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昨日のNHK「仕事の流儀」という番組で、麻薬探知犬育成の仕事ぶりを観ました。
そこには言葉が通じない相手だからこそ、本気で犬達の気持ちを察し、どんな犬でも一流へと導こうとするプロ達の葛藤が描かれていました。 ワクワク感が集中力を引き出す 犬達は麻薬発見後の度に「遊び」がないと、すぐに訓練意欲が低下してしまうと言います。 そのためモチベーションを上げるため、毎日、毎回、犬をワクワクさせなければならないそうです。 「遊び」が楽しいと、犬は麻薬を必死に探そうとし、夢中になると自然と集中力が養われ、かすかな匂いも見逃さない優秀な麻薬探知犬になっていくそうです。 できないのは犬のせいではなく、 その犬にピッタリの訓練方法を人間が編み出せていないから
人間と同じで、当然犬それぞれに性格があります。 臭覚だけでなく視覚を頼りに探そうとしてしまう犬や、落ち着きがない犬など様々です。 訓練師は、視覚に頼ってしまう犬には、暗闇の中で探させたり、落ち着きのない犬には、より興味を引くような遊び道具を与えたりと趣向を凝らし、常に犬達を高みへと導いていきます。怒って従わせるようなことは一切ありません。 犬達は、人間のように、怒られて怒られてそれでも最後に満足感を得られるようにはできていないのだそうです。
よって訓練師は、犬の性格や好みに合わせて、常に仕掛けや工夫をしていかなければならないので大変です。
しかしそこに流れる共通の思いは「悪いのは犬ではなく能力を開花させてあげることができない人間の方」と言う考え方です。
一つ一つの訓練から、その瞬間の犬の気持ちを感じ取ろうとし、すぐに次の訓練に工夫を加えて犬の集中力を引き出そうとするその姿勢は、究極の「プレーヤーズファースト(選手優先)」の姿のようです。 一見、スポーツの現場とは関わりのないところで、本物達が究極の選手優先の考え方を黙々と実行している事に、驚きと称賛を隠し得ませんでした。 ※下記日程で再放送予定らしいです。ご興味のある方はどうぞご覧ください。
追伸 今回は麻薬探知犬の育成でしたが、その他の動物の訓練ではどうなのでしょうか。サーカスなどでライオンを鞭で叩くシーンなどがイメージとしてあります。
また番組内では「調教や調教師」と言う言葉は使われませんでした。 一般に犬や馬、猿、イルカなどの動物を訓練する場合には「調教」と言う言葉が使われてるように思います。… 各々の動物と、どう接しているのか興味のあるところです。 |
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