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やはり、指導の一環ではなく、先生の機嫌で怒っていた事実が、第三者委員会の報告で明らかになりました。(前回のブログ参照)
選手達にとっては、練習と関係のないストレスが、常にのしかかっていたことになります。見方を変えれば指導者自身が気づかないうちに、選手達の足を引っ張っていたことになります。「選手達のため・指導の一環だった」と言っていた元監督の言葉が空しく甦ります。
前にも言いましたが、スポーツには「プレーヤーズファースト(選手優先)」と言う言葉があります。
スポーツは、選手達が主語です。指導者ではありません。指導者のやり方に選手を合わせることよりも、選手達の気持ちが優先します。常に選手達のためにどうすれば良いかを考えるのが本来の姿だと思います。 その考え方から行くと、選手達のやる気をこんなにも無くしてしまうと言うことは、指導の失敗と受け取れます。
そんな状況下でも、日本代表として戦っていた選手達に、心から敬意を払わずにはいられません。
日本のトップチームで、このような指導が継続され、自助作用も働かなかったと言うことは、これからスポーツをやろうと言う子供達にとって、柔道は魅力を感じないものに映ることでしょう。
すでに本家である日本よりフランスの方が競技人口が多いそうですが、柔道連盟もまた、自分達で気付かないうちに、競技人口を減らしていたのかも知れませんね。 体罰容認派の人達も、「自分には体罰OKでも、後進の指導には使わないでくれ」と、発言してくれると嬉しいのですが。
【柔道】第三者委報告で選手肉声「先生の機嫌が悪いとたたかれる」
柔道女子日本代表ら15選手への暴力問題を検証した全日本柔道連盟の第三者委員会は12日、問題点と今後の提言を盛り込んだ報告書を全柔連の上村春樹会長(62)に提出した。同委員会の調査では、複数の選手が恒常的に暴力を受けていたことなど女子選手の肉声が初めて明らかになった。
女子選手へヒアリングを行った委員は、「先生(指導者)の機嫌が悪いと仲間がたたかれる。生きていくために慣れ、順応していくしかないと、自分たちで解決していた」と代表合宿での異様な雰囲気を告白された。香山委員も「『死ね』は、あいさつがわりだったと聞いている」と明かした。 今回の訴えに関し、高橋委員は「暴力問題はその一部。暴力を認める人が(現場指導者の)上にいたことなど、組織に多くの問題があった」と語った。選手はシグナルを送っていたが、全柔連に聞き入れられず、日本オリンピック委員会(JOC)への告発という行動に踏み切ったという。 第三者委は原稿用紙60枚分の報告書で「幹部にすら、指導過程上の暴力は許されると考える者が存在した疑いがある」と旧態依然とした組織を批判。女性理事の登用や法曹界など外部有識者の執行部入りを提言した。笠間委員長は「柔道界は自分たちで培ってきた伝統に頭の中が支配されている。外の風を入れることが大切だ」と批判。さらに「大きな不祥事が起きた場合、組織のトップは調査、解明を行い、自らの責任も含めた対応をとる必要がある」と上村会長の責任にも言及した。 2013.3.13 スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20130312-OHT1T00263.htm |
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監督の顔色を伺うことに腐心していたのでは、実力の半分も出せませんね。
ましてや、伸びることなど、期待できません。
私は「死ね!」と言う人格者に、出会ったことがありません。
いやはや・・・・・・・
2013/3/14(木) 午後 8:39 [ post ]
postさん いつもありがとうございます。
確かに「死ね」などと言う言葉を指導者が指導の一環で軽々しく使って良いはずがありません。
そんな言葉を日常的に使っていたにも関わらず、今回告発をした15人の選手達以外には、谷亮子氏をはじめ、この指導者の「体罰」に、何の問題意識を持たなかった選手達がおり、それどころか熱心な指導者だと擁護していたというのですから。
結果としてその認識の甘さが、体罰容認と言った間違ったメッセージとなり子供達に発っせられてしまった事を重く受け止めなければならないと思います。
2013/3/15(金) 午後 7:24 [ 真摯って? ]
ご無沙汰しております
以前書き込みをさせてもらった者です。
思うに昔は軍隊帰りの人間が多かったことも暴力指導がはびこる原因の一つではないかと思います。
その昔、全力疾走を定着させたある高校野球の監督もその手合いでして、とある試合で全力疾走を怠った生徒を一喝したのみならず往復ビンタを食らわした上投げつけて踏んづけるという蛮行を行ったといいます。
その御仁は後々夏の甲子園で全国制覇を達成したそうですから呆れるばかりです。
2013/3/18(月) 午後 4:18 [ だろ兵衛 ]
だろ兵衛さん ご無沙汰しております。そして書き込みありがとうございます。
その野球部監督の話ですが、まさに今問題とされている体罰容認派の最たるケースと言った感じですね。
私は練習内容と指導者の言動は分けて考えているので、百歩譲って、甲子園で優勝できたのは、その練習メニューや練習量であって、指導者の暴力的な言動ではなかったと信じたいです。
2013/3/18(月) 午後 7:36 [ 真摯って? ]
宮崎県の芦塚道場の暴力はすごい。果たして小学生相手にまともな指導といえるのだろうか?
2013/4/10(水) 午前 1:34 [ 華 ]
華さん コメントありがとうございます。
また返信が遅くなり申し訳ございませんでした。
私は「宮崎県芦塚道場」の事は貴兄のコメントで初めて知りました。
もし暴力を使って子供達と接しているのなら、先日自殺者を出した桜宮校バスケ部顧問の体罰問題と同じ議論になるように思います。危険と隣り合わせの指導は、子供達にとってリスクが高いように思います。この事件を教訓として、決して同じことを繰り返して欲しくはありませんね。
2013/4/15(月) 午前 10:19 [ 真摯って? ]