過去10年で2度の甲子園ボウル(全日本選手権)に出場した強豪として知られるが、築き上げてきた名声は、今回の「集団のぞき事件」で吹っ飛ぶだろう。
入浴中の女性がいたのかは不明だが、筋骨隆々の男たちが集団で風呂場をのぞく姿なんて、想像しただけでおぞましい。
体育会の合宿中のワイセツ事件は、今年3月にも起きている。大阪国際大サッカー部が合宿先の香川県高松市内の旅館で、20代の女性に酒を飲ませて集団で強姦し、集団準強姦容疑で逮捕、起訴されたのだ。体育会は合宿先で不祥事を起こすケースがなぜ多いのか。
「例えば、夏のラグビーの合宿地として知られる長野・菅平では、宿舎のペンションやホテルで働く女子高生や女子大生の間で『合宿部員と飲むとヤラれる』なんて会話が交わされていると聞く。体重100キロ前後のラガーマンに集団で押さえ込まれたらまず、逃げられないし、彼らの飲む量はハンパじゃないからです。犯罪までいかなくても、結構ハチャメチャをやっている部員はいる。男だけの環境に1週間も2週間も閉じ込められ、厳しい練習が続き、ストレス発散の場もない。だから酒に酔ったりすると一気に暴発するのです」(スポーツジャーナリスト)
 
<もう大学PRには使えない>
体育会の厳しい規律も集団不祥事の背景にあるとみるのが、明大講師の関修氏(心理学)だ。
「厳しい上下関係や規律がある体育会では、軍隊のように絶対服従です。その傾向は、特に集団競技ほど強くなります。個人の規範意識や自己は、集団と同化することで薄れていき、規律や命令に従うことを何よりも優先させる。その結果、規律や命令の中身の善悪を判断せず、集団行動することがいいこと――と考えるようになるのです」体育会をPR活動に利用してきた大学も、そろそろ特別扱いを見直す時期に来ているんじゃないか。【2012年9月21日日刊ゲンダイ】


ここでは焦点がぼけるので、事件の内容には触れませんが、頻繁に起きる<集団不祥事>そのものを減らすにはどうすれば良いか考えてみたいと思います。
 
記事内で明大講師の関修氏(心理学)が仰るには、「体育会の厳しい上下関係や規律が<集団不祥事>の背景のひとつにある」との見方をしています。
ならば「スポーツ指導」と「厳しい上下関係や規律」を切り離すことはできないでしょうか?
完全に切り離すことができないまでも、「厳しい上下関係や規律」の影響をなるべく受けないような「組織のあり方」はないでしょうか?
 
以前カナダの知人から、「日本人は家父長制的な対人関係が強い(身体にしみついている)」ような事を言われたのを思い出しました。
家族、社会、部活など、あらゆる組織で、多かれ少なかれその思想が存在します。
家父長制には年長者に敬意を払うという良い面がある一方で、年少者や新人というだけで対等に扱われないというのもよく見かける光景です。
しかしスポーツは、プロのように戦うステージが高ければ高いほど実力主義が色濃く出てきます。たとえ年長者でも、実力が劣れば新人が起用されるのが常です。
もちろん、うまく組織に溶け込む必要はありますが試合では上下関係はありません。
欧米の人たちは、私生活でも日本ほど極端に上下関係を気にしている風はありませんので、そういった意味ではスポーツ向きな気風なのかもれませんね。
 
■問題は学生の間と言う気がします。
プロになってしまえば、実力主義ですから「厳しい上下関係」は薄らぎます。確かにプロの人達が集団で犯罪を犯したなんて話はあまり聞きません。
しかし学生の間は、部活動は学校生活の一部ですから、「厳しい上下関係や規律」の影響をもろに受けることになります。
さらに学校の指導者は『レギュラーは、練習態度や挨拶・校則違反が無いかで決める』という方が多く存在します。
スポーツ競技なのに、生活態度が重視されるのです。
この発言からは、「スポーツ指導」が「生徒指導」になっている(利用されている)ように感じます。
 
学校でスポーツをやる以上、それは仕方のない事かも知れませんが、スポーツの一層の発展や不祥事のリスク回避を考えれば、学校は「(本格的な)スポーツ指導」と距離を置くことを模索する時期に来ているように思います。

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「チームワーク」の概念が、私生活にまで、持ち越されてるような気がします。

学生時代、私のいたチームは、練習が終わると後は、個人個人になっていました。

でも、チームワークはよかったですよ(今でも、付き合いがあります)

下の代は、何をするにも、一緒でした。

まっ、認められるものが無い時は、「学年が上」にすがらざるを得ませんものね。

そんなんが、あるのじゃないでしょうか。

2012/11/20(火) 午後 10:03 [ post ]

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postさんの仰るとおり、「チームワーク」をどのように取るか、人(チーム)それぞれ違う訳ですね。仲間との関係性を練習や試合などのプレイで作る(信頼を得る)のか、私生活で作るのか...。
考えさせられますね。ありがとうございます。

2012/11/21(水) 午後 4:59 [ 真摯って? ]


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