スパルタ指導・暴力指導

スパルタ指導・暴力・暴言指導について考える

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スポーツ指導において「愛情や人間関係が子供達としっかり出来ていれば、多少の暴力(暴言も含む)は許される」と考えている指導者は多いことでしょう。
 
夏にテレビ東京で、不良生徒に柔道を教え、就任3年目で全国優勝へ導いたというヤンキー先生の番組を見ての感想です。わたしも感動して見させていただきました。
この番組は、20年以上前に放送された「スクールウォーズ」とも重なります。
不良たちをラグビーで花園へと導く実話を基にした話です。先生役の山下真司氏が泣きながら生徒達を殴るシーンが印象的でした。
こういった番組を見てきた我々世代は、「スポーツとは、先生とは、こうあるべきだ!」「熱血だ!」と強く思っています。(笑)
指導を受けた生徒自身も、この先生と出会えて本当に良かったと思っていることでしょう。
そんな状況下で、あえて一石を投じたいと思います。
 
■わたしの中では「スポーツ指導」と「生徒指導」は別と考えています
上記2つの番組は、一見「スポーツ指導」をしているように見えますが、内容は生徒達を真っ当な道へと導く「生徒指導」ではないかと思っています。
広い意味では、「金八先生」や「ごくせん」などの学園ドラマの一つです。
言わば「スポーツ」を利用した「生徒指導」と言った感じです。
テレビの中では、先生が生徒と密接に関わる部分がたくさん出てきます。子供たちと体当たりで指導されているのが伝わってきます。
荒れている子や家庭に問題を抱えている子など、彼らと向き合うために一生懸命です。それはまさに「生徒指導」ではないでしょうか。
視点を変えると、テレビではハードな練習風景の描写はよく出てきましたが、その練習方法が理にかなっているかどうかは放送されませんでした。その部分が本来「スポーツ指導」だと思います。
百歩譲って「生徒指導」では多少の暴力(暴言も含む)は止むを得ないとしても、やはり「スポーツ指導」では暴力は必要ないと思います。
前回のブログでも書きましたが、学校で行われている「スポーツ指導」では「生徒指導」と重なってしまうのも仕方のない事かも知れません。
なぜなら学校の一番の目的は、子供達の健全な育成であって、スポーツの発展ではないのですから。
指導者自身も気付かないうちに「スポーツ」を「生徒指導」に使ってきたのかも知れませんね。

■「人間関係が出来ていれば暴力は許される」という考えでは、
  子供たちの死傷する事件・事故は無くならない
指導者や先輩からの暴力によって死傷した事件の加害者の言い分のほとんどが指導やしつけの一環だったことを強調します。
「愛があれば殴ってもいい」というのでは暴力が無くなった訳ではないので、万が一の事故は防げません。(それこそ力加減の話でもありません。)
 
以前、「Mr.サンデー」の番組内で、木村太郎氏が、大津のいじめ問題に触れ、「アメリカではいじめは加害者の問題としてとらえている」と言う発言がありました。
日本では、「いじめた加害者も悪いが、いじめられた被害者にも問題があるのでは?」といった曖昧な捉え方が否めませんでした。確かに現実はそうかもしれませんが、それでは処罰のしようがなく曖昧なまま終息してしまうのが現状でした。
しかし大津の事件以降、日本でも加害者の問題として捉える傾向になり、加害者側に厳しい見方が相次いだことから、いじめの抑止に繋がってきたと思っています。
スポーツ指導においても同じだと思います。たとえ子供側に問題があったとしても、「スポーツは生徒指導ではないのですから暴力はいけない!」としなければ、子供たちの死傷する事件・事故は減らないでしょう。
 
 
余談ですが、いじめの原因が、被害者の「不潔」や「容姿(アメリカでは肌の色など)」「障害」だったりすることも少なくありません。自分のせいではなく家庭の問題だったり生まれつきだったりする場合もあります。
よって処罰の対象が明確に加害者側にあるとする考え方に合理性を感じます。
世界に羽ばたいていく子供達は、これから様々な人たちと出会うことでしょう。そこで良好な関係を築くには他人を受け入れる多様性(ダイバシティ)を身に付けて行かなければなりません。布いてはそれが人権教育にも通じることだと考えています。

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私は、叩くことを否定する者ではありません(まっ、叩いたことはありませんけど)

大事なのは、その原因が何処にあるか、では無いでしょうか。

たいていは、怒りであり、それは指導者に起因するものですから、許されるはずがありません。

自分の思い通りにならないと怒るのも、自分に起因する指導力の無さですからね。

スポ根ドラマにおける暴力についても、その辺は明確に区別されてると思うのですが。

そんなこと考えずに、現象だけ捕らえて、「許される」と勘違いする指導者の、なんと多いことか。

まずは、怒りをコントロールするテクニックを得て欲しいですね。

と、考えてくると、叩く理由が見つかりませんが・・・・・

2012/12/5(水) 午後 9:34 [ post ]

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postさん いつもありがとうございます。
スポーツ指導において、叩くことを否定しないと言うのは私とスタンスが異なるようですが、同じくスポーツ指導において、子供達を叩く理由が見つからないと言うのに全くもって同感です。

2012/12/11(火) 午前 9:14 [ 真摯って? ]


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